7月7日 体育の授業
 男女対抗リレー勝負に負けた女子は、夏休みまでの間、学校では常に下半身裸でいることを約束させられていた。
 それは通常授業のときだけでに限ったものではなく、体育などの授業であっても変わることはない。
 たとえそれが屋外のグラウンドで行われる体育の授業であっても、女子たちは体操服の上だけを身に着けた下半身スッポンポンの姿で授業に臨まなければならないのである。

 しかも、これまでは女子が体操服に着替えるときは男子が教室の外に出ることになっていたが、今では男子たちが見ている前で女子が着替えることになっていた。
 女子たちは男子たちに囲まれながら、上半身ブラジャーに下半身裸というあられもない姿を晒し、体操服に着替えなければならない。
 加えて、この日は非常に暑い中での屋外授業ということで、熱中症対策として女子はブラジャーなどの下着を脱ぎ、上半身はTシャツ一枚のみで授業を受けることとされた。
 そのため女子たちは教室で下半身だけではなく上半身も裸になり、アソコやお尻に加えて淡く膨らんだ胸や乳首も露にして、
靴下と上履きのみの素っ裸の格好を男子たちに見られてからTシャツを身に着けるという辱めを受けたのだった。

 この日の体育の授業は、走り幅跳びである。
 グラウンドを助走して、身体を伸ばし、大きく脚を広げてジャンプしなければならない。
 それは、下半身裸で女の子の恥ずかしいところを露にした格好で臨むには恥ずかし過ぎるものであった。





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