7月8日 マラソン大会
 男女対抗リレー勝負に負けた日から、5年1組の女子は、夏休みまでの間、男子たちの言いなりになることを誓わされ、学校では常に下半身裸でいることを義務づけられた。
 ただでさえ、毎日恥ずかしい姿での学校生活を強いられている5年1組の女子たちだが、学校行事があるときには、さらに恥ずかしい思いをさせられることになるのである。
 ほかのクラスの人たちがいる中で、それとバレないように、女子たちは辱められていく。
 マラソン大会の日も例外ではなく、全校の生徒がいる中、そして学校の敷地外のコースを走らなければならないという状況にあっても、女子たちが辱めから逃れることはできないのだった。






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