7月12日 家庭科の授業
 男女対抗リレー勝負に負けた女子は、夏休みまでの間、男子たちの言いなりになることを誓わされ、夏休みまでの間、学校では下半身裸でいることを約束させられた。
 普段の授業中でも羞恥に頬を赤らめ表情をゆがめる女子たちだったが、教室を出て行われる実技系の授業では、さらに輪をかけた羞恥を強いられる。

 この日、家庭科の授業で調理実習が行われた。
 女子たちは、男子たちに命じられて、下半身だけではなく上の服も脱ぎ、靴と靴下だけを残した素っ裸になった上で、エプロン1枚を身に着ける、いわゆる「裸エプロン」の格好で家庭科の授業を受けることになった。
 普段の下半身露出とはまた違った羞恥を覚えるこの格好に、女子たちは顔をうつむかせることしかできない。
 お尻を手で隠さないこと、エプロンをめくる男子の邪魔をしてはいけないこと、エプロンをめくられて露出した女の子の大事なところを手で隠さないこと……を命令された女子たちは、いつも以上の恥ずかしさを覚えながら、家庭科室へと足を踏み入れたのだった。





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