がんばれ奈々ちゃん
ガラガラガラ
「おはよう、桜井さん」
「お、おはようございます」
今日もなんとが教室にたどり着けました…。
このすんごくHな学校に入学して5日目、慣れたとは言わないけど、どうにか生活できるようになりました。
とは言っても登校するだけでもうふらふら、アソコもHな汁でグチョグチョなんです。
あ、べ、別にあたしがスケベって訳じゃないよ〜。
廊下はHな「三角棒」ってのの上を渡らなくちゃいけなくて、そのせいでね…。
教室に入ったら、男の子がみんな挨拶してきました。
しかも透けちゃってる胸のあたりとか、アソコとかじろじろ見ながら。
すっごく恥ずかしいです!
でも、恥ずかしがったりするとさらに喜ぶそうだから隠さず堂々と過ごすんだ!
…でも恥ずかしい…。
HRも終わり、1時間目が始まりました。
でも「特別授業」としか聞いてないけど何するんだろ…。
きっとHなことに決まってるからちょっと不安…。
ん?なんか廊下から女の子のHな声が聞こえてくる。
それもだんだんこの教室に近づいてくる…。
上級生の女の子?
なんなんだろ?
と不思議がっていると担任の高田先生が話をし始めました。
「みなさん、今日は2年生の牧野さんに協力してもらって特別授業をします」
って言った途端、男子は拍手喝さい。
も〜、本当にすけべなんだから…。
「先生、なにやるのー?」
「それについては2年生が説明してくれます。
どうぞ牧野さん」
「は、はい…。
2年の牧野すずです」
あ、すずセンパイだ!
小学校のときの部活でお世話になった人なのです。
まさか同じ中学に来ているなんて思ってもみなかったけど。
なんか…、綺麗。
体が透けて見えてる感じが…。
はっ!あたし、なんて事を考えてんだ!
ばかばか!センパイすごい恥ずかしそうにしてるんだぞ!
「えっと、み、みなさんこの学園にも慣れることが出来ましたか?
私たち2、3年生女子は先生や男子にいっぱい、き、気持ち良いことをしてもらえて、と、とても幸せな学園生活を送っています…」
センパイ顔真っ赤…。
きっと無理やり言わされてるんだ…。
でもあんなに頼もしかったセンパイがあんなふうに恥ずかしがって、もじもじしてるのってなんか…。
はっ!何考えてるの?!ばか!
「私たちが毎日、ち、乳首を勃起させ、マ、マンコをHな汁でグ、グチョグチョにしていられるのも、男子の皆さんがしっかりとした性の知識を持っているからです。
ち、乳首とマンコさえ触れば気持ち良くなる、と思っている人が多いのですが、実際はそうとは限りません。
いきなり強く刺激しても痛いだけです。
最初は優しく刺激して、その後激しくしたり、リズムをつけたり…。
…」
や、やだ!な、なにこれ…。
男子に女の子の気持ちよくなる方法を教えてる…。
確かに、1年の男子はなんか野獣みたいで乱暴で痛いときあるけど…。
でもあんなすけべなやつらに気持ち良くさせられるなんて…。
「…ということです。
また、皆さんは性感帯という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
女の子が気持ちいいと感じるところや、その感度には個人差があります。
例えば、…私は乳首が性感帯ですが、友人の橘京子さんはおへそが性感帯です。
私はクリトリスをいじられるより、割れ目を摩擦されるほうが気持ち良いです…。
ぜひ、そういうことを覚えておいてください…」
へえ、そうなんだ女の子って気持ち良くなるところに違いがあるんだ…。
知らなかった。
「では、1年生の女の子の性感帯を調べましょう。
まずは桜井さん、前に来てください」
へ?…え〜!!
そ、そんなぁ。
ど、どうしよう…。
「はやく前に来てください」
センパイが言うんだから仕方ない…。
あたしはしぶしぶ前に行きました。
「では、教卓の上で体操座りをしてくださいね」
そ、そんなことすればあそこが見えちゃうよぉ、センパイ…。
すがるような目でセンパイを見ると、とってもさびしそうな目で見返してきました。
――耐えるしかないの…――
センパイがあたしに言い聞かせるように言ってくれた言葉…。
今も、そう言われている気がしました。
う〜、仕方ない、あたしは教卓の上に座りました。
み、見えてる…よね?
「ひざはちゃんと開いてね、…そうちゃんとオマンコを見えるように…」
やだ…、こんな格好でひざを開いたら奥まで見えちゃうよ…。
「じゃあ、制服はまくって、そうおっぱいをちゃんと見せて…。
おっぱい大きいわね、私より大きいわ。
でも乳首は小さめね…」
そ、そんな〜、センパイ恥ずかしいこと言いすぎ!
…でも、センパイ、顔はゴメンナサイって言ってる気がする…。
そっか、無理やり言わされてるんだ…。
うん、あたし、がんばってるセンパイのためにも耐えるよ。
「まずはおへそ、…おまり感じないようね。
じゃあ、首はどう?」
やっ、センパイ舐めないで〜。
は、恥ずかしいし、はう…、なんかゾクゾクする…。
「どう、首は?」
「はい。
な、なんかゾクゾクします…」
「桜井さん、首はまだ未開発だけど、きっといい性感帯になるわ」
結局、センパイはあたしの体のいたるところを舐め回しました。
男子たちと違い、優しくてすんごく気持ち良かったです。
なんか…センパイにならHなことされても…。
はっ!それじゃまるで変態みたいじゃないか〜。
う〜。
「はい、それでは桜井さんの性感帯について復習します。
まず首です。
それから乳首とク、クリトリスです。
首はまだまだなので、じっくり開発させてください。
乳首は、くりくり回されるのが一番感じるようです。
そして、オ、オマンコを責めるときはクリトリスを重点的に責めてあげてください。
では、次は山本さん前にどうぞ」
あたしは一目散に自分の席に戻りました。
席に座ろうとしたら隣の男子が
「奈々ちゃん、今日はすごくかわいく感じてたね」
か〜、余計なお世話よ!
あんな状態になっていたのを男子に見られていたことを思い出し、すごく恥ずかしくなったあたしは、急いで席に座りました。
「きゃん!」
…………。
しまった、この椅子で勢い良く座ったら…。
中から、さらにHな汁が溢れ出すのがわかりました。
前では、クラスメイトがセンパイに全身を舐められつづけています。
みんな、すごく気持ちよさそう…。
いいな…、センパイ…。
「おい、桜井!椅子でオナニーするなよー!」
え?や、きゃ〜!こ、腰が動いちゃってた…。
は、恥ずかしすぎるよぉ…。
ようやく1時間目が終わりです。
ん?なんだろ、先生が女子に布を配ってる。
「桜井さん」
「はい」
えっとぉ、なになに…、性感帯 首 乳首…。
や、やだこれあたしの性感帯が書いてあるよ〜。
「では、みなさん、ちゃんとみんなに自分が気持ち良くなるところを知ってもらうために、1週間それを制服や体操服のおなかの部分に貼りつけて生活してくださいね」
え〜、そ、そんなぁ…。
もう、今日は悲惨でした。
この後の体育も給食も、みんな「性感帯」を重点的にいじめてくるし。
おまけに責め方を教えてもらった分、その、あの、う、うまくなってて気持ち良くされちゃうの…。
今までクラスの男子の責めは痛いだけだったのに…。
そうそう、あの布のせいで廊下とかでも、2、3年生の男子にまで「性感帯」をいじめられて…。
それに、なんかあたし自身「性感帯」ってことを意識しちゃって、余計になんか「そこを触られると気持ち良い」って意識しちゃって…。
なんか、これからどんどん自分がHになっていきそうで不安です…。
でもセンパイだってがんばってるんだからあたしもがんばってやる!
すけべな男子なんかに負けてたまるか!
文章:帰ってきた暴走アフラマズダ十三世7(元は) さん