聖女学園 短編 杏の反省作文



 恥ずかしがり屋でなかなか男子とうちとけない不来方 杏(こずかた あんず)。
 男子が綿棒で膣内を清掃してあげてるとき、笑顔ができていなかったという理由で反省作文を課せられることになりました。

 反省作文室というのは校舎1階にあり、10畳ほどの小さな部屋です。
 まず一番奥には32インチの大型ディスプレイ。
 その手前には人がひとりが乗れるほどの小さな台と、その上に据えられたスタンドマイク。
 部屋の中央には教室にあるものと同じ机があり、その前にはなぜか木の椅子ではなく、横幅2メートルほどの背もたれのないソファーが置かれています。

 この部屋には窓もなく、気を散らすものは何もありません。
 基本的には生徒ひとりだけが入り、じっくりと反省作文に取り組むことになります。

 さて、部屋に入る前に杏の着ているものを全て脱ぐように命じられました。
 一糸まとわぬ姿になった杏の前に、女教師が金属製のナプキンのような、U字型のプレートを差し出します。
 その中央からは巨大なゴム製ディルドーが生え、一方には細くて長いアナルパール、もう一方にはクワガタの角を連想させる、くの字に折れ曲がった2本のアームがついています。
 これは反省作文室で身につける下着だと説明され、こわごわと杏はそれを装着します。
 ディルドー類の長さと位置は杏の生体データを元に決められており、ディルドーは子宮口付近までずぶずぶと侵入し、アナルパールもしっかりと奥まで、そして前部の二本のアームが、クリトリスを包む柔らかな包皮をぐいっとめくりあげ、その根元に押し当てられました。
 女の子の一番敏感な部分をすべて掌握されたような感覚に、杏の背筋を畏怖に似た感覚がぞぞぞっと走りました。

 机には小型のビデオカメラが据え付けられており、さらに天井の四隅にカメラが設置されているので、プレートを外すなどの不正は不可能です。
 そして女教師は、机の前にある長ソファーに、両足を180度開いて乗せるように命じました。
 授業などで柔軟体操を念入りにやっているので180度開脚自体は苦ではありませんが、今は2本の張型が女芯を突き上げ、淫核にはアームがそえられているため、脚を大きく動かして180度開脚の状態になるだけで、大きな刺激がじんじんと股の間を走ります。
 座ってみるとわかりますが、U字型プレートはかなり頑丈な材質でできているため、脚をそろえては座りにくいから、との理由でした。
 よって、女生徒は上半身に何も身につけず、局部にだけ世にも恥ずかしい装置を装着されたまま、180度開脚という異様な格好で座らせられることになります。
 横長のソファーは杏の両足とお尻をしっかりと受け止めますが、前後に微妙に安定が悪く、ちょっと重心が動くたびに体が前後に揺れ、ディルドー類がそれを受けてぐらぐらと暴れます。
 前後の穴をぐりぐりとかき回すようなその動きが、それは刺激や痛痒ではなく、はっきりと快感として杏の脳天を突き上げます。

 女教師はソファーの両側で足首をベルトで拘束し、これで杏は、180度開脚のままで秘部を完全にマシーンに委ねるという、とてつもなく淫猥な時間を予感させずにはおかない姿にさせられます。

 黒板に表示される文例を元に反省文を書くよう言い残して、女教師はその場を後にしました。

 ここからが反省作文の本番です。

 文例は前方のディスプレイに表示されますが、この反省文にはレベルが設定されており、反省の態度が足りないと判断された場合、レベルがひとつ上昇します。
 レベル1だとごく普通の反省文ですが、レベルが増すたびに淫猥でなまめかしい表現が増え、自分がいかにいやらしくてだらしない生徒であるか、普段どのようないかがわしい考えをもって授業を受けているかを、あることないこと書くように強制されます。
 レベルは15までありますが、例えばレベル3の文章はこのような感じです。

――(略)
 このような反省作文を書いている最中であっても、私の女陰はディルドーの刺激にむせび泣き、大きなお尻をプルプルと震わせて快感に酔いしれています。
 アナルパールとクリトリスアームの刺激も気持ちよくてたまりません。
 今日の夜はきっとこのことを考えてオナニーしてしまうのだと思います。
 口はにやけて目は陶然となって、布団の中で上下の口からはしたなくヨダレを流しながら自慰行為にふけってしまうであろうことが、申し訳なくてたまりません。
 今後はもっと女性らしく清楚に振る舞うことを心がけたいと思いますが、すでに2回も絶頂に達してしまった私のこうした反省の弁など――(略)

 以上の文面からわかるように、文例のレベルが上昇するのは女生徒が「絶頂に達した」ときです。
 絶頂に達するとディスプレイの文例はひとつ上のレベルのものに置き換わり、当然作文は最初からやり直しになります。

 絶頂に達したかどうかの判定については、机の上のカメラが顔面の動きをデータとして捉え、その表情筋の動き、別の方法で計測している呼吸の乱れ、心拍数、ディルドーにかかる膣圧などのデータから、99・98%の精度で生徒の絶頂を見抜きます。
 以前はカメラを通じて男子生徒が絶頂を判定していたのですが、レベルがすぐに15まで上がってしまうので、機械による判定に変わりました。
 ちなみにレベル15から上の文例は存在せず、それ以降のペナルティは単に最初から書き直しとなります。

 さて、このディルドーには重要な仕掛けがあります。
 それがペンとの連動です。

 杏の持つペンの動きは部屋全体に仕掛けられたセンサーにより感知され、その尾部の動きに合わせて、ディルドーが動くようになっています。

 「あ」ならば膣内をぐるりとかき回すような
 「い」ならば膣の両側をぞりぞりと撫で上げるような
 「う」ならば前後の動きでお尻とGスポットへの刺激を
 「え」は穴の四隅をほじくるような抜け目ない動き
 「お」はペンを浮かせる動きが多いため、抜き差しの動きがより強調されます

 このように、一文字ごとにまったく違う動きで女陰をほじるディルドーの動きに、杏はたまらず腰をくねらし、漏れそうになる声を歯を食いしばって抑えます。
 監視する人間がいないだけに、まるで一人で自慰にふけっているかのような快楽が生まれ、それが徐々に深まっていくのです。

 杏はレベル1の反省文を書きながら、女の子の穴を突き上げる不気味なディルドーの動きが、快感を掘り起こす誘惑めいた感覚に変わってくるのを悟りました。
 最初は違和感でしかなかったディルドーが、徐々に快楽の泉を揺り動かしてきて、膣内にじわりと粘液を染み出させ、それで濡れ始めた壁面をさらにこりこりと強からず弱からず撫でさすってくるのです。
 それは甘い甘い、いたずらめいた動きでした。

 しかし、声を出してしまうと大変です。
 アナルパールは物音に反応して動くからです。

 快感に耐えかねて机をがたりと揺らしたり、歯の隙間から声が漏れたりすると、たちまち肛門の中のアナルパールがヘビのように暴れ出し、弾いたバネのようにぐねぐねと動きつつ、すごい勢いで振動を始めます。
 一秒間に50〜60回という高速振動が脊髄から脳へと突っ走り、何かが爆発したかのような巨大な衝動が女生徒のお尻を突き上げます。
 しかしディルドーの動きによって全身がトロトロに溶かされているため、その刺激すらも快感と認識されてしまうのです。
 アナルパールの動きはきっちり30秒間続くため、多くの女生徒はこのペナルティで一度は絶頂に達してしまいます。

 杏も、ディルドーの刺激によって漏らした短い声にアナルパールが反応し、女のお尻をいたぶるための棒がところ狭しと荒れ狂い、あらゆる場所をなぞりあげて、高速振動によって何も考えることができず、白目を剥くほどの快感が津波のように襲いました。
 やがて杏は180度開脚のまま、腰をグネグネと振りながら絶頂しました。
 ようやくパールの暴虐が終わると、U字型プレートの両脇から、ほかほかと湯気を立てる愛液がじわりと染み出しました。
 もちろん絶頂と判定され、反省文のレベルが2に上がります。

 しかし、いつまでも快感に震えているわけにも行きません。
 クリトリスアームは、文字が書かれなくなると動くからです。

 先端がウレタンで覆われた2本のクリトリスアーム、それは女生徒の淫核の根元に当てられ、その可憐な蕾をしっかりとホールドします。
 これは極小のマジックアームであり、もし3秒以上新たな文字が書かれない場合、女生徒に反省を促すため、淫核をコリコリともてあそび始めます。
 このアームには度重なる実験により、特に女性に対して効果の高い48種類の動きが実装されています。

 「こねくり」「8の字もみ」「根元ゆらし」「なぞりあげ」「小手ひねり」「シェイク」「先端ノック」「微細振動」「横しごき」「はじき」「くすぐり」「犬あやし」「根壷堀り」

 などの名称で呼ばれるその動きは、どれひとつとっても女生徒の理性を消し飛ばすほどの威力があります。
 女の子の一番敏感な部分を遠慮なくこね回すそのアームは、頑丈なプレートの内側にあるためまったく妨害することはできず、たまらずカリカリとプレートを引っかこうとしても、まったく何の影響も受けないまま、クリトリスはただひたすら蹂躙されることになるのです。

 杏もアナルパールによる絶頂のために三秒以上の空白時間が生まれてしまい、その少女としての全てが凝縮された部分が即座に禁罰を受けます。
 そのときは「根元ゆらし」から「こねくり」への動きでした。
 少女には絶対に耐えられないほどの快感の爆発が生まれ、電撃が走ったような感覚がプレートの内側で炸裂します。
 しかもその快感は持続性がありました。
 アームはひとときも休むことなく、最も敏感な部分を最もたくみなやり方でいじくり回しているのです。
 180度開脚であるため満足に動くこともできず、何か前衛的な彫刻のように腰骨のラインをぐにゃぐにゃと曲げ、喉の奥から、普段の杏では恥ずかしくて出せないような喜悦の叫びを走らせます。
 食いしばった歯は笑顔に似た形でゆるみ、息を吐くごとに「ひうっ」「あふぅっ」という艶かしい悲鳴がこぼれます。
 その嬌声に連動して肛門のパールがまた活発に動き出し、絶え間ない快感地獄が執拗にねちっこく続き、やがて強制的な絶頂が突き抜けるのです。
 先ほどの絶頂から数分と経たず、杏はまた絶頂を迎えました。
 反省文のレベルが3に上がります。

 さて、このような苦難に満ちた反省作文をようやく書き終えると、その作文用紙をカメラの前に提示します。
 カメラの向こうで女教師がそれを確認し、ソファーと足首を結ぶ拘束を解除するのです。
 もし字が崩れていたりマス目からはみ出していたりと、しっかりと書けていなかった場合は、また最初からやり直しです。
 しかも、不完全なものを提示したという罰で、5分間のディルドー、アナルパール、クリトリスアーム責めが行われます。
 今回の杏の場合は、どうにか1回で合格しました。

 さて女生徒はその作文用紙を持って、部屋の奥、ひとりだけが乗れるお立ち台の上にのぼります。
 そこに置かれたカメラに向けて、作文用紙を大声で朗読するのです。

 なお、股間のプレートは装着したままなので、当然のように朗読の声に合わせてアナルパールはぐねぐねとお尻の穴をほじくり返します。
 また、この時はクリトリスアームの動きはストップしますが、もしマイクに浴びせられる声が止まると、今度はそれに反応してアームが小さなお豆をこね始めます。
 声を出せば直腸が、止めれば淫核が苛烈な攻めに喘ぎ、ひざが笑い腰は砕け、顔は完全にゆるみきって全身から汗を噴き出し、立ったまま絶頂に達する女生徒も珍しくありません。

 杏もたまらず、その台座から滑るように落ちてしまいました。
 しかし、もし台座から降りたり、ヒザをついたりすれば、プレート内で膣に挿入されてるディルドーが反応します。
 今度は上下左右の動きや半端な振動ではなく、その十五センチほどのディルドーの、ほぼ全ての部分が抜き差しされる動きです。
 じゅぽんっ、という泥から腕を引き抜くような音が響き、杏の目の奥に火花が散ります。
 抜かれたディルドーはU字型プレートの中に折りたたまれて格納され、すかさず伸長してまた女の子の秘部を突き上げます。
 どちゅっ、じゅぽっ、どちゅっ、じゅぽっ、という、突き上げと引き抜きの音が部屋中に響き、そのたびに長さ15センチのディルドーが完全に女陰から引き抜かれ、襞をなぞりあげつつまた突き上げられるのです。
 もちろん、アナルパールとクリトリスアームも一切の手加減無しに快楽の波を叩き込んできます。
 秘部が自分のものでなくなったような圧倒的な感覚に、もはや立ち上がることはおろか、快感の絶叫を繰り返す以外はほとんど何もすることができず、全身をエビのように逸らして淫らな声を上げ続けるしかありません。
 それは、一度落ちたら絶頂を迎える以外に這い上がる方法のない、「けらくの沼」でした。

 とはいえ、ここで絶頂を迎えても作文がやり直しになることはありません。
 朗読の際のアナルパールの振動を噛み殺し、何度か襲うクリトリスへのいたずらに耐えてどうにかこうにか反省文を読み上げると、これでようやくU字型プレートのロックが外れます。
 杏の女の子の部分を数時間も責め続けたプレートは、白濁した粘液でドロドロに汚れており、がしゃりと地面に落ちたそれは、きわめて淫乱な臭気を放っていました。

 さて、反省作文室全体に仕込まれていたカメラによって、女生徒の反省の様子は完璧にモニターされており、作文が終了した生徒には、その証として執筆と朗読の様子を収録したビデオが渡されます。
 小さな液晶テレビが渡され、それには作文の様子のみが、15分ほどに編集されて収録されています。
 絶頂に達した瞬間、快楽に腰をくねらせる様子、朗読に混ざって響くいやらしい喘ぎ声などがしっかりと収録されているのです。

 今日一日の反省を忘れぬよう、生徒にはこれから一週間、就寝前と起床時にこのビデオを見ることが義務付けられます。
 口角から泡を吹くばかりに悶え狂い、淫猥の色に染まった声で叫び続ける己の姿を見せることによって、生徒により一層の反省を促すのです。


 杏もこのビデオを渡され、それから一週間、自分の痴態を何度も何度も見ることになるのでした。

 

 

※なお、反省作文は数時間に及ぶため、排泄を催す生徒もいます。
 肛門にはパールが挿入されているので排便の心配はありませんが、絶頂の最中に括約筋がゆるみきって、失禁に至る生徒はままあります。
 その際は反省がまったく足りないとして、文例レベルは一気に五段階引き上げられ、なおかつ反省終了後、液晶テレビをストラップで首から下げ、丸一日映像を流しっぱなしにして行動することが義務付けられます。
 反省の最中に、あろうことか放尿に及んでしまった姿を男子生徒らに見てもらうことによって、自分の行ったことがいかに恥ずかしいかをしっかりと自覚させるのです。
 この罰を受けた女生徒は、授業の際も廊下を進む際も、男子生徒や女教師に、この時なぜ失禁したのかについて何度もしつこく詰問されることになるのでした。


文章:ばろさん


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