さ、2時間目も終わり。
あたしが、椅子の上で伸びをしているところで・・・よろよろと明美が寄ってきたわ。
両手をあそこに当てているけど・・・あれは、隠しているというより、押さえているっていった方がいいわね。
「ま・・・毬音っ・・・は、早くっ・・・・はやくっ・・・」
「なぁに?はやく、はやくって?
それより、さっきの授業の板書のときだけどさぁ、あの問題、難しかった?
答え書くのが、遅かったじゃない?」
あたし、わざわざ明美が無視しようとしていることを思い出させながら、きいてあげたの。
だって、相手に気を遣って言いたいことが言えないのって、「親友」じゃないもんね。
「くっ・・・・・・あれは、あんたがっ・・・・」
「あたしが・・・なぁに?」
あたしは、「親友」の言うことをきちんと聞いてあげるの。
えらいでしょ♪
「もういいっ!あのことはもうっ!
今は、早く、許可を!!」
ぶ〜〜、せっかく腹を割ってお話ししてあげようとしているのに、無視しちゃってぇ〜。
仕方がないなぁ〜、話を合わせてあげようかしら。
「何の許可が欲しいの?
きちんと『おねがい』してちょうだい」
「・・・・・・っ・・・」
あらあら、ま〜た、きつい目で睨んじゃって。
「どうしたの?
まだ、『おねがい』の言葉が覚えられないの?
いつも言っているんでしょ、もう・・・物覚えが悪いんだから」
明美ったら、じっとあたしを睨んでいた目を、フッとそむけてうつむきながら、ようやく「おねがい」の言葉を口にしたの。
「・・・・あ・・・明美は・・・おしっこがしたいので・・おトイレにいく許可をください・・・おねがいします・・・・」
へっへ〜、きょうも言わせたもんね。
いくら、明美の気が強いっていったって、生理現象にはかなわないもんね。
でも、許可っていったって、あの廊下のトイレのことなんだけど・・・教室でおもらしするよりは、ましって思っているのかな?
まあ、明美はあたしの許可なく勝手におもらしすることもできないんだけどね。
あ、でもやっぱり我慢のし過ぎは身体によくないじゃない?
だから、どうしてもっていうときには、あたしの許可なしにおもらししてもいいことになっているの。
だけど、それにはちょっとした条件が付きまとうんだけどね。
まずひとつ目の条件は、
【制服に排泄物をかけること】
おもらしするときに、周りを汚しちゃったら迷惑でしょ。
だから、おもらしするときには、きちんと自分の服で吸い取ってもらうことにしているの。
まあ、これをやっちゃうと、これから先の授業はず〜っと、おしっこくさい制服を着たまま受けなくちゃならないし、帰りのときもその制服を着て帰らなきゃならないから、もう大変なんだけどね。
だけど、本当に切羽詰っていたときって、制服にかける余裕もないかもしれないじゃない?
だからそういうときのための、もうひとつの条件として、
【制服に排泄物をかけられなかった場合、制服以外のところに排泄物がついた場合は、周りに飛び散った排泄物を、自分の口できれいにすること】
っていうふうに決めているの。
やっぱり、自分で汚したものは自分できれいにしないとね♪
この決まりのおかげで、明美は素直にあたしのところに許可を求めるようになったの。
あたしの許可なしにおもらししたことは、今までに、2回しかないのよ。
優秀、優秀♪
え、その2回のときはどうなったのかって?
そりゃあもちろん、「決まり」に従ってもらったわよ。
そういうわけで、明美が学校で排泄するには、絶対にあたしの許可が必要なの。
もちろん、おしっこだけじゃなく、うんちもね♪
明美は、あたしに負けたときからあたしの奴隷。
奴隷の下の管理をするのはご主人様の責任だもの。
まあ、きょうのところはこの辺で許してあげようかしら。
「しょうがないわねぇ・・・それじゃあ、きょか・・・・・」
「はっ・・・はやくっ!!!!」
あたしが、許可してあげようと口にしたところで、明美が大きな声をかぶせてきたの!
むむ〜、な〜に、せっかくあたしが許可してあげようとしてあげたのに、その急かすような態度は?
「・・・あ・・・・」
明美も、自分のしでかしたことに気がついたみたい。
ちょっと表情が硬くなったわ。
でも、もう手遅れよ。
「せっかく、許可を出してあげようと思ったけど、明美がそういう態度に出るんなら、こっちも考え直さないとねぇ〜」
「そ・・・そんなっ・・・・も、もう限界なの!
はやく許可して!」
「まぁまぁ、誰も許可しないなんて言っていないわよ。
ただ、ちょっと条件をつけるだけ」
「・・・条・・・件・・・?」
うふっ、明美、その表情すっごくかわいいわよ♪
「そっ、条件。
さーて、どんな条件がいいかなぁ〜・・・・」