「純白の雪、茶に染めて」
第2章 綾 〜ほとばしる汚液〜
水野 由紀(「聖女学園」より)
13歳 中学2年生
体型(推定) 身長:144cm 3サイズ:71-48-72
髪は短めで顔は童顔。目が大きいのが印象的でかわいい少女。身体は、ちょっと小柄で、線が細い感じがする。全般的にまだ発育途上という感じで、胸もわずかにふくらみ始めたという感じ。
中学2年で、親が事故で亡くなったため、容姿試験に合格し、学費無料で聖女学園に転校してきた。元もとの性格は明るいのだが、恥ずかしがりやで、性的な知識はほとんどない。
柏原 瑞穂(「聖女学園」より)
13歳 中学2年生
体型(推定) 身長:150cm 3サイズ:70-51-75
ロングヘアーでお嬢様風の美少女。性格はおっとりしており、やさしい。ちょっと内気なところがあり、1年たった今でも、学園の淫らな雰囲気になじめないでいる。
身体は色白で病弱なところがある。胸がちょっと小さめで、恥毛は薄い。
川上 綾(「聖女学園」より)
13歳 中学2年生
体型(推定) 身長:133cm 3サイズ:64-45-66
一見したところ小学校3〜4年生ぐらいにしか見えないがれっきとした中学生。髪は両側にお下げにしており、顔は至って童顔。身体の方も同様で胸はまだほとんど膨らんでいない。身長も、小さく小柄。
由紀が席に戻るのと入れ替わりに、瑞穂が真っ赤な顔で手を挙げた。
「あの……先生…………わたくし……その………お…おし………こ…に」
しどろもどろになりながら、恥ずかしい排泄物の名前をかすかな声でつぶやく。
「瑞穂さん、聞こえませんでしたよ。もう一度、ちゃんと立って、大きな声で言いなさい」
「うぅっ……」
そう言われるのはわかっていたのだろう。できるなら、みんなの前でそんな宣言はしたくなかった。しかし……彼女の膀胱も、限界一杯までおしっこを溜めている。排泄だけに始まった話ではなく、お嬢様育ちで純真な彼女は、極度の恥ずかしがりやなのだ。
「み、瑞穂は……お……おしっこしたいんです……お願いしますっ………あぁっ……」
自分が口にしてしまった恥ずかしい言葉に、両手で顔を覆って恥ずかしがる。
「………いいでしょう。次からは、一度目でちゃんと言えるようになさい。では……15番のおまるでするように」
その許しが出ると同時に、瑞穂は小走りに2階席への階段を上り、指定された場所へ向かった。2階に上がってからは、胸をガラス板に押し付けながら這うようにしておまるの場所まで進むことになる。もっとも、申し訳程度のふくらみしかない瑞穂の胸は、桜色の頂点のごく周辺だけがガラスに押し付けられるに過ぎない。だがそれだけに、下からは小ぶりなふくらみを、崩れないままの形ではっきりと見ることができるのである。
「うぅっ……」
見られているという羞恥。そして、乳首に伝わるかすかな刺激。その両者が、瑞穂の顔を真っ赤に染め上げる。そんな散々な移動時間の末、瑞穂はやっと指定された場所にたどり着いた。しゃがみこんで、排泄体勢を取る。
プシャァァァァッ……。
……ほどなく、その中央から金色の水流が流れ出る。限界まで耐えていたわりに、色は透明に近い。
「おおっ……さすが瑞穂ちゃん、おしっこも綺麗だねぇ……」
男子たちの、嘲笑を含んだ歓声。しかし……それを遮って、女の子の震える声が響いた。
「せ、せんせぇ………」
声の主は川上綾だった。幼い顔つきに体つきは、どこから見ても小学生。そんな彼女が、苦しげに目を閉じたまま手を挙げていた。
「川上さん、どうしたの?」
「綾……うんち………うんちしたいのっ……」
切実な表情で訴える。座席から立ち上がったその身体は、今にも倒れそうなほどがたがたと震えている。
「そう……でも、今は、柏原さんがトイレを使ってるのよ。しかも、2階は一人しか通れないから……柏原さんのおしっこが終わるまで、待ってくれる?」
「えぇっ!? だ、だめ……!! 綾、もう我慢できない……うぅっ!!」
綾がむきだしのおしりに手を当てて、襲い来る便意に必死に耐える。
ギュルクゥゥゥゥゥッ……ゴボボッ……。
綾のおなかの中で、汚物がうごめく音がはっきりと聞こえてしまった。
「うぁぁ……もれちゃう……」
「おっ、綾ちゃん下痢してるのかな?」
「聞いたろ今の音。間違いないって」
「よっしゃぁ! やっぱり、予想通りだ!」
腹具合が悪いらしい綾の様子に、男子たちの歓声が上がる。
(そ、そんなことで喜ばないでよ……)
上は瑞穂のおしっこ、下は綾のうんち宣言と、注目から逃れていた由紀も、その心は穏やかではなかった。ここの男子たちは、女子が恥ずかしく思うほど喜びの声を上げるのだ。かつて自分が下痢をした時も、さんざん好奇の言葉を浴びせられたのだから。
「ちぇっ……俺、きっと瑞穂ちゃんだと思ったのになぁ……」
「いや、由紀ちゃんの恥ずかしい下痢便がまた見られると思ったのに……」
(え……どういうこと……?)
続く言葉に、由紀は不審な思いを抱く。まるで、誰かが下痢をすることが決まっていたかのような……。
「み、瑞穂ちゃん早くぅ!! 綾、もうもれちゃうっ!!」
そう言いながら、綾はおしりを押さえ、身体をくねらせて我慢する。
「そ、そんな……」
言われた方の瑞穂も、そう簡単に「早く」できるものではない。
もともと、限界まで我慢していたのだ。一斉にすっきりと出てしまうわけがない。出しても出しても後から流れ出るおしっこを、恥ずかしがりながら垂らしつづけるしかないのだ。
ショロッ……ピチュッ……。
逆に、急かされたのが災いして、水流が途切れ途切れにしか出なくなってしまう。
「は、早く……もうだめぇ……」
ギュルギュルギュルッ……。
綾のおなかが壮絶な音を立て始める。それを見かねて、瑞穂は断続的な排尿を続ける尿道を締めて、ウォッシュレットのボタンを手にした。
プシューッ!!
「んっ……くぅっ……あぁぁぁ…………」
媚薬入りの液体が敏感な部分を直撃する。身もだえするような快感に打ち震える瑞穂。しかし、その目は快感に耐えるようにぎゅっと閉じられている。
「はぁ……はぁ……」
耐え切った瑞穂は、先ほどの由紀と同じような、恥ずかしい格好で下へと降りていく。その先には、おなかとおしりを押さえ、青白い顔で震えている綾の姿。
「綾さん……その……待たせてごめんなさい……」
「うぅ……い、いいから早く……」
降りてきた瑞穂を押しのけるように、綾が2階への階段を駆け上る。その間も、おしりから手が離されることはない。お尻のすぼまりを押さえる指先に、茶色の滴が見えたのは気のせいか……。
「うぅ……もう……もうだめぇ……」
「川上さん、3番のおまるを使いなさい!」
先生から指示が飛ぶ。3番は、2階に上がってすぐそばだ。凄まじい便意に絶望を感じていた綾に、希望の光が差す。
「あぁぁぁ……」
綾は3番のプレートを見つけると、倒れこむようにそのおまるの上にまたがった。そして……。
ブチュビチャビチャビチャッ!!
「出た!」
「下痢だ下痢!」
「うぅぅ……ふぅぅぅんっ!!」
男子の野次も歓声も、綾には聞こえていない。ただ、自分のおなかの中に溜まった熱いうねりを吐き出すことだけに全神経を集中していた。
ブビビビビビッ!! ブジュビビビビビッ!!
ブリュビシュビュィィィィッ!! ジュブブブボボッ!!
「すっげー、びちゃびちゃだ……よく今まで我慢できたな」
「いや、見ろって。綾ちゃんの手、下痢便がべっとり」
「本当だ。立ってる間にもらしてたのか……」
男子たちの指摘するとおりだった。右手の指で肛門を押さえながらも、わずかな隙間から液状の便は流れ出てしまう。仕方なく、左手をその上にそえて流れる下痢便を隠していたのだった。
綾は慌てて手を隠すが、これほど汚れていてはどうしようもない。拭くものもなく、洗おうとすれば手段は備え付けのウォッシュレットしかない。しかも、それを起動した後はおまるが閉じられ、一切の排泄がかなわなくなってしまう。勢いよく下痢便を放出している彼女に、それはあまりにも酷な仕打ちである。
「うぅ……くっ……んんんんっ!!」
手で直接触れないため、腕の内側でおなかを押さえる綾。猛烈な悲鳴を上げるおなかをなだめながら、必死に体内の汚物を吐き出していく。
「んっ………んんっ……」
ビチビチビチッ!! ブビュビュビュビュッ!!
ブバビュルルルルルルッ!! ジュビビビビビビィッ!!
「すげー……おまるの底、もう上がみえねーよ」
「あんなちっちゃいのに……どこにこんな汚いのがたくさん溜まってるんだろうな……」
「うわ、なんか臭ってきたぜ」
「本当だ、ガラス越しなのに……綾ちゃん、いくらなんでも臭すぎるよ?」
「うぅ……あぁぁぁ……痛い……おなか痛いよぅ……」
男子の追及から逃れるように、苦痛の声を上げる綾。
しかし、その程度で許してくれるほど、聖女学園は甘くない。
「おなか痛いって……まだ出す気なのかよ?」
「先生、おもらしの罰則ってないんですか?」
「……そうね、さすがにバスの中でのおもらしは想定外だから……やっぱり、特別シートかしらね……」
「そ、そんな……綾、あれは絶対いや……うぅぅんっ!!」
ビチビチビビビビビィッ!! ブジュジュジュブボッ!!
猛烈な下痢と腹痛が、綾に言葉をしゃべることを許さない。
「うぅ……もうやだぁ……おなか痛いよぉ……」
ブリュブリュブリュッ!! ブビュルゥゥゥッ!!
ブババババ! ビシュブビビビビビッ!!
ビチビチビリュリュリュッ!! ブビビビビビビーーーッ!!
結局、綾は足元にたっぷりと下痢便の水たまりを作り上げて、その放出を終えた。
「はぁ……はぁ……うぅぅ……」
まだ腹痛は続いているのか、その顔色は優れない。
「ぐすっ……」
目の淵に涙を浮かべながら、綾はウォッシュレットのボタンを押した。
シュゥゥゥゥッ……
飛び出す水が、液状の汚物にまみれた肛門を洗い流してくれる。その水が止まらないうちに、綾はその両手をお尻の下に差し出した。
「おおっ、洗ってる洗ってる!!」
「すげー、ウォッシュレットで手洗う子なんて初めて見たぜ!」
「やっぱ綾ちゃんって、こういう中学生っぽくないとこがいいよなぁ……」
「うぅっ……ひどい…………ひどいよぉ……」
容赦のない言葉。しかし、すべて事実なのだから何も言い返せない。綾はみじめさを感じながら、汚れた手を清めつづけるしかなかった。
「ぐすっ……」
泣きながら、1階席に戻ってきた綾。
「罰ゲーム! 罰ゲーム!!」
さっそく、男子たちから大合唱が起こる。その特別シートとは、前後の穴と胸の突起を同時に刺激し、なおかつ絶頂の寸前での生殺し状態を繰り返す凄まじいものなのである。下痢便放出に続く綾の痴態を期待して、男子たちは嬉しそうに罰ゲームコールをかけ始めた。
「待ちなさい。川上さんにはちゃんと罰を受けてもらいますが……その前に、柏原さん!」
「え……っ?」
突然指名を受けた瑞穂が、はっと顔を上げる。
「柏原さん、最後に絶頂を迎えてから15分経過しましたよ」
「え……あっ……」
雪山合宿のバスのルール……女生徒は、身体を温めるため、常に自慰をして体温を高く保たねばならない。15分以上絶頂を迎えなかった場合には、その義務を果たしてないものとみなす。
瑞穂は、自らの排泄、そしてそれに続く綾の下痢便排泄を目の前で見て、しばし身体に触れることを忘れていたのだ。
「というわけですから、まずは柏原さんに特別シートに座っていただきます」
「おぉぉぉっ!!」
地鳴りのような男子たちの歓声。瑞穂はいつも、極度の羞恥心から声も上げず表情もできるだけ変えず、そんな努力を続けている。その瑞穂が圧倒的な快楽の前についに屈する姿を目の前で見られるのだ。男子たちの興奮は当然ですらあった。
「……い、いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
バスの中に瑞穂の嬌声が響き渡ったのは、それからわずか2分後のことだった。
文章:メルティ さん