1000万HIT記念



 体育館の舞台に、2年女子生徒の5人が整列している。
 淫猥な制服ではなく、みなかわいらしい普段着に身を包んでいる。
 その彼女たちにはビデオカメラが向けられおり、皆一様に不安な表情を浮かべている。
 ビデオカメラの横にいる北島が、ちゃんとリハーサルどおりちゃんとやるよう忠告する。
「いくわよ〜。
 5秒前!」
 中宮の元気な声が、メガホンのせいでさらに元気良く響き渡る。
「スタート!」
 その瞬間、5人は飛び切りの笑顔をつくり叫んだ。
「1000万ヒットおめでとうございます!!」
 観客である男子生徒から拍手喝采が起こる。
 彼女たち自身、なんについて祝っているのかはわからない。
 だが、命令されたことについて従うしかないことは、これまでの経験からわかっている。
 斎藤が脇から登場する。
「1000万ヒット、本当におめでとうございます」
 深々とカメラに向かって礼をする。
「今回、2年生の5人が有志として、1000にちなんだ挑戦をしてくれます」
 ギャラリーから拍手が起こる。
「5人がそれぞれ自分の持ち味を生かしたことに挑戦し、それをカウントします。
 その合計が1000になるまでみんながんばります。
 単純には一人200カウントという計算になりますが、ある子がたくさんカウントしてもかまいません。
 でも、そこは我が聖女の生徒ですから、皆さんで協力してがんばってくださいね」
 斎藤が生徒を見て微笑む。
 しかし、その視線には様々な思いが込められているようにさえ映る。
 由紀が一歩前に出る。
「水野由紀です!
 1000万ヒットおめでとうございます!」
 深々と礼をする。
「えっと…、まだ転入したばかりみなさん私のことをよく知らないと思います。
 ですので、私はまず1000個の質問に答えます!」
 由紀は、北島に教えられた通り発言する。
「はい、では由紀さんは質問の回答ひとつに1カウントしますね。
 答えられない場合は−100ポイントとなりますからね。
 みなさんにいろいろ知ってもらいましょう」
「は、はい!
 がんばります!」
 そう言うと彼女は舞台から降りる。
 体育館には、5つのブースがばらけて配置されている。
 由紀は男子生徒の間をぬいながら、そのうちの1つに向かう。
 淡い水色のワンピースを来た彼女は、とても清楚でかわいらしい印象を与える。
 だが、それを見つめる男子生徒たちは、そんな今の姿とは180度違う一面をこの数日間見つづけている訳で、決して可憐な少女を見る目ではない。
 由紀自身も、自分が普通の格好をしているにもかかわらず、顔を赤らめながら早足でその場をすり抜けていく。
 そして自分の入るべきブースにたどり着くと、意を決してその中に入る。
 ブースはボックスの一面のみがない形状をしている。
 中に入った由紀からは、他の4つのブースの様子は全く確認できない。
 しかも、このブースは音がこもって、そのブースを見学に来た男子生徒までしか音が届かない作りになっており、5人の少女がお互いどういう状態なのか把握できないのだ。
 自分のブースに置かれた5人の合計カウントが表示される電光掲示板だけが、他の少女の様子をなんとなく伝えてくれるのみである。
 とはいえ、個々のカウント表示ではないため、実際には彼女たちの不安を煽るためだけに設置されているというのが真実だ。
 「記録係」という腕章を付けた男子生徒が、彼女の目の前にビデオカメラを設置する。
 ビデオカメラの横に置かれたモニターに、1つ目の質問が表示される。
―― 名前は?
「え、えっと……水野由紀です」
 5つのブースと、舞台に設置されている電光掲示板に「0001」と表示される。
―― 学年は?
 由紀がそれに答えると表示が「0002」に変わる。
 次の質問が表示される。
その瞬間男子の表情がニヤつく。
「え、そんなの……わ、わかんない……よ」
 由紀はつぶやく。
 モニターには
―― 3サイズは?
 と表示されていたのだ。
「質問に答えないと−100カウントだよ!」
 記録係が忠告する。
「そ、そんなこと言ったって……」
 恥ずかしさもあるが、それ以上に由紀は自分の3サイズを測ったことなどない。
 記録係が彼女の後ろを指差す。
 由紀は、自分の後ろにたくさんの箱が置かれているのに気づく。
 そこには普通の小道具、淫らな玩具、学園で使われる様々な制服などいろいろなものが用意されていたのだ。
 彼女はその用意周到に準備されたものを見て、これまであった不安感をさらに増大させる。
 しかし、彼女は男が指示する1つの箱の中から、何かを探さなくてはならない。
 彼女はあるものを発見すると、戸惑いながらも立ち上がり本来の立ち位置へと戻る。
 彼女の手は、メジャーを掴んでいる。
 その手を震わせながら、自らの胸元に手を伸ばす。
 しかし係が忠告をする。
 彼女は顔を真っ赤にしながらも、上半身に向けていた手に向かう先を変えた。
 そして、ワンピースを脱ぎ去った。
 一瞬の躊躇のあと可愛らしい下着にも手を伸ばした。
 それからほどなくして、「0003」と表示が変わった。

 そのタイミングに合わせ、希が一歩前へと出る。
 その瞬間、由紀のブースへと行かなかった男子生徒が一斉に顔をあげる。
 その男子の手には、小型のモニターがあり、そこには今の由紀の様子が映し出されていた。
 そのモニターは5分割でそれぞれのブースの様子が映し出されており、聞きたいブースの音声はイヤホンを通じていつでも確認できるようになっている。
 つまり男子は5人の様子を全て把握しながら、今、自分が行きたいブースへと足を運ぶことができるのだ。
 しかし、当然のことながら舞台にいる少女たちには、今、由紀がどんな恥ずかしいことをしているかはわからない。
 あくまでも希は、北島の催促にしたがって前に歩み出たに過ぎない。
「佐藤希です!
 おめでうございます!」
 そう言うと、希は健康的な印象を与えている短パンをずり下ろした。
 男子たちがざわめきだした。
 彼女が穿いているショーツは、ちょうど陰毛が生えている部分のみが綺麗に切り取られていたのだ。
 希は、零れ落ちそうになる涙を必死にこらえる。
「私の自慢は、このぼーぼーに生えた毛です!」
 体育館が歓声に包まれた。
「この私の濃いマン毛で、いろいろなことをします!」
「はい、では希さんはその立派に生えたお○んこの毛1本で何かをするたび、1ポイントとします」
 希は、その格好のまま舞台を降りた。
 自らのコンプレックスを露にした下着を履かされ、それに対し野次を受けながらも、希は指示された通り両手を頭の後ろに回し、男子生徒の間を縫って自分のブースへと向かった。
 ブースに入った希は、舞台も由紀の様子も確認することができなくなった。
 また、ブースの奥に様々な箱が置かれていることにも、すぐに気づいた。
 指令用モニターに、1つ目の指示が出される。
「ま、まずは手で引っ張ってどれだけ抜けるか挑戦します!」
 そう言うと、希は数回に渡り自分の陰毛を引っ張っては横に用意された白いテーブルに置いていくという、屈辱的な行動をした。
 カメラが、テーブルの上の黒く縮れたものを映し出す。
 そして希の顔のアップに戻ると、羞恥に顔をゆがませた希がひきつった笑顔を浮かべながら、モニターの指示に従って発言をした。
「ま、まずは16本です!」
 カウントがその数だけ上昇した。

「1000万ヒットおめでとうございます。
 柏原瑞穂です」
 瑞穂が深々と礼をする。
 顔を赤らめながらピンクのワンピースを脱ぎ去ると、下はショーツ、上はキャミソール一枚になった。
 しかもそのキャミソールには10円玉ほどの大きさの穴が二つあいており、そこからピンクに色づく瑞穂のウィークポイントが丸見えとなっていた。
「わ、わたくし……柏原瑞穂のチャームポイントは、この、乳首です…」
 頻繁に瞬きをし、目線も定まらない。
 北島が、
―― カメラ目線 笑顔で
 とカンペを出す。
 彼女は軽く謝罪の礼をすると、発言を続ける。
「わたくしのち、乳首ちゃんはすぐにピ、ピコンって勃起してしまいます」
 5人の中でも最も品のある瑞穂が、その品など感じられない言い回しをしている。
「このた、立ちまくり乳首ちゃんは学年で一番び、敏感です。
 この、か、感じまくり乳首ちゃんへの1クリックを1カウントとします!」
 瑞穂の顔はもう真っ赤になり、唇も震えてしまっている。
 だが、深呼吸をすると若干丸まっていた背筋をぴんと伸ばし、舞台を降りブースへと向かった。
 ブースに入った時点で、既に2つのピンクの円はその面積を少し小さくしていた。
 モニターに1つ目の指示が出る。
「えっと、ま、まずは人の指でクリックさせていただきたいと思います」
 瑞穂が普段どおりの口調でそういうと、中宮が彼女の後ろへと回り込んできた。
 そして顔に満面の笑みを浮かべながら、2本の人差し指を瑞穂のさくらんぼへと伸ばした。
 そしてそれに触れた瞬間、瑞穂は体をビクッと震わせる。
 カウントが2つ上昇する。
 中宮の人差し指は緩急をつけ、瑞穂の乳首を弄ぶ。
 彼女の目は必死にカメラを見つめ、唇をかみ締め攻撃に耐えている。
 カウントがどんどんと上昇していく。
「……ふぁ、あん!」
 中宮の巧みな責めに、思わず声を漏らしてしまった。
 その瞬間、掲示板のカウントが一気に減る。
「あ〜あ、感じて声出したら−100だもんねぇ」
 中宮が、子悪魔の表情で瑞穂をからかう。
「そんなにあたしの指、気持ちよかった?」
 瑞穂の顔が上気する。

 次は真由美の番だ。
「1000万ヒットおめでとうございます!」
 ポニーテールを揺らしながら叫んだ。
 白いブラウスにネクタイ、下はジーパンとスタイリッシュな格好は、彼女の魅力を十二分に引き出している。
 しかし、その彼女が後ろを向くと、それとは全く違う印象をギャラリーに与えた。
 ジーパンの後ろは大きくくり抜かれ、彼女の臀部が剥き出しになっていたのだ。
 彼女は、両手で自らの尻を掴み開く。
 浴びせられる野次に耐えながら、尻をくいっと持ち上げ上半身をひねり顔をギャラリーへと向けた。
 その立ち姿は、卑猥以外の何物でもない。
「私、高瀬 真由美のケツ穴は、この学園生活において、皆さまの協力のおかげで立派な性感帯の1つとなるまで開発していただくことができました!」
 凛とした表情を崩さない。
 しかし、頬が少し赤くなってしまうのは抑えようもない。
「この真由美の変態肛門は、Hな刺激に毎日喜んでいます!
 ……この真由美のエロアナルへの1ピストンを1カウントとします!」
 彼女は、両手で尻を割ったまま舞台を降りると、ギャラリーの間をすり抜けようとする。
 しかし、そこに紺野が台車を持って近づいてきた。
 そして彼女に耳打ちをする。
 事前に打ち合わせにない内容に、さすがの彼女でも表情を曇らせる。
 しかし、彼女は従うしかない。
 真由美は台車の上に跪くと上半身を前に傾け、さらに右手の指でお尻の割れ目を開く姿勢になった。
 紺野がその台車をゆっくりと押していく。
 これまで平静なふりをし続けてきた真由美の表情は、屈辱でゆがんでいた。

 舞台にひとり取り残された綾が、ブースへと旅立った。
 彼女に科せられた試練は、尿1ミリリットルを1カウントとするものだ。
 一見すると、あくまで5人の中での比較という条件においては、圧倒的に楽なようにも思える。
 しかし利尿剤入りの哺乳瓶を咥え、大き目のベビーカーでブースへと運ばれた綾だが、その表情には全く余裕がない。
 上半身のみパーカーを着た格好で、ギャラリーにお尻を向け四つんばいになる綾。
 股間にビーカーを当てるというあまりにも恥ずかしい格好をしているにもかかわらず、綾自身その羞恥心以外の表情を浮かべている。
 自分のと他の4人の課題とを聞かされたとき、綾は少しでも他の子の助けになろうと決心をしていた。
 だから、今日は朝から一度もトイレには行かなかったし、朝食のときにたくさんの水分補給もした。
 彼女なりにやれることは全部やった。
「あや、おしっこ、い、いくよ……」
 その甲斐があって、まるでダムが決壊したかのように、彼女の割れ目から黄色い液体が噴き出す。
 カウントが100、200、300…とどんどんと挙がっていく。
 本来であれば、消えたくなるような羞恥心とともに、4人の少女に対して協力できたという達成感のようなものも味わえるはずであった。
 しかし、綾の表情はどんどんと切羽詰ったものになっていく。
 股間は勢いを失い、ちょびちょびとした排尿となっていた。
 彼女のブースに中宮が現れる。
 しゃがみこんで綾の股間を覗き込む。
「あらあら、綾ちゃんおしっこたくさんしたね」
 中宮は、いたずら心丸出しの表情をしている。
「でも、朝の様子からすると、もっと出るはずだよね。
 おかしいな〜」
「せ、先生……ダメ……」
「ちょっとほぐしてあげるね」
 中宮が、綾の尿道口に手を伸ばす。
「い、いや! 先生!
 ほ、ほんとにだめなの!」
 綾が叫ぶ。
 中宮の指先が、うねうねと動き敏感な部位を刺激する。
「せ、せんせい、ど、どいて!」
 その瞬間、もう1つの穴から茶色い液体が噴き出した。
 実は、彼女は猛烈な便意と戦っていたのだ。
「あらあら、綾ちゃんおしっこ出さなきゃいけないのに、うんち出しちゃうなんて駄目じゃない」
 中宮はそう注意するが、目は明らかに笑っていた。
 北島を始め、他の教員も集まってくる。
 そして綾の前で、彼女に聞こえるようにこの事態について議論を始めた。
「うぐっ、えぐ…ごめんね、みんな…」
 彼女の泣きじゃくる横で行われた議論の結果が出た。
 掲示板の数字が一気に500減らされた。

 こうして5人の様子を見届けた男子が、各ブース内を行ったり来たりし始めた。
 彼女たちの1000カウントへ向けた挑戦が始まった。

 スタートからどれだけの時間が経ったのであろうか。
 5人にとっては永遠に、男子生徒にとってはあっというまの時間が過ぎ、カウントは1000まであとわずかとなっていた。


○ 由紀のブース

 彼女は、あいかわらずワンピースを着て清楚な姿で立っていた。
 まだ、この学園に来たばかりの彼女。
 課題の性質のおかげか、他の4人とは違い綺麗な姿でいられている。
 しかし、その表情は女としてのプライドをずたずたにされ、屈辱に満ちた表情をしている。
 メジャー、ノギス、体温計、肺活量計……、いろいろな測定器具が彼女の周りに散らばっていた。
 全裸になって3サイズを測り質問に答えた後は、胸、女性器、肛門といった今まで他人はおろか自分でもよく見たことのない部位の、様々な数値について質問をされ、そのひとつひとつを自らの震える手を使って測定をし、答えさせられた。
 この学園に来るまでは聞いたことすらなかった卑猥な単語を、たくさん言わされた。
 そして、この学園で体験したさまざまな事柄についての質問をされ、そのたびに思い出したくもないことを思い出させられ、恥ずかしい感想を言わされた。
  でも、あと少しで終わる……。
 少しずつ増えては一気に減るという変動を幾度も繰り返しつづけたカウントも、あと少しで終わるのだ。
 その気持ちだけが彼女を支えていた。


○ 希のブース

 白いテーブルには、たくさんの陰毛が乗っている。
 希はあの後開脚台に座らされ、男子生徒一人一人に股間を至近距離で覗き込まれ、様々な野次を浴びせられながら、はさみを使って一本一本切られた。
 自らの陰毛を咥えさせられたり、顔に貼り付けたりといった屈辱的な顔写真を撮られもした。
 男子生徒に、毛をおもちゃのように遊ばれもした。
 彼女の股間は今、いびつな生え方になってしまっている。
 しかも、部分部分ヘアカラーで染められ、カラフルな彩りになってもいる。
 希にとって最大のコンプレックスである陰毛を、これでもかと遊ばれた。
  こ、こんなのって……。
 自分の股間に目をやると、ようやく乾いた涙の跡の上をまた新しい涙が流れ落ちていった。


○ 瑞穂のブース

 筆、ローター、ローション……様々な小道具が瑞穂の周りに散乱している。
 いろいろな道具を使って、2つの敏感な器官が弄ばれ続けた。
 また、自ら刺激を与えさせられもした。
 乳首に朱肉を塗りつけられ、多くの男子生徒の生徒手帳に、何度も胸を押さえつけさせられもした。
 様々な刺激を受け続けた彼女のウィークポイントはコチコチに充血しており、軽く触るだけで取れてしまうのではと思えるほど熟れていた。
 そして、敏感な部位をそこまで徹底的に責められれば、当然違うところにも影響を与えてしまう。
 純白であったはずのショーツは中心部に大きなしみを作っており、それはゴムの部位まで届きそうなほどである。
 そして彼女自身息は荒々しく、なんの刺激を受けていない状態でもときおり体をびくつかせてしまっている。
  そこだけじゃなく……いっそ、い、いや駄目ですわ……そんなはしたない……。
 性感を高められた雌の本能と、女性としての理性とが、彼女の中で激しく戦い続けている。
 そんな彼女のことを知ってか知らずか、新たな刺激を与えようと彼女の2つの突起に新たな道具が近づいていく。


○ 真由美のブース

 彼女のブースにも、アナル責めのために用いられた様々な淫具、小道具が散らばっていた。
 どんな刺激、羞恥、屈辱にも気丈な態度を貫き通す真由美が、唯一はしたなく悶えるポイント、それがアナルである。
 その唯一にして最大の弱点を責められ続ければどうなってしまうかは、男子生徒だけでなく真由美自身にもよくわかっていた。
 だが、実際には彼女の想像以上の辱めが待っていた。
 彼女から少し離れた場所におかれたテーブルの上には、真っ白なお皿にラップが巻かれ置かれている。
 その中には、大量の茶色い塊が入っていたのだ。
 真由美は昨日1日、排泄という生理現象がなかった。
 明日このイベントに行く前にはトイレに行かなきゃ……、そう彼女は考えていた。
 ところが、彼女は珍しいことに寝坊をしてしまった。
 幸いか、その日の朝も便意はなかったため、慌てて朝食を取り今日の身支度をして寮を出てしまっていたのだ。
 だが、そんな状態でアナルを責められ続けられれば、結果は火を見るより明らかだ。
 ブースに入りアナル責めをされ始めて十数分後、真由美は強烈な便意に襲われてしまった。
 中宮の指による甘美な刺激、アナルビーズによる直接的な攻撃、それ以外にも次々と肛門に与えられる刺激によって、彼女の排泄欲はどんどんと高められていく。
 にもかかわらず続けられる刺激に、無限に耐えられ続けられるはずもない。
 結局、彼女は土下座をして破廉恥な言い回しで排泄のお願いをさせられた上、皿の上にいつも以上に太く、長く、たくさんの排泄物をひねり出すという屈辱を味合わされた。
 プライドを潰され、−500ポイントもされた彼女には、男子に抵抗する気力も残ってはいない。
 その後出される様々なアナル責めの命令に、文句ひとつ言わず従い、最大の性感帯に与えられる刺激から起こる快感にも、比較的素直に反応していった。
 今、彼女は自力では立つこともできず、膝を付き両手を床について肩で息をしている。
 穴の開けられたジーパンは、股間部分が明らかに濃く変色している。
 彼女は指令どおり、右手の人差し指を自分のお尻の穴へと向かわせる。
  あっ……あっ! あぁ……。
 指の先端が入り口に触れた瞬間、体をビクっ、ビクとさせる。
 ジーパンの染みの面積がまた広がる。
 そして数滴の雫が落ちてくる。
 息を整えた後、真由美はさらに指を奥まで押し込んだ。


○ 綾のブース

 最初の頑張りが全くカウントにならないばかりか、マイナスからのスタートなってしまった綾は、その後大量の水を飲み続け、必死に頑張った。
 四つん這い、逆立ち、犬のポーズ、ありとあらゆるポーズで排尿をさせられた。
 ビーカー、コップ、ペットボトル、様々な受け皿に出さされた。
  あと少し、がんばらなきゃ……。
 彼女は水を飲むと、自ら下腹部を押し始めた。


 そして電光掲示板のカウントが1000になった。
 由紀は両手で真っ赤な顔を覆い、その場にうずくまった。
 希は右手で顔を、左手で股間を隠し後ろを向いた。
 瑞穂と真由美はその場に崩れ、荒々しく呼吸をしていた。
 綾は体育座りをし、力なくうなだれた。


 そんな中、体育館には透明なシャワー室が5つ運ばれてきた。
 彼女たちはしばらくして後、立ち上がるとそれぞれのシャワー室に向かい、四方から男子生徒に見られながら身体の汚れを洗い流していく。
 そして、学園指定の制服に身を包むと、頼りない足取りで再び舞台へと向かった。
 舞台には、半径15cmほどの半球状の塊の上に、男根を模した張り型がつけられたものが5つ用意されていた。
 5人の少女はその上を跨いだ形で立った。
 美少女たちは、精一杯の引きつった笑顔を浮かべながら、力なく叫んだ。
「1000万ヒットおめでとうございます……」
「最後に……お、オ○ンコ、1ピストンで1カウント 合計1000を目指します」
 由紀が精一杯カメラを見ながらそう言った。
 それに希が続く。
「1000のオ○ンコで、1000マン です」
 そう言うと、由紀、希、綾はディルドをくわえ込むために、自らの股間を指で弄り始めた。
 しかし、瑞穂と真由美はすぐにしゃがみ込んでしまった。
 これまでの刺激で既に濡れているからという理由以上に、2人の我慢はもう限界に達していた。
 今、自分の下にあるものは自分たちを辱め、虐げる道具だとは頭ではわかっている。
 しかし、自分の敏感な部位のみを徹底的に責められ続けながらも、女性として一番肝心な部位には一切何もされなかった2人の身体は、違う目的の道具だと認識してしまっている。
 ぐちゅ、ぐちゅ
 ずぶっ、ぬちゃ
 はしたない音を立てながら、2人は騎上位の体勢となった。
 瑞穂は口を抑え、淫らな声を上げないように必死だ。
 真由美は、自分の表情を見られまいと、顔を精一杯下に向ける。
 今、自分がどれだけ淫らで恍惚な表情を浮かべてしまっているか、わかるからだ。
 2人とも膝を震わせている。
 指示が出るより先に、腰を振ってしまおうとする身体を必死に抑えている。
  お願いですわ……皆さん、は、はやく……。
  だ、だめだ……も、もう……。
 2人にとっては、永遠に思える時間が経った頃、3人が腰を下ろし終わった。
 北島が合図をする。
「ではスタート」
 5人による騎上位の競演が始まった。


文章:元はさん


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