聖女学園のファッションショー


【きっかけ】

 ある日、男子生徒から『女の子たちにいろいろな服を着せてみたい』との意見が出た。
 特に大きな行事もない学校側は、そのほかの意見も参考にした結果、男子生徒のみを対象にアンケートを取ることにした。
 その内容は…『聖女学園の女子生徒たちに、どんな衣装でどんなコトをして欲しいですか?』というもの。
 ビッシリと書き込まれたアンケートを回収してから一週間後…

 『指定服以外には僅かな私服しか持たない女子生徒たちに、いろいろな服を着てもらい気分転換をしてもらう』という名目で『聖女学園ファッションショー』が行われることとなった。

 先日のアンケートを参考に、その手のプロのデザインした衣装を身につけた女子生徒たちが、その手のプロの演出によってモデルとして舞台に立つのである。
 しかし、聖女学園で普通のファッションショーを行うはずもなく…事実『女子生徒の気分転換』であるにもかかわらず、ショーの開催日時は男子生徒にだけ知らされ女子生徒は当日に知らされることになる。
 

【余興】

 まずは男子生徒だけが会場となる体育館に集合する。
 『ファッションショー』と言うことで、壇上の中央部から体育館の中心までの間に幅2メートルの『花道』が設置されている。
 それを取り囲むようにパイプ椅子が設置され、三方の窓を囲んだカーテンにはプロジェクター用の大型スクリーンが中央上部に取り付けられている。
 スロープや天井には大小様々な照明器具や自動制御のビデオカメラが設置され、イベント用の大型スピーカーも壇上の両脇に置かれている。

 その頃女子生徒たちは教室で『暗示の日』などで使用される水晶玉によって『ショーを円滑に執り行う』名目でいくつかの暗示をかけられる。
 一つは『渡された服を恥ずかしがらずに着るコト』二つめは『壇上から花道を笑顔を絶やさず行き来するコト』…そして『スポットライトを浴びている間はイヤホンからの指示には絶対に従うコト』の三つである。
 二・三年生には、さらにいくつかの暗示が追加でかけられている。
 暗示が掛け終わると担任教師に引率され、控え室に当てられた体育館付近の教室へ移動していく。

 女子生徒たちが控え室に入った頃…体育館で待っている男子生徒の暇つぶしのために大型プロジェクターから映像が流れる…すると。
 プロジェクターの中には見慣れた制服の少女たちが映し出される。
 控え室のあちらこちらに設置された隠しカメラの映像がライブで中継されているのである。
 女子生徒たちは自分の名前の書かれた衣装袋を受け取ると、盗撮されているのも知らずに今着ている制服を脱いでいく。
 聖女学園では女子生徒は下着を着けないことが規則なので、セーラーを脱ぎスカートをおろした時点で生まれたままの姿になる。
 他のイベントで何度も見ているとはいえ思春期の男子生徒…『盗撮』というシチュエーションもあって体育館は大盛り上がりとなる。
 体育館から響く歓声に疑問を感じながらも、女子生徒たちは粛々と用意された衣装を身につけていく。
 自分たちが体育館の男子生徒を盛り上げていることは知るよしもない。
 

【一年生】

 女子生徒たちの準備が完了すると、いよいよファッションショーの幕が開くコトとなる。
 プロによる演出によって本物のさながらの音楽やライトワークの中、最初に一年生が壇上から花道へ一人づつ暗示による笑顔を浮かべて歩き出す。
 後方の生徒にも見えるように大型プロジェクターには、会場内のビデオ映像が一流のカメラワークで映し出されている。
 少女たちがスクリーンに映る自分を見て恥ずかしくなったとしても、先の暗示によって歩くスピードや仕草…男子生徒の前で決して見せない満面の笑顔も崩れることはない。

 今回、女子生徒たちが身につける衣装は全て先日のアンケートを元にしているが、一年生の彼女たちが担当する衣装は『比較的にありがちな衣装』である。
 例を挙げれば『ファミレス制服・ナース・OL服・巫女・婦警』などである。
 衣装には下着も含まれていたので、一年生たちは比較的よろこんで着替えていたが…
 ここは『聖女学園』。
 アンケートで『どんな衣装でどんなコトをして欲しいか』を聞いていたように…少女が花道の先端でスポットライトを浴びた瞬間から本当のショーが始まるのである。

 ナース服を着た女子生徒には、『ナース姿でおしりで検温して欲しい』というアンケート回答に基づいて演出がほどこされる。
 花道から会場の中心まで笑顔で歩いてきた少女は、右耳から流れるイヤホンの指示どおりに恥ずかしいポーズを取りながら、自ら体温計を肛門に差し込んで直腸検温を行う。
 客席から聞こえるヤジやリクエストに直接応えることはしないが、ひとたびイヤホンから同じ指示が出されれば肛門から抜き取ったばかりの体温計の臭いを嗅いで感想を言わされるなど…女子生徒の意志を無視した恥辱的な行為で会場を盛り上げていく。

 他にも『巫女さんの格好をして竹ぼうきでオナニーして欲しい』『ウェイトレスに自家製のミルクやシロップの入ったコーヒーを飲んで欲しい』といったエロマンガを再現するような淫らなリクエストで一年生のショーは進められていくのである。
 

【二年生】

 一年生が終了すると、次は二年生の番である。
 上級生である彼女たちには『バニー服・レースクイーン・チャイナ服・ボンテージ』などの露出度の高い衣装が用意される。
 演出内容はさらに過激になり、手持ちの小物を使用していた一年生とは打って変わってテーブルや椅子…さらには円卓やレース用のオートバイといった大がかりな道具が女子生徒ごとに準備されている。
 道具のセッティングには学園の女性教師たちも参加しており、バイクを花道に移動させる際には身体のラインがハッキリ分かるようなライダースーツで運転するなど、幕間の余興的な意味合い客席の目を楽しませる。

 『レースクイーンがバイクのシートに付けた張り型でオナニー』とのリクエストに応えるために、張り型が二本も付いたバイクのシートに女性教師がまたがって移動させ余興を演じたあと、ハイレグの水着に身を包んだ女子生徒が花道を歩いてくる。
 花道を歩いている間は男子生徒の声を無視しているがスポットライトを浴びた途端、二年生だけの追加の暗示によって『イヤホンからの指示がない間は、男子生徒の指示にも従う』コトとなる。
 暗示の内容については大型スクリーンに表示されているので、ここぞとばかりに『犬マネ』をさせたり『しり文字』を書かせたりと、ストリッパー並みの卑猥なリクエストが少女に次々と浴びせられる。

 盛り上がったところでイヤホンから指示が流れ、先ほどの余興で女性教師の体液に濡れたバイクのシートに腰を下ろしていく…。
 張り型を前後の口でくわえ込んだ後は男子生徒たちに指示が委ねられることとなる…。
 『上下や前後に腰をグラインドする』と言ったリクエストはまだやさしい方で、『張り型を挿入したままM字開脚』と言った凶悪な指示に、引きつった笑顔で全て応え失神寸前にまで追い込まれる。

 他にも『バニーさんが人参などの野菜でオナニーする』『ノーブラノーパンのチャイナドレスで円卓の上でエッチなポーズ』などのファッションショーと言うよりは『ストリップショー』のような破廉恥なリクエストに、二年生の女子生徒たちは無理矢理応えされられる。
 

【三年生】

 最後はもちろん三年生が登場するのだが、リクエストされた衣装は『紐水着・裸エプロン・おむつ・ボディーペインティング・拘束具』といった…もはや『全裸の方がまだマシなのでは?』と思えるほど卑猥な衣装が準備されている。
 控え室で自分の衣装を見た少女たちは、あまりの卑猥さに言葉を失い着用をためらってしまう…が『渡された服を恥ずかしがらずに着るコト』と暗示をかけられている彼女たちが拒絶できるわけもなく、お互いを見ないように淫らな衣装を身につけていく。
 演出の方もまるでセットのような複数の道具が準備され、三年生のみに衣装とともに渡された台本によって『アダルトビデオの公開撮影ショー』の様相を呈している。
 さらに特別出演と言うことで女性教師もイメージに合わせた破廉恥な衣装でショーに参加するコトとなる。

 『ベビープレイ…ミルクを飲んだりおむつを替えたり』と言ったリクエストの場合。
 まずは女子生徒の登場の前に、素早い出際でベビーベットや小物が入ったおもちゃ箱、幼児向けデザインのテーブルなどが花道にセッティングされる。
 準備が完了すると壇上の奥からベビーカーを押す母親役の女性教師が姿を現す。
 ベビーカーには赤ちゃん役の幼児用前掛けに おしゃぶりをくわえた おむつ姿の女子生徒が乗せられており、セットの所までたどり着くと女性教師に抱えられベビーベットに寝かされる。

 その後、『ミルクの時間』と称して女性教師の乳首をくわえたり男性器を模した哺乳瓶から濃いミルクを飲まされた後『おむつ替えの時間』となる。
 暗示によって生理現象までもコントロールされており、イヤホンの指示一つで放尿はもちろん排便まで強制的に行われる。
 女性教師がおむつを外した女子生徒の股間をのぞき込んだときに放尿をさせたり、少しずつ排便させ何度もおむつを取り替えたりする…。
 女子生徒はもちろん女性教師にとっても屈辱にまみれた演出でリクエストに応えるコトになる。

 その後も『裸エプロンに2穴バイブの状態で料理し、愛液などで味付けしたそれを女性教師に食べさせる』『二人でお互いにボディーペインティングを施した後で大人の玩具を使った創作ダンスをする』など…AV女優も裸足で逃げ出す程の悪夢のようなリクエストに、彼女たちは強制された笑顔で応えていく。
 

【終幕】

 ショーのエンディングは一年生から順番に花道を一周して最後のご挨拶をおこなう。
 出番が終わったあとも体育館外の仮設テントで待機していた女子生徒たちは、暗示のままに笑顔で花道を歩いていく。
 しかし多くの少女たちには淫らな演出の名残り…服の上からでも勃起しているのがわかる乳首、スカートやタイツに愛液などによって出来た恥ずかしい染み、いまだに太腿を伝う愛液あるいは汚汁…それらを隠すこともなく笑顔で歩を進めていく。

 大型モニターには登場する女子生徒にあわせて、リクエストのハイライトが映し出され、そのときの音声も同時にスピーカーから流されている。
 ナース服の一年生が舞台の中央に来たときには直腸検温した体温計のニオイを嗅ぐシーンが、レースークイーン姿の二年生が歩くときにはバイクのシートに取り付けられた張り型で絶頂を迎えるシーンを次々と映し出して女子生徒たちに恥辱の追い打ちをかけていく。
 出番が終わったばかりで快感や羞恥の余韻が残っている三年生が花道を降りると『聖女学園ファッションショー』は終わりとなる…しかし彼女たちの羞恥責めは、まだ完全に終わったわけではない。
 

【終了後】

 ショーが終わり女子生徒たちが体育館を出ても、男子生徒は誰一人席を立つことはなく全員が大型スクリーンに注目している。
 再び控え室となった教室が映し出され…しばらくすると羞恥と恥辱でフラフラになった女子生徒たちが入ってくる。
 恥ずかしさに顔を真っ赤にしてうつむいたままの少女、恥辱の悔しさに涙を浮かべる少女…重苦しい空気の中、彼女たちは普段の制服に着替えなければならない。
 とは言っても一部の生徒、特に三年生はそのまま着替えるわけにはいかない…彼女らの身体は汗や涙や愛液、中には溶けたロウや自身の排泄物などで汚れた者もいる。
 しかし、教室にはそれらを洗い流すシャワーはなく…あるのはショーの間に運び込まれた大きなケースいっぱいのおしぼりタオルだけである。

 少女たちは汚れた衣装を恨めしそうに脱ぎ袋に押し込むと、濡れたタオルを手に取り身体の汚れを拭き取っていく…。
 顔や上半身の汚れを拭き取るたびに新しいタオルに取り替えていく少女たち。
 しかし下半身…特に秘部の汚れとなると同性同士でも恥ずかしくなり、多くの生徒が机の影にしゃがみ込んで拭き取ろうとする。
 すると、体育館では大歓声がわき起こる…じつは机付近の床に無数のカメラが設置されていて、ほとんどの少女たちはカメラをまたぐ様にしゃがみ込んでしまいトイレ盗撮並みの過激な映像が映し出されているのである。
 さらに壁や天井のカメラでとらえた女子生徒の表情がカットインされ、大型スクリーンいっぱいに汚れたヴァギナとアヌスをおしぼりタオルで拭き取る様子が、羞恥や恥辱に染まった表情とともに男子生徒の喝采を浴びるのである。

 何とか元の制服に着替えた女子生徒たちは重い足取りで自分たちの教室へと帰ると、再び水晶玉によって三つの暗示を解かれていく。
 暗示解除が終了する頃、体育館の男子生徒たちも教室に戻ってくる…が、ほとんどの女子生徒たちはショーのことを思い出して彼らの顔をまともに見ることも出来ない。
 しばらくのあいだ、男子生徒の間ではファッションショーの話をして少女たちを恥ずかしがらせる遊びが流行ったとのことである。


文章:いなつきほなみさん


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