道徳の時間14
●道徳の時間14
ふいに真帆が目配せをしてきた。
見ると、教室から1年生が首だけ出してこちらを覗いている。
教室から出たいのだろう。その機会を伺っているようだ。
でも、男子たちに見とがめられるのが嫌で出るに出れないでいるようだ。
「あの。お、お願いします。トイレに行かせてください。わたし。おしっこが、もう……」と、真帆が男子たちに訴えた。
すぐに真帆の意図に気づいた。邪魔な男子たちをトイレに連れて行こうというわけだ。
「わたしも行きたいです。お願いします」
わたしに続いて、優紀子も乃梨香も亜美も訴えた。
「全員かよ。女ってのはなんで連れ立って行きたがるんだろな」
うまくいくと思った。しかし。
「めんどうだな。トイレまで遠いし。そうだ。ここでやらせようぜ」
「そんな……。お願い……。行かせて」
しかし、男子という生き物は女子がお願いすればするほど言うことを聞いてくれない。困らせたいのだ。
わたしたちは絶頂の真偽検査の後、またさっきのように壁際に並ばされた。
脚を開いてお尻を突き出した格好。男子たちがメス豚スタイルと笑っている。
並び直されるときにわずかだが教室から距離をとった。
なんとかして1年生たちを逃がしてやりたい。
「ほら。させてやるから気の利いた挨拶でもしてみろよ」
パチンとお尻が叩かれた。
オナニーは胸だけでやれと言われた。
スマホを向けられた。24時間連続オナニー中の排泄は、証拠として撮影することと決められているのだ。
わたしは、2年生のときの道徳の授業を思い出していた。
言われたことを「はい」と答えて従うのは当たり前。
でもそれだけなら三流。常に相手を楽しませることを考えなさい。
例えば、「はい」だけでなく効果的な挨拶をすること。相手の望みをいち早く察知してその方向でお願いしなさい、と。
どういう文言が効果的か。言い方。姿勢。そういうものを勉強させられた。屈辱的な哀しい勉強を。
「わたしたち5匹のメス豚が、オナニーでイッたばかりのおまんこからオシッコを垂れ流す惨めな姿をどうぞご覧ください」
男子たちがいやらしく笑った。
全員同時に出せと言われた。おっぱいオナニーの手を止めるなと言われた。ブタの鳴き声も忘れるなとも。
わたしは鳴きながらみんなの様子を見る。
真帆が頷いて鳴いた。優紀子も頷いて鳴いた。少し遅れて乃梨香も頷いて鳴いた。最後に亜美が頷いて鳴いた。
「ブ、ブッヒー!」
わたしは一声高く鳴いた。みんなへの合図。同時に力を抜く。体内から尿が出ていく。
お尻を突き出した格好で並んだわたしたち5人は、ブタの鳴き声を上げながらオシッコを漏らし、乳房を両手で愛撫しながらお尻まで振って見せねばならなかった。
ふいに真帆が目配せをしてきた。
見ると、教室から1年生が首だけ出してこちらを覗いている。
教室から出たいのだろう。その機会を伺っているようだ。
でも、男子たちに見とがめられるのが嫌で出るに出れないでいるようだ。
「あの。お、お願いします。トイレに行かせてください。わたし。おしっこが、もう……」と、真帆が男子たちに訴えた。
すぐに真帆の意図に気づいた。邪魔な男子たちをトイレに連れて行こうというわけだ。
「わたしも行きたいです。お願いします」
わたしに続いて、優紀子も乃梨香も亜美も訴えた。
「全員かよ。女ってのはなんで連れ立って行きたがるんだろな」
うまくいくと思った。しかし。
「めんどうだな。トイレまで遠いし。そうだ。ここでやらせようぜ」
「そんな……。お願い……。行かせて」
しかし、男子という生き物は女子がお願いすればするほど言うことを聞いてくれない。困らせたいのだ。
わたしたちは絶頂の真偽検査の後、またさっきのように壁際に並ばされた。
脚を開いてお尻を突き出した格好。男子たちがメス豚スタイルと笑っている。
並び直されるときにわずかだが教室から距離をとった。
なんとかして1年生たちを逃がしてやりたい。
「ほら。させてやるから気の利いた挨拶でもしてみろよ」
パチンとお尻が叩かれた。
オナニーは胸だけでやれと言われた。
スマホを向けられた。24時間連続オナニー中の排泄は、証拠として撮影することと決められているのだ。
わたしは、2年生のときの道徳の授業を思い出していた。
言われたことを「はい」と答えて従うのは当たり前。
でもそれだけなら三流。常に相手を楽しませることを考えなさい。
例えば、「はい」だけでなく効果的な挨拶をすること。相手の望みをいち早く察知してその方向でお願いしなさい、と。
どういう文言が効果的か。言い方。姿勢。そういうものを勉強させられた。屈辱的な哀しい勉強を。
「わたしたち5匹のメス豚が、オナニーでイッたばかりのおまんこからオシッコを垂れ流す惨めな姿をどうぞご覧ください」
男子たちがいやらしく笑った。
全員同時に出せと言われた。おっぱいオナニーの手を止めるなと言われた。ブタの鳴き声も忘れるなとも。
わたしは鳴きながらみんなの様子を見る。
真帆が頷いて鳴いた。優紀子も頷いて鳴いた。少し遅れて乃梨香も頷いて鳴いた。最後に亜美が頷いて鳴いた。
「ブ、ブッヒー!」
わたしは一声高く鳴いた。みんなへの合図。同時に力を抜く。体内から尿が出ていく。
お尻を突き出した格好で並んだわたしたち5人は、ブタの鳴き声を上げながらオシッコを漏らし、乳房を両手で愛撫しながらお尻まで振って見せねばならなかった。
道徳の時間13
●道徳の時間13
4人は男子たちの隙をついてそれぞれが1年生女子たちに励ましと慈愛のこもった笑顔を送り、手を振り、真帆はウインクも送った。彼女が私たちの中で1番ウインクが上手かったのだ。
わたしたち5人は男子に廊下の壁際に並ばされた。
中央がわたし。それは偶然にもわたしたちが1年生のときに道徳の時間に並ばされた並びと一緒だった。
脚をいっぱいに開いて腰を直角に曲げて顔を壁に押し付けて支える。四つ足のような格好だ。手は、忙しくアソコを弄っている。
淫乱ブタ女共と、なじられた。
ブタにふさわしいオナニーをしてみろよ。と、言われた。
「ブヒー」
「ブヒー」
「ブヒー」
「ブヒー」
「ブヒー」
5人で鳴いた。オナニーをしている間、休まずに鳴き続けろと、言われた。「ブヒー」以外の鳴き声は禁止された。
その状態で右手の人差し指1本だけでオナニーをしなければならない。
5人同時にイケたら一人当たり5本の線を引いてやると言われた。
学園女子に「いいえ」はない。わたしは初めて受けた道徳の授業を思い出していた。
もどかしくてたまらない。せめて2本の指を使えれば肉芽をつまむこともできる。
1本では挿入しても物足りない。自然と刺激を補うためにお尻を振るしかなくなった。
そんな様子を見て男子たちは笑っている。
しかも常に「ブヒー」と鳴き続けねばならない。惨めさや屈辱感もそうだが、なにより5人で息を合わせづらい。
男子も3年生にまでなればいろいろな嬲り方を考えるものだと、憎悪しながらヘンに感心した。
しかし、女子の方でも対策はしている。
並んで息を合わせてイッてみせろということは何度かさせられている。
その場合、だれに合わせるのかが問題になるので、真ん中の子に合わせようという合意をしていた。
つまり今回の場合、わたしが指標となるのだ。
わたしは4人の鳴き声を注意深く聞き分け、自分が突出しないように指を使い、尻を振って、快楽をコントロールした。
男子たちがゲラゲラ笑っている。本物のブタ以下だな、こいつらと言われた。
そうかもしれない。どこの世界にこんなみじめなことをする14歳の女の子がいるだろう。
ブタでも一列に並んでのオナニーなんて強要されない。
でも……。
わたしには彼女たちがいる。いてくれる。
2年生のときにみんなで話したとりとめのない話を思い出した。
そのとき乃梨香はひどく屈辱的な目に遭って憤慨し、もし生まれ変わったら絶対にこんな学園には来ない、どんなことをしてでも入らずにすむようにするんだと泣きながら怒り、吐き捨てるように言った。
わたしも、真帆も、優紀子も即座に賛成したが、亜美だけが難しい顔で考え込んでいた。
「でもさー。そうなったらわたしたちって、会えないの?」
誰も何も言えなかった。
今なら言える。
わたしは生まれ変わってもまたこの学園に入る。そこにあなたたちがいるところならどこへでも行く。
たとえそこが恥知らずな地獄のような場所でも。あなたたちのいない人生なんていらない。欲しくない。
「ブヒー、ブヒー、ブヒー」
鳴きながら周りと息を合わせて指を使う。お尻を振る。みじめな快感が高まっていく。
笑いたければ笑うがいい。
でも必ず、絶対にこんな学園は潰して見せる。
10年かかろうが20年かかろうが、いや一生かけてでも、女子を食い物にするこんな学園は破壊してやる。
それまでは。
好きなだけ笑って見ていればいい。
「ブ、ブヒー!」
「ブヒー!」
「ブ……ヒー!」
「……ブヒー!」
「ブヒー!」
わたしたちは、爆笑されながらほぼ同時に果ててみせた。
4人は男子たちの隙をついてそれぞれが1年生女子たちに励ましと慈愛のこもった笑顔を送り、手を振り、真帆はウインクも送った。彼女が私たちの中で1番ウインクが上手かったのだ。
わたしたち5人は男子に廊下の壁際に並ばされた。
中央がわたし。それは偶然にもわたしたちが1年生のときに道徳の時間に並ばされた並びと一緒だった。
脚をいっぱいに開いて腰を直角に曲げて顔を壁に押し付けて支える。四つ足のような格好だ。手は、忙しくアソコを弄っている。
淫乱ブタ女共と、なじられた。
ブタにふさわしいオナニーをしてみろよ。と、言われた。
「ブヒー」
「ブヒー」
「ブヒー」
「ブヒー」
「ブヒー」
5人で鳴いた。オナニーをしている間、休まずに鳴き続けろと、言われた。「ブヒー」以外の鳴き声は禁止された。
その状態で右手の人差し指1本だけでオナニーをしなければならない。
5人同時にイケたら一人当たり5本の線を引いてやると言われた。
学園女子に「いいえ」はない。わたしは初めて受けた道徳の授業を思い出していた。
もどかしくてたまらない。せめて2本の指を使えれば肉芽をつまむこともできる。
1本では挿入しても物足りない。自然と刺激を補うためにお尻を振るしかなくなった。
そんな様子を見て男子たちは笑っている。
しかも常に「ブヒー」と鳴き続けねばならない。惨めさや屈辱感もそうだが、なにより5人で息を合わせづらい。
男子も3年生にまでなればいろいろな嬲り方を考えるものだと、憎悪しながらヘンに感心した。
しかし、女子の方でも対策はしている。
並んで息を合わせてイッてみせろということは何度かさせられている。
その場合、だれに合わせるのかが問題になるので、真ん中の子に合わせようという合意をしていた。
つまり今回の場合、わたしが指標となるのだ。
わたしは4人の鳴き声を注意深く聞き分け、自分が突出しないように指を使い、尻を振って、快楽をコントロールした。
男子たちがゲラゲラ笑っている。本物のブタ以下だな、こいつらと言われた。
そうかもしれない。どこの世界にこんなみじめなことをする14歳の女の子がいるだろう。
ブタでも一列に並んでのオナニーなんて強要されない。
でも……。
わたしには彼女たちがいる。いてくれる。
2年生のときにみんなで話したとりとめのない話を思い出した。
そのとき乃梨香はひどく屈辱的な目に遭って憤慨し、もし生まれ変わったら絶対にこんな学園には来ない、どんなことをしてでも入らずにすむようにするんだと泣きながら怒り、吐き捨てるように言った。
わたしも、真帆も、優紀子も即座に賛成したが、亜美だけが難しい顔で考え込んでいた。
「でもさー。そうなったらわたしたちって、会えないの?」
誰も何も言えなかった。
今なら言える。
わたしは生まれ変わってもまたこの学園に入る。そこにあなたたちがいるところならどこへでも行く。
たとえそこが恥知らずな地獄のような場所でも。あなたたちのいない人生なんていらない。欲しくない。
「ブヒー、ブヒー、ブヒー」
鳴きながら周りと息を合わせて指を使う。お尻を振る。みじめな快感が高まっていく。
笑いたければ笑うがいい。
でも必ず、絶対にこんな学園は潰して見せる。
10年かかろうが20年かかろうが、いや一生かけてでも、女子を食い物にするこんな学園は破壊してやる。
それまでは。
好きなだけ笑って見ていればいい。
「ブ、ブヒー!」
「ブヒー!」
「ブ……ヒー!」
「……ブヒー!」
「ブヒー!」
わたしたちは、爆笑されながらほぼ同時に果ててみせた。
道徳の時間12
●道徳の時間12
わたしは優紀子の唇に唇を重ねながら右手を優紀子のあそこに伸ばした。
濡れている。熱い。汚いとも気持ち悪いとも思わない。むしろ愛おしい。
優紀子の指もわたしのあそこをこねている。いやらしい音が鳴った。
お互いに廊下で脚を広げた格好で座って向かい合っている。
濃厚なレズプレイで同時にイッたら2回分にしてやる。そう言われた。
絡み合い、お互いに相手の耳を舐めるふりをしながら会話ができた。
どうやら優紀子は先生に嘘の自首をしたらしい。わたしに手助けをしてしまったと。
お仕置きを受けている女子の手助けをした場合、その女子は同じお仕置きを受けることになる。
「ばかじゃないの。こんな目に遭うってわかってるのに」
いつもいつもわたしはみんなに助けられてしまう。助けるべきなのはわたしなのに。
「あなたのへたくそな笑顔を見てられなくなったのよ」
「ばか」
「わたしたちは一蓮托生。運命共同体。でしょう?」
「……」
「結衣香ってさ、酷い目に遭っても絶対泣かないのに、こういうのには弱いよね」
「……」
泣いてなどいない。でも溢れてきていた。優紀子の顔がにじんで見える。
「泣かしたくなったの」
「ばか」
わたしたちは互いに互いのあそこを舐め合わされる姿勢をとらされた。合い舐め。優紀子が下になりわたしが上になった。
お互いの弱いところも、どうされるとダメになるかも熟知している。
男子たちは興奮してわたしたちの舌使いや唇の使い方を凝視した。
恥ずかしくないわけがない。ムカつくし、みじめだし、屈辱的なのも変わらないし、慣れるなんてことはありえない。
でも、ひとりじゃない。
それだけで勇気が湧いて来る。心を冷たく、固くしなくてもいい。死にたくもならない。
指を入れた。2本。わたしのあそこにも同じように入ってくる。
クリトリスが唇で包まれた。吸われた。わたしも同じようにした。
息を合わせた。指を動かし。唇でクリトリスを強く吸ったまま顔を振る。左右に前後に。
たまらなくなってくる。お互いの鼻息が悲鳴みたいに鳴く。男子たちがどよめく。
「ううっ。優紀子イキます」
「くっ。結衣香イキます」
わたしたちは同時に快楽の絶頂に果ててみせた。
愛おしくて我慢できずにもう1度優紀子にキスをする。
「あ、次が来たみたいよ」と優紀子。
また、男子たちが向こうで騒がしい。
「信じられない……」
真帆と乃梨香と亜美の3人が全裸でオナニーをさせられながら歩いて来るのが見えた。
「……ばか。なんで。ばかじゃないの。ほんとうに」
「言ったじゃない。一蓮托生。運命共同体だって。わたしたち全員」
せっかくこらえたと思ったのに、一筋だけ涙をこぼしてしまった。
わたしは優紀子の唇に唇を重ねながら右手を優紀子のあそこに伸ばした。
濡れている。熱い。汚いとも気持ち悪いとも思わない。むしろ愛おしい。
優紀子の指もわたしのあそこをこねている。いやらしい音が鳴った。
お互いに廊下で脚を広げた格好で座って向かい合っている。
濃厚なレズプレイで同時にイッたら2回分にしてやる。そう言われた。
絡み合い、お互いに相手の耳を舐めるふりをしながら会話ができた。
どうやら優紀子は先生に嘘の自首をしたらしい。わたしに手助けをしてしまったと。
お仕置きを受けている女子の手助けをした場合、その女子は同じお仕置きを受けることになる。
「ばかじゃないの。こんな目に遭うってわかってるのに」
いつもいつもわたしはみんなに助けられてしまう。助けるべきなのはわたしなのに。
「あなたのへたくそな笑顔を見てられなくなったのよ」
「ばか」
「わたしたちは一蓮托生。運命共同体。でしょう?」
「……」
「結衣香ってさ、酷い目に遭っても絶対泣かないのに、こういうのには弱いよね」
「……」
泣いてなどいない。でも溢れてきていた。優紀子の顔がにじんで見える。
「泣かしたくなったの」
「ばか」
わたしたちは互いに互いのあそこを舐め合わされる姿勢をとらされた。合い舐め。優紀子が下になりわたしが上になった。
お互いの弱いところも、どうされるとダメになるかも熟知している。
男子たちは興奮してわたしたちの舌使いや唇の使い方を凝視した。
恥ずかしくないわけがない。ムカつくし、みじめだし、屈辱的なのも変わらないし、慣れるなんてことはありえない。
でも、ひとりじゃない。
それだけで勇気が湧いて来る。心を冷たく、固くしなくてもいい。死にたくもならない。
指を入れた。2本。わたしのあそこにも同じように入ってくる。
クリトリスが唇で包まれた。吸われた。わたしも同じようにした。
息を合わせた。指を動かし。唇でクリトリスを強く吸ったまま顔を振る。左右に前後に。
たまらなくなってくる。お互いの鼻息が悲鳴みたいに鳴く。男子たちがどよめく。
「ううっ。優紀子イキます」
「くっ。結衣香イキます」
わたしたちは同時に快楽の絶頂に果ててみせた。
愛おしくて我慢できずにもう1度優紀子にキスをする。
「あ、次が来たみたいよ」と優紀子。
また、男子たちが向こうで騒がしい。
「信じられない……」
真帆と乃梨香と亜美の3人が全裸でオナニーをさせられながら歩いて来るのが見えた。
「……ばか。なんで。ばかじゃないの。ほんとうに」
「言ったじゃない。一蓮托生。運命共同体だって。わたしたち全員」
せっかくこらえたと思ったのに、一筋だけ涙をこぼしてしまった。
道徳の時間11
●道徳の時間11
「あっ、はぁぁぁっ、さ、三条院結衣香。い、イキます!」
2年前をなぞるような道徳の授業でした。
わたしは先輩と同じ失態を犯し、というか言いがかりをつけられ、ほぼ同じお仕置きを受けることになりました。
24時間の連続オナニーで100回イクことというのは同じですが、イクときに必ず名前を言うことと、イッたあとに男子に受ける検査中にイッてしまったらマイナス1回とすること、授業や給食等で男子ではなく女子の手を借りたら、その女子も同罪として同じお仕置きをうけることというのが追加されました。あと、擦りすぎて皮膚を傷めないようにとの配慮から定期的に男子から催淫剤入りのローションを両手と胸と陰部に与えられることになりました。
わたしの絶頂時の声を聴きつけ、1年生の男子が教室から飛び出てきました。
開けっ放しのドアから、教室の奥に、あのときのわたしたちと同じようにへたり込んでいる5人の1年生女子が見えます。
わたしは、あの日の先輩がそうしてくれたように、コンコンと、ドアの窓をこっそり叩きました。
本当は検査中は両手を頭の後ろで組むこと、とされているのですが、男子たちは競い合うようにわたしの下半身にとりついているので気がつく素振りがありません。
もう1度、コンコンと叩くと、1年生女子たちが気がついてこちらに目を向けてくれました。
わたしは、あの日の先輩がそうしてくれたように精一杯の笑顔を向けました。小さく手を振ります。
あなたたちはひとりじゃない。ひとりじゃないの。ここは女子にとってとんでもなくつらい学園だけど、その分女子たちは学年にかかわらずみんな仲がいいの。なんでも相談して。頼って。守れるほどの力はないけれど、アドバイスしたり、あなたたちのために身体を張ったり、一緒に泣くことならできるから。
思いのすべてを込めた笑顔で手を振りました。
あの日、先輩がそうしてくれなかったら、きっと今のわたしたちはいません。
先輩は、たまたま足が向いただけ、なんて笑ってごまかしていたけど、道徳の教室になんか来る理由なんかなかったのだから、わたしたちを心配して来てくれたのは明らかで、それでどれだけわたしたちは助けられたことか。
キレイなだけでなく太陽のような暖かい人だった。
思い出すと今でも胸が暖かくなり、そしてクスリと笑いたくなる。
あんなにキレイな顔なのに。
先輩はわたしたちの無事を確認すると、鼻の頭を舐めるようにひょいと舌を伸ばして、目を向いて、首を振って、ピエロみたいに、優しく手を振ってくれた。
学園の授業に打ちひしがれていたわたしたちは、あっけにとられながらもなんだか抱きしめられたような気持ちになって、とても、とても嬉しかった。忘れない。そのうえいたずらっぽくウインクまでしてくれた。
今のわたしはあのときの先輩のようにうまくできてるだろうか?
昨日、真帆や、優紀子や、乃梨香や、亜美たちの前で、笑顔の練習をずいぶんしたんだけれど。
いろいろな変顔やウインクの練習もしてみたんだけど、優紀子たちには大うけしたけど絶対にやらない方がいいって言われてしまった。似合わないらしい。亜美なんかわたしのウインクに涙を流して笑っていた。
やっとイッたことの確認が終わり、背中にマジックで一本追加された。
名残惜しい。1年生の女子たちだいじょうぶかな? でもいつまでもここにいる訳にもいかない。
しぶしぶみじめなオナニーを再開しながら歩き始めると、なんだか曲がり角の向こうが騒がしい。
そこにひょいと出てきたのは優紀子だった。全裸の。オナニーをしながら。
驚くわたしに優紀子が微笑む。
「どうして」
「あなただけじゃ心配だもん」
すれ違う距離に近づいたときに小声でそれだけ会話ができた。
足を止めて話し込んだりしたら、真面目にオナニーをしてなかったなんて言いがかりをつけられかねない。
しかし、そこで男子のひとりが言った。
「せっかくだからこいつらレズらそうぜ」と。
「あっ、はぁぁぁっ、さ、三条院結衣香。い、イキます!」
2年前をなぞるような道徳の授業でした。
わたしは先輩と同じ失態を犯し、というか言いがかりをつけられ、ほぼ同じお仕置きを受けることになりました。
24時間の連続オナニーで100回イクことというのは同じですが、イクときに必ず名前を言うことと、イッたあとに男子に受ける検査中にイッてしまったらマイナス1回とすること、授業や給食等で男子ではなく女子の手を借りたら、その女子も同罪として同じお仕置きをうけることというのが追加されました。あと、擦りすぎて皮膚を傷めないようにとの配慮から定期的に男子から催淫剤入りのローションを両手と胸と陰部に与えられることになりました。
わたしの絶頂時の声を聴きつけ、1年生の男子が教室から飛び出てきました。
開けっ放しのドアから、教室の奥に、あのときのわたしたちと同じようにへたり込んでいる5人の1年生女子が見えます。
わたしは、あの日の先輩がそうしてくれたように、コンコンと、ドアの窓をこっそり叩きました。
本当は検査中は両手を頭の後ろで組むこと、とされているのですが、男子たちは競い合うようにわたしの下半身にとりついているので気がつく素振りがありません。
もう1度、コンコンと叩くと、1年生女子たちが気がついてこちらに目を向けてくれました。
わたしは、あの日の先輩がそうしてくれたように精一杯の笑顔を向けました。小さく手を振ります。
あなたたちはひとりじゃない。ひとりじゃないの。ここは女子にとってとんでもなくつらい学園だけど、その分女子たちは学年にかかわらずみんな仲がいいの。なんでも相談して。頼って。守れるほどの力はないけれど、アドバイスしたり、あなたたちのために身体を張ったり、一緒に泣くことならできるから。
思いのすべてを込めた笑顔で手を振りました。
あの日、先輩がそうしてくれなかったら、きっと今のわたしたちはいません。
先輩は、たまたま足が向いただけ、なんて笑ってごまかしていたけど、道徳の教室になんか来る理由なんかなかったのだから、わたしたちを心配して来てくれたのは明らかで、それでどれだけわたしたちは助けられたことか。
キレイなだけでなく太陽のような暖かい人だった。
思い出すと今でも胸が暖かくなり、そしてクスリと笑いたくなる。
あんなにキレイな顔なのに。
先輩はわたしたちの無事を確認すると、鼻の頭を舐めるようにひょいと舌を伸ばして、目を向いて、首を振って、ピエロみたいに、優しく手を振ってくれた。
学園の授業に打ちひしがれていたわたしたちは、あっけにとられながらもなんだか抱きしめられたような気持ちになって、とても、とても嬉しかった。忘れない。そのうえいたずらっぽくウインクまでしてくれた。
今のわたしはあのときの先輩のようにうまくできてるだろうか?
昨日、真帆や、優紀子や、乃梨香や、亜美たちの前で、笑顔の練習をずいぶんしたんだけれど。
いろいろな変顔やウインクの練習もしてみたんだけど、優紀子たちには大うけしたけど絶対にやらない方がいいって言われてしまった。似合わないらしい。亜美なんかわたしのウインクに涙を流して笑っていた。
やっとイッたことの確認が終わり、背中にマジックで一本追加された。
名残惜しい。1年生の女子たちだいじょうぶかな? でもいつまでもここにいる訳にもいかない。
しぶしぶみじめなオナニーを再開しながら歩き始めると、なんだか曲がり角の向こうが騒がしい。
そこにひょいと出てきたのは優紀子だった。全裸の。オナニーをしながら。
驚くわたしに優紀子が微笑む。
「どうして」
「あなただけじゃ心配だもん」
すれ違う距離に近づいたときに小声でそれだけ会話ができた。
足を止めて話し込んだりしたら、真面目にオナニーをしてなかったなんて言いがかりをつけられかねない。
しかし、そこで男子のひとりが言った。
「せっかくだからこいつらレズらそうぜ」と。
道徳の時間10
●道徳の時間10
残されたわたしたちは力が抜けたようにその場でへたり込んでしまいました。立ち上がる気力も起きません。
気がつくと男子たちがじりじり近づいてきます。
わたしたち同様、入学間もない男子たちです。
こんな授業に飛び入りで参加させられて、わたしたちの女の子の普通じゃない状態の部分を見せつけられて、混乱と興奮しているのがわかります。
先生はもういません。わたしたちだけです。何が起きても不思議じゃない危険な状態でした。
わたしは気力を振り絞り、女の子たちをかばうように前にいざり進みました。
わずかですが武道の心得があったものですから、何人かは投げ飛ばして、みんなを守る気でいたのです。
相手は男子ですし、なんといっても多勢に無勢。無事にはすまないでしょうがわたしだけで済むなら。そんな気持ちでした。
そのときです。
「おいっ! あれ。あれ見ろよ!」
廊下の近くで見張りのように立っていた男子が騒ぎ始めました。
「あれって、生徒会長じゃねえ? すっげえ! 素っ裸でこっちに歩いてくるぞ。おい。行こうぜ!」
男子たちにとっても同い年のわたしたちなんかより2つ上のお姉さんである生徒会長さんのほうが魅力的なのは明らかです。
その場にいた男子全員が廊下に飛び出していきました。
相打ち覚悟で闘おうとしていたわたしは、情けないことに腰が抜けたようにペタンと座り込んでしまいました。
自分でもおかしいほどに手が震えていました。
あのとき。もしもあのとき先輩が来てくれなかったら。
今のわたしなら対応できますし闘うこともできます。でも、あのときのわたしはどうだろうと考えると自身がありません。悲惨なことが起きていたかもしれません。
明日は新1年生たちの初めての道徳の時間です。
先輩が手本役に立候補してくれたように、わたしも立候補しました。それは歴代の生徒会長の暗黙の了解になっています。
今年は創立以来初めてのフランス人の女の子もいると聞いています。
念のために簡単なフランス語も練習しました。
先輩のようにはうまくはできないでしょうが、わたしなりに精一杯がんばるつもりです。
残されたわたしたちは力が抜けたようにその場でへたり込んでしまいました。立ち上がる気力も起きません。
気がつくと男子たちがじりじり近づいてきます。
わたしたち同様、入学間もない男子たちです。
こんな授業に飛び入りで参加させられて、わたしたちの女の子の普通じゃない状態の部分を見せつけられて、混乱と興奮しているのがわかります。
先生はもういません。わたしたちだけです。何が起きても不思議じゃない危険な状態でした。
わたしは気力を振り絞り、女の子たちをかばうように前にいざり進みました。
わずかですが武道の心得があったものですから、何人かは投げ飛ばして、みんなを守る気でいたのです。
相手は男子ですし、なんといっても多勢に無勢。無事にはすまないでしょうがわたしだけで済むなら。そんな気持ちでした。
そのときです。
「おいっ! あれ。あれ見ろよ!」
廊下の近くで見張りのように立っていた男子が騒ぎ始めました。
「あれって、生徒会長じゃねえ? すっげえ! 素っ裸でこっちに歩いてくるぞ。おい。行こうぜ!」
男子たちにとっても同い年のわたしたちなんかより2つ上のお姉さんである生徒会長さんのほうが魅力的なのは明らかです。
その場にいた男子全員が廊下に飛び出していきました。
相打ち覚悟で闘おうとしていたわたしは、情けないことに腰が抜けたようにペタンと座り込んでしまいました。
自分でもおかしいほどに手が震えていました。
あのとき。もしもあのとき先輩が来てくれなかったら。
今のわたしなら対応できますし闘うこともできます。でも、あのときのわたしはどうだろうと考えると自身がありません。悲惨なことが起きていたかもしれません。
明日は新1年生たちの初めての道徳の時間です。
先輩が手本役に立候補してくれたように、わたしも立候補しました。それは歴代の生徒会長の暗黙の了解になっています。
今年は創立以来初めてのフランス人の女の子もいると聞いています。
念のために簡単なフランス語も練習しました。
先輩のようにはうまくはできないでしょうが、わたしなりに精一杯がんばるつもりです。
道徳の時間9
●道徳の時間9
そんなとき、ハプニングが起きました。
一番右端の坂下亜美ちゃんがよろめいて転びそうになったのです。
原因は、調子に乗った男子が亜美ちゃんのそこを凝視しようとして、触れんばかりに顔を近づけたことでした。
バケツを被ったままなので、亜美ちゃんからは、いきなり男子が自分の下半身に現れたように感じたことでしょう。
恐怖を感じて後ずさるのも当然の事です。おまけに視界も悪いせいもあって足をもつれさせて転びそうになったのです。
先生は烈火のごとく叱責しました。理不尽にも近づいた男子にではなく亜美ちゃんの方を。
「おまんこを見てください」と言った以上、それに応えて男子が近づくのは正常なこととされ、それに怯えて後ずさるなどというのはもってのほか。口先だけの心がこもっていない言葉を発していた証拠であるとして亜美ちゃんを、そしてわたしたち全員を叱ったのです。
「そんなに内股でへっぴり腰でいるからしっかり立っていることもできないんです。情けない」
わたしたちは奥の壁際に並び直されました。背中をぴったりと壁に押し当てられ、逃げることができないように。
そうしてそれまで閉じていた脚を開かされたのです。
「生意気に脚なんか閉じてるからふらふらするんです。しっかりと開きなさい!」
先生はわたしたちの両膝の間に指示棒を横向きに入れて計り、それ以上閉じないように命じたのです。
わたしたちは、全員が肩幅程度に開脚させられ、スカートもめくったままで立たされたのです。
そうなることをわたしは恐れていました。
わたしはある部分の身体の変化を自覚していたのです。そしてどうしてもそれをバカな男子たちには知られたくなかった。
しかし、わたしの、いや、わたしたちのそんな願いを嘲笑うように、暮れかかる夕日がわたしたちの開かれた脚の間を照らし出しました。
男子の1人がそれに気づきます。
「おい、見ろよ。なんか濡れてねえか」
わたしたちのあそこは夕日を浴びてキラキラと反射していたのです。
脚を閉じたくても許されず、お尻を引くこともできません。ごまかしはきかないのです。
いっそこの瞬間、爆弾でも落ちて何もかも破壊してくれたなら。そんな絶望的な気持ちでいました。
「本当だ。あ。隣のも。その隣も。こいつらみんな濡らしてんじゃねえ?」
その言葉に少しだけほっとしました。わたしは自分だけではないかと思っていたのです。
同性の、しかも先輩の生徒会長さんが強いられたオナニーショーを見ているうちにこんなことになってしまうなんて。絶対に知られたくなかった。
いつのまにかわたしたちは、あの淫らすぎるオナニーショーの熱に当てられ、生徒会長さんに感情移入してしまい、まるで自分がそれをしているような気になり、はからずも女の子の部分を濡らしてしまっていたのです。
「ごらんなさい」と、先生が男子たちに言いました。指示棒は、わたしを、わたしの下半身を、女性の部分を指し示し、円を描いています。
「濡れているのがわかりますね。これは汗でもおしっこでもありません。愛液です。愛液でここを濡らしているということは、わかりますね。この子たちはいやらしいことを考えていやらしい気持ちになり、身体がいやらしい状態になっているということです。ほら。こんなに」
わたしの両膝が指示棒で打たれました。とても強く。
「だれが内股になっていいと許しましたか。膝は外側に向けておきなさい。あなたのいやらしい濡らし振りがよく見えるように」
わたしは従いました。それ以外に何ができたでしょう。
ガニ股で、より見やすくなってしまった女の子の部分を男子たちが覗き込みます。
従わなければ、打たれるのはわたしでなくわたし以外の4人なのですから逆らうことはできません。
望まずに濡らしてしまったあそこを覗かれ、みじめさと屈辱感に焼かれるようでした。
そんなわたしに先生は追い打ちをかけます。
「さあ、三条院結衣香さん。言いなさい!」
カンカンとバケツが叩かれました。
さっき何度も言わされたあのみじめな言葉をこんな状態で言わねばならないのです。
スカートをめくっている手を叩かれました。制服の上から乳首も叩かれました。
「あ……」
許してください、なんて口が裂けたって言いたくない。止めて、なんて泣き言も言いたくない。そんなことを言うくらいなら。
「……お、おまんこを」
笑いたかったら笑うがいい。バカな男子になんかなんて思われたってかまうものか。
「おまんこを……見てください」
男子たちのいやらしく興味津々な視線は、無遠慮にわたしのアソコを舐め、弄りまわすのです。
まるで物理的に弄られてるようでした。
ふん、と先生は鼻で笑います。
「不十分ね。『いやらしく濡らしているわたしの』と頭に付けなさい」
「早く!」と、隣の子が叩かれます。
わたしは口を開きました。教室は静まり返っています。わたしの言葉を一言も聞き逃さないように聞き耳を立てているのです。
「いやらしく……濡れている……わたしの……おまんこを見てください」
いっせいに男子たちは爆笑しました。手を叩いています。
いつも男子たちに毅然として文句を言うわたしが、こんなふうになっているのが、いじめられるのが楽しくてしかたないのでしょう。
「いやらしく濡れている……」
先生の指示棒が鞭のようにわたしの手を叩きます。
「濡れている、じゃないでしょう。濡らしている、と言いなさい。それともあなたは何? 雨にでも当たったの? 誰かに水でもかけられたのかしら? 違うでしょう。あなたが勝手にいやらしい気持ちになって濡らしたんじゃない。自分のいやらしさを認めずに他人のせいにしようなんてずいぶんと卑怯じゃないかしら」
そんなつもりはありませんでした。でも、反論もできません。そのとおりなのですから。
「いやらしく濡らしているわたしのおまんこを見てください」
言い方が悪い。姿勢が悪い。心がこもっていない。
何度も何度も言わされました。
「いやらしく濡らしているわたしのおまんこを見てください」
わたしたち5人は横一列に並び、頭からバケツを被り、両手でノーパンのスカートをめくって、脚をガニ股に開いて、はからずも汚してしまった女の子の部分をさらけ出し、「おまんこを見てください」と連呼させられたのです。
わたしにいたっては、よほど先生はわたしが気に入らなかったのでしょう。
あなたの言葉はちっとも心が感じられないから、身体で表しなさいと、腰を前に大きく突き出すことまで命じられました。
そして誰よりも大きな声で「おまんこを見てください」と言わされたのです。
調子に乗った男子が、わたしの脚の間に頭を入れてきました。真下から覗こうというわけです。
先生は注意さえしません。
男子の顔が上がってきます。鼻先が触れてしまいそうなほどです。くんくんと鼻を鳴らして「スケベな匂いがするぞ」と、笑われました。
怒りで目の前が真赤になりました。
「はい。では次にいきましょう」と、先生が手を叩きました。
「三条院結衣香さん」
「はい」と、わたしは力なく答えました。もう逆らう気力さえも奪われているようでした。
「自分のクリトリスをつまみ……」
そこまで先生が言ったとき、救いの鐘が鳴りました。授業の終わりを告げるチャイムです。
先生は舌打ちをして「あなたたちがもたもたしているから時間がなくなったじゃないの! まったく今年の1年生は不作だわ。こんなんじゃ先がおもいやられる。全員そろって卒業までもっていけるかあやしいものね」
そこでやっとわたしたちは頭のバケツをとってもらえました。
「いいこと、あなたたち。明日のこの時間も道徳ですから、あなたたちはこれ以上授業を遅らせないように、寮に帰ったら今日学んだことを復習しておくこと。全員、必ずですよ。ここまでのことを明日の授業の最初にやってもらいますからね。ひとりでも、いい。ひとりでも今日習ったことを完璧にできなければ後悔することになりますよ。全員。連帯責任ですからね」
そう先生はイライラした調子で言うと「教室を片付けて、掃除してから帰りなさい」と吐き捨て、さっさと教室から出ていきました。
そんなとき、ハプニングが起きました。
一番右端の坂下亜美ちゃんがよろめいて転びそうになったのです。
原因は、調子に乗った男子が亜美ちゃんのそこを凝視しようとして、触れんばかりに顔を近づけたことでした。
バケツを被ったままなので、亜美ちゃんからは、いきなり男子が自分の下半身に現れたように感じたことでしょう。
恐怖を感じて後ずさるのも当然の事です。おまけに視界も悪いせいもあって足をもつれさせて転びそうになったのです。
先生は烈火のごとく叱責しました。理不尽にも近づいた男子にではなく亜美ちゃんの方を。
「おまんこを見てください」と言った以上、それに応えて男子が近づくのは正常なこととされ、それに怯えて後ずさるなどというのはもってのほか。口先だけの心がこもっていない言葉を発していた証拠であるとして亜美ちゃんを、そしてわたしたち全員を叱ったのです。
「そんなに内股でへっぴり腰でいるからしっかり立っていることもできないんです。情けない」
わたしたちは奥の壁際に並び直されました。背中をぴったりと壁に押し当てられ、逃げることができないように。
そうしてそれまで閉じていた脚を開かされたのです。
「生意気に脚なんか閉じてるからふらふらするんです。しっかりと開きなさい!」
先生はわたしたちの両膝の間に指示棒を横向きに入れて計り、それ以上閉じないように命じたのです。
わたしたちは、全員が肩幅程度に開脚させられ、スカートもめくったままで立たされたのです。
そうなることをわたしは恐れていました。
わたしはある部分の身体の変化を自覚していたのです。そしてどうしてもそれをバカな男子たちには知られたくなかった。
しかし、わたしの、いや、わたしたちのそんな願いを嘲笑うように、暮れかかる夕日がわたしたちの開かれた脚の間を照らし出しました。
男子の1人がそれに気づきます。
「おい、見ろよ。なんか濡れてねえか」
わたしたちのあそこは夕日を浴びてキラキラと反射していたのです。
脚を閉じたくても許されず、お尻を引くこともできません。ごまかしはきかないのです。
いっそこの瞬間、爆弾でも落ちて何もかも破壊してくれたなら。そんな絶望的な気持ちでいました。
「本当だ。あ。隣のも。その隣も。こいつらみんな濡らしてんじゃねえ?」
その言葉に少しだけほっとしました。わたしは自分だけではないかと思っていたのです。
同性の、しかも先輩の生徒会長さんが強いられたオナニーショーを見ているうちにこんなことになってしまうなんて。絶対に知られたくなかった。
いつのまにかわたしたちは、あの淫らすぎるオナニーショーの熱に当てられ、生徒会長さんに感情移入してしまい、まるで自分がそれをしているような気になり、はからずも女の子の部分を濡らしてしまっていたのです。
「ごらんなさい」と、先生が男子たちに言いました。指示棒は、わたしを、わたしの下半身を、女性の部分を指し示し、円を描いています。
「濡れているのがわかりますね。これは汗でもおしっこでもありません。愛液です。愛液でここを濡らしているということは、わかりますね。この子たちはいやらしいことを考えていやらしい気持ちになり、身体がいやらしい状態になっているということです。ほら。こんなに」
わたしの両膝が指示棒で打たれました。とても強く。
「だれが内股になっていいと許しましたか。膝は外側に向けておきなさい。あなたのいやらしい濡らし振りがよく見えるように」
わたしは従いました。それ以外に何ができたでしょう。
ガニ股で、より見やすくなってしまった女の子の部分を男子たちが覗き込みます。
従わなければ、打たれるのはわたしでなくわたし以外の4人なのですから逆らうことはできません。
望まずに濡らしてしまったあそこを覗かれ、みじめさと屈辱感に焼かれるようでした。
そんなわたしに先生は追い打ちをかけます。
「さあ、三条院結衣香さん。言いなさい!」
カンカンとバケツが叩かれました。
さっき何度も言わされたあのみじめな言葉をこんな状態で言わねばならないのです。
スカートをめくっている手を叩かれました。制服の上から乳首も叩かれました。
「あ……」
許してください、なんて口が裂けたって言いたくない。止めて、なんて泣き言も言いたくない。そんなことを言うくらいなら。
「……お、おまんこを」
笑いたかったら笑うがいい。バカな男子になんかなんて思われたってかまうものか。
「おまんこを……見てください」
男子たちのいやらしく興味津々な視線は、無遠慮にわたしのアソコを舐め、弄りまわすのです。
まるで物理的に弄られてるようでした。
ふん、と先生は鼻で笑います。
「不十分ね。『いやらしく濡らしているわたしの』と頭に付けなさい」
「早く!」と、隣の子が叩かれます。
わたしは口を開きました。教室は静まり返っています。わたしの言葉を一言も聞き逃さないように聞き耳を立てているのです。
「いやらしく……濡れている……わたしの……おまんこを見てください」
いっせいに男子たちは爆笑しました。手を叩いています。
いつも男子たちに毅然として文句を言うわたしが、こんなふうになっているのが、いじめられるのが楽しくてしかたないのでしょう。
「いやらしく濡れている……」
先生の指示棒が鞭のようにわたしの手を叩きます。
「濡れている、じゃないでしょう。濡らしている、と言いなさい。それともあなたは何? 雨にでも当たったの? 誰かに水でもかけられたのかしら? 違うでしょう。あなたが勝手にいやらしい気持ちになって濡らしたんじゃない。自分のいやらしさを認めずに他人のせいにしようなんてずいぶんと卑怯じゃないかしら」
そんなつもりはありませんでした。でも、反論もできません。そのとおりなのですから。
「いやらしく濡らしているわたしのおまんこを見てください」
言い方が悪い。姿勢が悪い。心がこもっていない。
何度も何度も言わされました。
「いやらしく濡らしているわたしのおまんこを見てください」
わたしたち5人は横一列に並び、頭からバケツを被り、両手でノーパンのスカートをめくって、脚をガニ股に開いて、はからずも汚してしまった女の子の部分をさらけ出し、「おまんこを見てください」と連呼させられたのです。
わたしにいたっては、よほど先生はわたしが気に入らなかったのでしょう。
あなたの言葉はちっとも心が感じられないから、身体で表しなさいと、腰を前に大きく突き出すことまで命じられました。
そして誰よりも大きな声で「おまんこを見てください」と言わされたのです。
調子に乗った男子が、わたしの脚の間に頭を入れてきました。真下から覗こうというわけです。
先生は注意さえしません。
男子の顔が上がってきます。鼻先が触れてしまいそうなほどです。くんくんと鼻を鳴らして「スケベな匂いがするぞ」と、笑われました。
怒りで目の前が真赤になりました。
「はい。では次にいきましょう」と、先生が手を叩きました。
「三条院結衣香さん」
「はい」と、わたしは力なく答えました。もう逆らう気力さえも奪われているようでした。
「自分のクリトリスをつまみ……」
そこまで先生が言ったとき、救いの鐘が鳴りました。授業の終わりを告げるチャイムです。
先生は舌打ちをして「あなたたちがもたもたしているから時間がなくなったじゃないの! まったく今年の1年生は不作だわ。こんなんじゃ先がおもいやられる。全員そろって卒業までもっていけるかあやしいものね」
そこでやっとわたしたちは頭のバケツをとってもらえました。
「いいこと、あなたたち。明日のこの時間も道徳ですから、あなたたちはこれ以上授業を遅らせないように、寮に帰ったら今日学んだことを復習しておくこと。全員、必ずですよ。ここまでのことを明日の授業の最初にやってもらいますからね。ひとりでも、いい。ひとりでも今日習ったことを完璧にできなければ後悔することになりますよ。全員。連帯責任ですからね」
そう先生はイライラした調子で言うと「教室を片付けて、掃除してから帰りなさい」と吐き捨て、さっさと教室から出ていきました。
道徳の時間8
●道徳の時間8
それからわたしたちへの授業が本格的に始まりました。今までのはただの見学に過ぎなかったのです。
わたしたちは横一列に、教室の出入り口側の反対の窓側に並ばされました。
しかも、全員がブリキのバケツを頭から顎まですっぽり被った奇妙な格好で。
そのままで「はい」という言葉を何度も練習させられたのです。
被らされたバケツの中で自分の言葉が反響します。
全員が正しく「はい」と言えるまでそれは続きました。
それが終わると次は行動を伴った返事の練習でした。
「スカートをめくりなさい」
最初にそう言われた右端の子は、すぐに反応できず、「早く答えなさい」と、先生に指示棒で叩かれているようでした。
といっても、被らされたバケツのせいで周りが見えない状態なので音で判断するしかなかったのですが、バケツを指示棒で叩くカンカンという甲高い音が響いたのでまちがいありません。
わたしたちは順番に命じられ、「はい」と答えてスカートをめくらされました。
「返事が小さい」
「行動が遅い」
「きちんと上までめくりなさい」
「猫背になるんじゃありません」
ありとあらゆる指摘を受けて、そのたびに指示棒でバケツ越しではありますが叩かれるのです。
その音の響きは本当に恐ろしく、直接叩かれたらと思うと、そして直接乳首やクリトリスを叩かれていた生徒会長さんの痛みを想像すると鳥肌が立つ思いでした。
やっと全員がこの惨めな練習をこなせたと思ったそのときです。
教室のドアが開けられる音とともに大勢の男子たちが入ってきたのでした。
狼狽するわたしたちを無視し、先生は、わたしたちに触れないようにとだけ男子たちに注意しました。
そしてそのまま授業は再開されたのです。
それは、男子たちの見ている前であれを、ノーパンのスカートめくりをやらされるということです。
最初にわたしが差されました。チンと小さくバケツが叩かれます。
「スカートをめくりなさい」
先生が命じます。それをきいて男子たちがいやらしく笑いました。
わたしは、悔しさと惨めさで動けずにいました。
「どうしたぁ。早くやれよー」と、男子たちが笑います。
できるはずがありません。さっきまでの女子しかいない場とは違うのです。
カンとバケツが強く叩かれました。
それでも動くことも返事もできませんでした。
「スカートをめくりなさい」
「くっ!」
腕が指示棒で叩かれていました。想像以上の鋭い痛みでした。次は腿を、肩を、お尻を、手首を、あらゆるところを叩かれました。
それでもわたしはせせら笑う男子たちの前でだけはあんなことはしたくないと、耐え忍んだのです。
今から思えば愚かなことでした。子供でした。でも、悔しかったのです。
「スカートをめくりなさい!」
先生の声も苛立っています。それでもわたしは従わず、身体のどこを打たれてもいいように身構えていました。
「ひっ!」
「あっ!」
「つっ!」
「んんっ!」
わたしの左右から悲鳴が上がりました。打たれたのはわたしではなく、わたしのクラスメイトたちだったのです。
「めくりなさい!」
わたし以外の4人が次々に打たれます。
「めくりなさい!」
指示棒で打たれる音は次第に強くなっていきます。逆にクラスメイトたちは声を上げなくなりました。必死にこらえているのがわかります。
わたしだけが打たれずにいるのです。
わたしのせいで4人は打たれているのに。
卑怯者。打ちたければわたしを好きなだけ打ちなさい。そう喉元まで言葉がせりあがってきます。
しかし、そんなことを言ってしまえばどうなるでしょう。一瞬だけわたしは留飲を下げられるかもしれません。
でもその後は。いいカッコをした報復を受けるのはわたしではなく、わたし以外の子たちなのです。
卑怯者。卑怯者。卑怯者。
何度も声に出さずに吠えました。
バケツ越しに先生を睨みつけました。
「1年生。三条院結衣香。スカートをめくりなさい!」
それは最後通告の響きを帯びていました。
「……はい」
わたしは唇を噛みしめ、屈服し、そろそろとスカートをめくりました。
たくさんの好奇に満ちた視線が下半身に、わたしの女の子の部分に突き刺さってきました。
下品な笑い声に包まれます。
みじめで、悔しくて、消えてしまいたいと思いました。
何度も何度も注意を受けて、何度も何度もめくりなおさせられました。
そうしてわたしたち5人は男子たちの前でスカートをめくり、裸の下半身を晒したままで立たされたのです。
さらに、そのままの姿で言わされるのです。
「おまんこを見てください」と。
何度も何度も言わされました。
正しく言えるように。小さ過ぎず大き過ぎない声ではっきりと、しかも心を込めて言うようにと。
どうやらわたしは先生に目を付けられてしまったようで、他の子たちの倍以上もダメ出しをされました。
「声が小さい」
「姿勢が悪い」
一番困ったのは「心がこもってない」と、言われることでした。
それも当然の事で、実際にそこを見て欲しいなんて思っているはずもないですし、それでもできるだけそう聞こえるように、先ほどの生徒会長さんの言い方を真似してみても先生には通じませんでした。
何度、いえ、何十回「おまんこを見てください」と言わされたかわかりません。
それからわたしたちへの授業が本格的に始まりました。今までのはただの見学に過ぎなかったのです。
わたしたちは横一列に、教室の出入り口側の反対の窓側に並ばされました。
しかも、全員がブリキのバケツを頭から顎まですっぽり被った奇妙な格好で。
そのままで「はい」という言葉を何度も練習させられたのです。
被らされたバケツの中で自分の言葉が反響します。
全員が正しく「はい」と言えるまでそれは続きました。
それが終わると次は行動を伴った返事の練習でした。
「スカートをめくりなさい」
最初にそう言われた右端の子は、すぐに反応できず、「早く答えなさい」と、先生に指示棒で叩かれているようでした。
といっても、被らされたバケツのせいで周りが見えない状態なので音で判断するしかなかったのですが、バケツを指示棒で叩くカンカンという甲高い音が響いたのでまちがいありません。
わたしたちは順番に命じられ、「はい」と答えてスカートをめくらされました。
「返事が小さい」
「行動が遅い」
「きちんと上までめくりなさい」
「猫背になるんじゃありません」
ありとあらゆる指摘を受けて、そのたびに指示棒でバケツ越しではありますが叩かれるのです。
その音の響きは本当に恐ろしく、直接叩かれたらと思うと、そして直接乳首やクリトリスを叩かれていた生徒会長さんの痛みを想像すると鳥肌が立つ思いでした。
やっと全員がこの惨めな練習をこなせたと思ったそのときです。
教室のドアが開けられる音とともに大勢の男子たちが入ってきたのでした。
狼狽するわたしたちを無視し、先生は、わたしたちに触れないようにとだけ男子たちに注意しました。
そしてそのまま授業は再開されたのです。
それは、男子たちの見ている前であれを、ノーパンのスカートめくりをやらされるということです。
最初にわたしが差されました。チンと小さくバケツが叩かれます。
「スカートをめくりなさい」
先生が命じます。それをきいて男子たちがいやらしく笑いました。
わたしは、悔しさと惨めさで動けずにいました。
「どうしたぁ。早くやれよー」と、男子たちが笑います。
できるはずがありません。さっきまでの女子しかいない場とは違うのです。
カンとバケツが強く叩かれました。
それでも動くことも返事もできませんでした。
「スカートをめくりなさい」
「くっ!」
腕が指示棒で叩かれていました。想像以上の鋭い痛みでした。次は腿を、肩を、お尻を、手首を、あらゆるところを叩かれました。
それでもわたしはせせら笑う男子たちの前でだけはあんなことはしたくないと、耐え忍んだのです。
今から思えば愚かなことでした。子供でした。でも、悔しかったのです。
「スカートをめくりなさい!」
先生の声も苛立っています。それでもわたしは従わず、身体のどこを打たれてもいいように身構えていました。
「ひっ!」
「あっ!」
「つっ!」
「んんっ!」
わたしの左右から悲鳴が上がりました。打たれたのはわたしではなく、わたしのクラスメイトたちだったのです。
「めくりなさい!」
わたし以外の4人が次々に打たれます。
「めくりなさい!」
指示棒で打たれる音は次第に強くなっていきます。逆にクラスメイトたちは声を上げなくなりました。必死にこらえているのがわかります。
わたしだけが打たれずにいるのです。
わたしのせいで4人は打たれているのに。
卑怯者。打ちたければわたしを好きなだけ打ちなさい。そう喉元まで言葉がせりあがってきます。
しかし、そんなことを言ってしまえばどうなるでしょう。一瞬だけわたしは留飲を下げられるかもしれません。
でもその後は。いいカッコをした報復を受けるのはわたしではなく、わたし以外の子たちなのです。
卑怯者。卑怯者。卑怯者。
何度も声に出さずに吠えました。
バケツ越しに先生を睨みつけました。
「1年生。三条院結衣香。スカートをめくりなさい!」
それは最後通告の響きを帯びていました。
「……はい」
わたしは唇を噛みしめ、屈服し、そろそろとスカートをめくりました。
たくさんの好奇に満ちた視線が下半身に、わたしの女の子の部分に突き刺さってきました。
下品な笑い声に包まれます。
みじめで、悔しくて、消えてしまいたいと思いました。
何度も何度も注意を受けて、何度も何度もめくりなおさせられました。
そうしてわたしたち5人は男子たちの前でスカートをめくり、裸の下半身を晒したままで立たされたのです。
さらに、そのままの姿で言わされるのです。
「おまんこを見てください」と。
何度も何度も言わされました。
正しく言えるように。小さ過ぎず大き過ぎない声ではっきりと、しかも心を込めて言うようにと。
どうやらわたしは先生に目を付けられてしまったようで、他の子たちの倍以上もダメ出しをされました。
「声が小さい」
「姿勢が悪い」
一番困ったのは「心がこもってない」と、言われることでした。
それも当然の事で、実際にそこを見て欲しいなんて思っているはずもないですし、それでもできるだけそう聞こえるように、先ほどの生徒会長さんの言い方を真似してみても先生には通じませんでした。
何度、いえ、何十回「おまんこを見てください」と言わされたかわかりません。
道徳の時間7
●道徳の時間7
「わかりましたか」と、先生が鞭のような声で問いかけ、差し棒で生徒会長さんの右の乳首を下から上に素早く跳ね上げました。
見ている方が痛みを感じるようなその行為にも微動だにせず、生徒会長さんは「はい」と答えました。
生徒会長さんは冷たい床の上で正座をされています。特殊な正座です。
両手を背中の高い位置で組み、そこに自身の長い黒髪を巻きつけて自分で自分を拘束しているのです。
顔は常に正面に固定され、しっかりと胸を張っています。
これは仕置きを受ける者の基本姿勢で、自ら乳房と乳首を差し出し、そこをどのように仕置きされてもかまいませんということを示しているのです。
下半身も同様です。激しい自涜の汚れを拭うことも許されず、正座の膝を肩幅程度に開いて無防備に晒してなければなりません。
たとえそこを差し棒で叩かれようと、弄られようと、無抵抗を示すために受け入れ、耐えるしかないのです。
「では、自分の言葉で言ってごらんなさい」と、先生。
「はい。わたしは……」と、生徒会長さんは自身に下される酷いお仕置きの内容を言わされました。
「大切な1年生の道徳の授業の手本役として立候補したのにもかかわらず、ただただ自分の変態性欲を満足させることだけに没頭し、1年生を導くどころか悪影響を与えてしまいました。恥知らずな自分の行いを猛省し、二度と同じ過ちを犯さないために厳しく恥ずかしいお仕置きを頂きます」
わたしの抗議のせいでお仕置きが重くなりました。
「淫乱なわたしにふさわしく、今から24時間、オナニーを休みなく続けます。授業中も休み時間も登下校中も一切関係なく全力でオナニーを続けます。わたしが特に淫乱であることを考慮して頂き、回数制限はなく、何度イッてもいいこととします。ただし、イクときはそこがどこであれいつであれ、必ず手を上げて「今からイキます」と宣言してからイクこととします。さらにイッた後はそれが虚偽でないかどうか、最低でも2人以上の男子に視認と触診によって確認をしてもらい、虚偽でないと認められた場合にのみ背中に正の字でその回数を記入して頂きます。両手はオナニー以外の目的に使用することはできません。授業や給食等で手が必要な時は必ず男子に介助をお願いします。ときにはオナニーの介助もお願いします。排泄中も大小にかかわらずオナニーを実行するものとします。それを証明するために最低でも3人以上の男子に監視して頂き、排泄しながらのオナニーの様子を録画して頂きます。夜間は、オナニーをし続ける監視をして頂く必要があるので男子寮にお邪魔することとします。就寝中のオナニーは特殊ベッドに拘束して頂き、男子の手を借りるものとします。真面目にオナニーしていたことの目安として24時間で100回の絶頂を最低限のノルマとします。万が一、100回を超えなかった場合、手を抜いていたものと判断され、さらなる重いお仕置きを頂戴いたします」
絶対に無理です。不可能です。
24時間で100回ということは1時間に4回でも足りないということです。
男子がいたずら半分に視認と触診をする時間も考えれば10分に1回以上のペースで行わなければならないでしょう。
それを1日中。それだけでも無理です。
ましてや男子たちが素直に協力してくれるとはとても思えません。
それ以前にそもそも24時間ぶっ続けでするなんて、きっと身体も心もおかしくなってしまいます。
「分かってるなら何をぼさっとしているのかしら。お仕置きは既に始まってるのよ。立ちなさい」
先生は冷たく言い放ち、まるで家畜にでもするように指示棒で生徒会長さんのお尻を叩きました。
「はい」
生徒会長さんは立ち上がり、両手を使ってオナニーを始めました。かなり激しく。
「もういいわ。あなたはそのまま続けながら自分の教室に戻りなさい。居ても役に立たないから。教室に戻ったらちゃんと説明するのよ。何をして、どういうお仕置きを受けているのか。詳しくね」
先生はそう言って生徒会長さんを廊下に追い出しました。お仕置き中は全裸でなくてはならないので、制服は教室に置いておかれることとなりました。
「わかりましたか」と、先生が鞭のような声で問いかけ、差し棒で生徒会長さんの右の乳首を下から上に素早く跳ね上げました。
見ている方が痛みを感じるようなその行為にも微動だにせず、生徒会長さんは「はい」と答えました。
生徒会長さんは冷たい床の上で正座をされています。特殊な正座です。
両手を背中の高い位置で組み、そこに自身の長い黒髪を巻きつけて自分で自分を拘束しているのです。
顔は常に正面に固定され、しっかりと胸を張っています。
これは仕置きを受ける者の基本姿勢で、自ら乳房と乳首を差し出し、そこをどのように仕置きされてもかまいませんということを示しているのです。
下半身も同様です。激しい自涜の汚れを拭うことも許されず、正座の膝を肩幅程度に開いて無防備に晒してなければなりません。
たとえそこを差し棒で叩かれようと、弄られようと、無抵抗を示すために受け入れ、耐えるしかないのです。
「では、自分の言葉で言ってごらんなさい」と、先生。
「はい。わたしは……」と、生徒会長さんは自身に下される酷いお仕置きの内容を言わされました。
「大切な1年生の道徳の授業の手本役として立候補したのにもかかわらず、ただただ自分の変態性欲を満足させることだけに没頭し、1年生を導くどころか悪影響を与えてしまいました。恥知らずな自分の行いを猛省し、二度と同じ過ちを犯さないために厳しく恥ずかしいお仕置きを頂きます」
わたしの抗議のせいでお仕置きが重くなりました。
「淫乱なわたしにふさわしく、今から24時間、オナニーを休みなく続けます。授業中も休み時間も登下校中も一切関係なく全力でオナニーを続けます。わたしが特に淫乱であることを考慮して頂き、回数制限はなく、何度イッてもいいこととします。ただし、イクときはそこがどこであれいつであれ、必ず手を上げて「今からイキます」と宣言してからイクこととします。さらにイッた後はそれが虚偽でないかどうか、最低でも2人以上の男子に視認と触診によって確認をしてもらい、虚偽でないと認められた場合にのみ背中に正の字でその回数を記入して頂きます。両手はオナニー以外の目的に使用することはできません。授業や給食等で手が必要な時は必ず男子に介助をお願いします。ときにはオナニーの介助もお願いします。排泄中も大小にかかわらずオナニーを実行するものとします。それを証明するために最低でも3人以上の男子に監視して頂き、排泄しながらのオナニーの様子を録画して頂きます。夜間は、オナニーをし続ける監視をして頂く必要があるので男子寮にお邪魔することとします。就寝中のオナニーは特殊ベッドに拘束して頂き、男子の手を借りるものとします。真面目にオナニーしていたことの目安として24時間で100回の絶頂を最低限のノルマとします。万が一、100回を超えなかった場合、手を抜いていたものと判断され、さらなる重いお仕置きを頂戴いたします」
絶対に無理です。不可能です。
24時間で100回ということは1時間に4回でも足りないということです。
男子がいたずら半分に視認と触診をする時間も考えれば10分に1回以上のペースで行わなければならないでしょう。
それを1日中。それだけでも無理です。
ましてや男子たちが素直に協力してくれるとはとても思えません。
それ以前にそもそも24時間ぶっ続けでするなんて、きっと身体も心もおかしくなってしまいます。
「分かってるなら何をぼさっとしているのかしら。お仕置きは既に始まってるのよ。立ちなさい」
先生は冷たく言い放ち、まるで家畜にでもするように指示棒で生徒会長さんのお尻を叩きました。
「はい」
生徒会長さんは立ち上がり、両手を使ってオナニーを始めました。かなり激しく。
「もういいわ。あなたはそのまま続けながら自分の教室に戻りなさい。居ても役に立たないから。教室に戻ったらちゃんと説明するのよ。何をして、どういうお仕置きを受けているのか。詳しくね」
先生はそう言って生徒会長さんを廊下に追い出しました。お仕置き中は全裸でなくてはならないので、制服は教室に置いておかれることとなりました。
道徳の時間6
●道徳の時間6
時が止まったようでした。
しかし、残酷にも生徒会長さんのその部分だけが激しく息を切らしたようにうごめき、快楽の頂点を極めさせられた際に起こる女の肉の有り様をはっきりとさらけ出しているのです。
生徒会長さんは、壇上で十分にそこをわたしたちに晒した後、「イッてしまいました」と、謝罪したのです。
そうして壇上から下りて「勝手にイッてしまいました。申し訳ありません」と、先生に向かって土下座をしました。
先生は、息を切らしながら全裸で土下座する生徒会長さんの背中を差し棒で打ち、「謝罪する相手が違います」と、冷たく言ったのです。
生徒会長さんはわたしたちの方に向き直り、深々と、文字通り顔を床に擦りつけて謝罪しました。
「ごめんなさい。手本の役目も果たせずに勝手にイッてしまいました」と。
土下座までもキレイなのです。
8の字を思わせるような裸体の曲線がキレイで、汗ばんだ肌が象牙のように輝いていて、その上に広がる長い黒髪が幻想的ですらありました。
生徒会長さんはお仕置きを受けることになりました。
原因はわたしたちです。
何度もわたしたちが生徒会長さんから目を逸らしてしまったことが問題となったのです。
それは結果として手本役を果たせていないということでした。
わたしはそのことに、あろうことか抗議の声をあげてしまいました。
何も知らない学園に入りたての1年生の分際で意見してしまいました。
今ならわかることです。
学園に正論など通じるはずがないということ。
そして、それは無駄どころかやぶへびにしかならないことを。
わたしがヘタに抗議をしてしまったせいで、生徒会長さんは、正しい道に導くための大切な授業をまっとうできなかったばかりか、反対に1年生たちに悪影響まで与えてしまったという責めを負うことになったのです。
すべてはわたしの思い上がりによる失態でした。
生徒会長さんに与えられたお仕置きは恐ろしいものでした。
時が止まったようでした。
しかし、残酷にも生徒会長さんのその部分だけが激しく息を切らしたようにうごめき、快楽の頂点を極めさせられた際に起こる女の肉の有り様をはっきりとさらけ出しているのです。
生徒会長さんは、壇上で十分にそこをわたしたちに晒した後、「イッてしまいました」と、謝罪したのです。
そうして壇上から下りて「勝手にイッてしまいました。申し訳ありません」と、先生に向かって土下座をしました。
先生は、息を切らしながら全裸で土下座する生徒会長さんの背中を差し棒で打ち、「謝罪する相手が違います」と、冷たく言ったのです。
生徒会長さんはわたしたちの方に向き直り、深々と、文字通り顔を床に擦りつけて謝罪しました。
「ごめんなさい。手本の役目も果たせずに勝手にイッてしまいました」と。
土下座までもキレイなのです。
8の字を思わせるような裸体の曲線がキレイで、汗ばんだ肌が象牙のように輝いていて、その上に広がる長い黒髪が幻想的ですらありました。
生徒会長さんはお仕置きを受けることになりました。
原因はわたしたちです。
何度もわたしたちが生徒会長さんから目を逸らしてしまったことが問題となったのです。
それは結果として手本役を果たせていないということでした。
わたしはそのことに、あろうことか抗議の声をあげてしまいました。
何も知らない学園に入りたての1年生の分際で意見してしまいました。
今ならわかることです。
学園に正論など通じるはずがないということ。
そして、それは無駄どころかやぶへびにしかならないことを。
わたしがヘタに抗議をしてしまったせいで、生徒会長さんは、正しい道に導くための大切な授業をまっとうできなかったばかりか、反対に1年生たちに悪影響まで与えてしまったという責めを負うことになったのです。
すべてはわたしの思い上がりによる失態でした。
生徒会長さんに与えられたお仕置きは恐ろしいものでした。
道徳の時間5
●道徳の時間5
しかもそれでも終わりではなく、見づらいからという理由で教壇の上に押し上げられてしまったのです。
生徒会長さんはそこでM字開脚とおしめ替えの中間のようなポーズをとらされました。
しかも開いた腿の外側から両手を伸ばして女性器をいっぱいに指で開かされたのです。
女性の見せてはならない部分の、しかも見せてはならない状態のすべてがわたしたちの眼前にこれでもかと開陳されてしまっていました。
「この娘の淫乱ぶりがよくわかりますね。全員、しっかり見るように」
先生はそんなことまで言って、差し棒で女性器を、特に宙に突き出てしまっている敏感な肉芽をいじりまわしたのです。
たしかにそこは目も当てられないような有様になっていました。
充血しきった柔肉は何かを求めるようにひくりひくりと休みなくうごめき、女性器どころか内股全体が愛液でべっとりと濡れそぼり、特に新たに滲み出て来る愛液はまるでミルクのように濃く、アナルを塞ぐかのように垂れていました。
そんな状態でオナニーは再開させられたのです。しかも、わたしたち1年生によく見えるようにと指で開いたままで。
生徒会長さんは両の中指と薬指とで女性器をいっぱいに開いたまま、残りの人差し指と親指を使って器用に自身を弄りまわしたのです。
それでも先生の繰り出す指示棒は止まらず、少しでも生徒会長さんの指の動きが鈍くなると容赦なく打ち据えて激しいオナニーを促すのでした。
指でめちゃめちゃにクリトリスを嬲り続ける生徒会長さんに、そのときはすぐにやってきました。もともとが既に限界を超えていたのです。
哀願のまなざしで果てることへの許可を求める生徒会長さんでしたが、先生はそれを決して許さず、わたしたちが思わずそこから目を背けてしまうことをあげつらい、手本としての役目を果たすまでしっかり続けるようにと、何度も打ち据え、指の動きをさらに加速させるのです。
まるでそれは淫らな拷問でした。自分で自分を責めさせられるのです。
果てさせようと女性器を弄りまわす指も生徒会長さんのものなら、果てまいとして唇をかみしめて必死に抵抗するのも生徒会長さんです。
攻め手の指の方が明らかに優勢でした。指の動きは止めることも緩めることも許されないのです。それでも勝手に果てることは許されずに続行するしかないのです。
生徒会長さんの両の足の指が、助けを求めるようにうごめきます。
恐ろしいほどに淫らな光景でした。が、やがて均衡は崩れました。
「……………………」
声にならない悲鳴を生徒会長さんは漏らしました。
分かっているのです。決して先生は許可を出さないことを。そしてそのまま恥をかかせる気だということを。
我慢も忍耐もすべて無駄なのです。敗北するまで続けさせられるのですから。
遂に崩壊のときがやってきました。
「ああっ。だめっ。い、イキます。ごめんなさい。イクぅ。あああああああっ」
生徒会長さんは抑えきれない恥ずかしい痙攣を晒し、しかも両手で女性器を開いたままという無残な姿で、強烈に、女性が快楽に屈服する姿のすべてを晒したのでした。
わたしたちは一人残らず、瞬間、そのあまりに淫靡で、恐ろしく、気の毒な光景を直視できずに目を逸らしてしまったのです。
生徒会長さんの発作のように苦し気な吐息の音だけが教室を埋め尽くしました。
しかもそれでも終わりではなく、見づらいからという理由で教壇の上に押し上げられてしまったのです。
生徒会長さんはそこでM字開脚とおしめ替えの中間のようなポーズをとらされました。
しかも開いた腿の外側から両手を伸ばして女性器をいっぱいに指で開かされたのです。
女性の見せてはならない部分の、しかも見せてはならない状態のすべてがわたしたちの眼前にこれでもかと開陳されてしまっていました。
「この娘の淫乱ぶりがよくわかりますね。全員、しっかり見るように」
先生はそんなことまで言って、差し棒で女性器を、特に宙に突き出てしまっている敏感な肉芽をいじりまわしたのです。
たしかにそこは目も当てられないような有様になっていました。
充血しきった柔肉は何かを求めるようにひくりひくりと休みなくうごめき、女性器どころか内股全体が愛液でべっとりと濡れそぼり、特に新たに滲み出て来る愛液はまるでミルクのように濃く、アナルを塞ぐかのように垂れていました。
そんな状態でオナニーは再開させられたのです。しかも、わたしたち1年生によく見えるようにと指で開いたままで。
生徒会長さんは両の中指と薬指とで女性器をいっぱいに開いたまま、残りの人差し指と親指を使って器用に自身を弄りまわしたのです。
それでも先生の繰り出す指示棒は止まらず、少しでも生徒会長さんの指の動きが鈍くなると容赦なく打ち据えて激しいオナニーを促すのでした。
指でめちゃめちゃにクリトリスを嬲り続ける生徒会長さんに、そのときはすぐにやってきました。もともとが既に限界を超えていたのです。
哀願のまなざしで果てることへの許可を求める生徒会長さんでしたが、先生はそれを決して許さず、わたしたちが思わずそこから目を背けてしまうことをあげつらい、手本としての役目を果たすまでしっかり続けるようにと、何度も打ち据え、指の動きをさらに加速させるのです。
まるでそれは淫らな拷問でした。自分で自分を責めさせられるのです。
果てさせようと女性器を弄りまわす指も生徒会長さんのものなら、果てまいとして唇をかみしめて必死に抵抗するのも生徒会長さんです。
攻め手の指の方が明らかに優勢でした。指の動きは止めることも緩めることも許されないのです。それでも勝手に果てることは許されずに続行するしかないのです。
生徒会長さんの両の足の指が、助けを求めるようにうごめきます。
恐ろしいほどに淫らな光景でした。が、やがて均衡は崩れました。
「……………………」
声にならない悲鳴を生徒会長さんは漏らしました。
分かっているのです。決して先生は許可を出さないことを。そしてそのまま恥をかかせる気だということを。
我慢も忍耐もすべて無駄なのです。敗北するまで続けさせられるのですから。
遂に崩壊のときがやってきました。
「ああっ。だめっ。い、イキます。ごめんなさい。イクぅ。あああああああっ」
生徒会長さんは抑えきれない恥ずかしい痙攣を晒し、しかも両手で女性器を開いたままという無残な姿で、強烈に、女性が快楽に屈服する姿のすべてを晒したのでした。
わたしたちは一人残らず、瞬間、そのあまりに淫靡で、恐ろしく、気の毒な光景を直視できずに目を逸らしてしまったのです。
生徒会長さんの発作のように苦し気な吐息の音だけが教室を埋め尽くしました。