バツゲーム! 〜甘い振動と羞恥心〜
5.お仕置き
<あらすじ>
授業中に思わぬ危機に瀕した宮木だったがなんとか切り抜けることができた。
しかし授業中に玩具の振動で何度も絶頂を迎えそうになるものの、その寸前でお預けを食らった彼女は、その疼きを静めるためにトイレの個室で自慰をしようと急ぎ足で向かった。
しかしそこにいたのはゲームメンバーの一人……。
バツゲーム中に自慰をしようとしていることがばれてしまい『お仕置き』を受けるため、導かれるままに空き教室へと向かったのであった……。
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宮木たちがいるのは『教室棟』と呼ばれる校舎で、そこにはいわゆるホームルームに当たる教室が各学年ごとに存在していた。
そのはずれには一つ余分に部屋があり、ある階では物置、ある階では少人数授業用に使われていた。
宮木たちの階はまるっきり空き教室状態で、そうそうめったに人が来ることもなかった。
よってその教室は彼女たちのゲームの場、もしくはバツゲームの場として使われていた。
宮木とゲームメンバー…そして連絡を受けたほかのメンバーも続々と集まってくる。
そして内側から鍵を閉めた。
「ふーん、オナニーをしたかったわけねぇ……」
ニヤニヤしながら問い詰められる。恥ずかしそうにうつむいたまま彼女は返答をすることはできなかった。
「さ、さっき言ったようにしてごらんよ」
「……///」
顔を真っ赤にする宮木。
しかし彼女はバツゲーム中。
それもゲームに負けているため、従わなければならない。
宮木は恥ずかしそうにスカートに手を入れ、下着を膝の上くらいまで下す。
淫らに湿った下着の感覚はやや重い。
「んくっ……///」
下し終えたとき、またローターが動き出す。
焦れて焦れて敏感になっている性感帯を嘗め回すような微弱な振動が辱める。
そのかすかな反応も見逃してはくれなかった。
「ふぅん〜?
ちょうど動き出したみたいね?」
指摘されれば否定することもできずに恥ずかしそうに頷く。
短いスカートから伸びた美しい足をもじもじとこすり合わせている。
「ふふ……次は、わかるわよね?」
「……///」
先ほど同じように出された指示。
彼女は下着を片足にかけ、M字開脚をする。
淫らに湿った彼女の秘所が晒される。
「(やだぁっ…恥ずかしい…見ないでぇっ)」
あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にする宮木。
そんな彼女をなおも振動が責め立てる。
くすぶった彼女の官能をじりじりと、一方で決して爆発させないように責め上げる。
「ふふっかわいい、ナカで震えられてヒクヒクしちゃってる……やらしいっ」
「ひやぁぁっ……」
ヒクつくワレメを指でなぞられ、思わず声が出てしまう。
ナカからの振動と触れられる指先、そして見られている恥ずかしさが、彼女の興奮をかき回す。
「弥奈<ミナ>、時間も気を付けたほうがいい……」
傍から見ていた背の低い女の子が声をかける。
弥奈と呼ばれた女子生徒…宮木を辱めていた生徒は大丈夫とばかりに笑う。
「大丈夫、すぐ終わるよ。
昼休みだったら存分にいじめられたのに、残念だなぁ……」
「あぁっ……」
ため息をつくふりをしてふぅっと息を吹きかける。
敏感なアソコに柔らかな吐息がかかる。
「こんなにクリちゃんを勃たせちゃって……本当にこういうの好きなんじゃないの……?」
「ちっちがっ……やぁぁっ……」
スジをなぞって濡らした指先で、今度は自己主張をするクリトリスに触れる。
ローターでイかされることはあっても、クリにはほとんど触れていなかったため、電撃のような性的刺激が、彼女の股間から頭のてっぺんまで突き抜けてゆく。
「(こんなのずるいっ……ナカも震えてるのにっ……そこ触ったらぁ……)」
しかしそんなことはお構いなしに弥奈は宮木のクリをいじり続ける。
「あぁっ……ふあぁっ……」
同時に性感帯をいじめられて喘いでいる宮木。
そんな様子を見た弥奈が宮木の耳元で囁く。
「声、我慢しないと、休み時間だから誰かに聞かれちゃうかもよ……?」
「……!!」
宮木はドキッとした。
そうだ、今は休み時間。
廊下には男子女子問わず生徒たちがいる。
鍵をかけているとはいえ、もし声を聴かれれば……
「ふあっ……くぅっ……」
声を我慢する宮木。
しかしいくら声を抑えても、ちょうど彼女の秘所から愛液があふれ出るように漏れ出てくる。
先の授業でお預けを食らい、敏感になっているアソコはいつも以上に刺激を受け止める。
「(だめっ……我慢しなくちゃ……ぁっ……)」
必死で耐える宮木。
しかしそんな彼女に更なる追い討ちが待っていた。
「ッ〜〜〜〜〜!!」
ローターの振動が強くなりだしたのだ。
声もなく喘ぐ宮木。なんとか叫ぶのは我慢できたようだ。
「あらぁ、よく我慢できたね」
しかしそんな様子も弥奈はしっかりとみていた。
時計を横目で確認し、そろそろかと思いニヤリと笑う。
「私クリが弱いんだけど、だからこそどんなことをされたら気持ちいのかなって妄想できちゃうのよね……ふふ……」
そういうと弥奈は宮木の股間に顔を近づける。
「うそっだめっ……いっ……今はっ……!!」
慈悲を求めるような顔。しかし当然ながらそんな願いは聞いてもらえるわけなく、快感の塊となっている彼女のクリトリスにあたたかくて柔らかい舌の感覚が触れる。
「っぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
ナカをかき回す振動と、あたたかくて柔らかい舌の感覚。
その二重攻撃は、彼女を再び絶頂寸前まで突き上げさせるには十分だった。
「(だめっ……イくっ!お仕置きでイかされちゃうっ!!)」
ガクガク震えながら必死に我慢する。
ここで絶頂を迎えるのは恥ずかしいが、彼女の我慢はもう限界だ。
「っぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ……!!」
ビクンッという大きな反応とともに仰け反る宮木。
まさしく二度目の絶頂だった。
二つの性感帯を、みんなが見ている前で、責められながらの絶頂。
深い深い絶頂だった。
「ふふっ……イッちゃったみたいね」
満足そうに、いたずらっぽく笑う弥奈。
余韻を秘めた宮木はなおもローターに責められながら息を荒げている。
「本当に残念、もうちょっと気持ち良くなってるとこ見たかったなぁ」
そういいながらクリを撫でる。
イッたばかりの宮木はそのかすかな愛撫にも大きく反応する。
「ま、いいや、これで許してあげる。
次の時間も頑張ってね、優!」
退散していくメンバーたち。
宮木も次の時間があるため、下着を穿きなおして後にする。
しかし、なおもローターは彼女を責め続けていた。
つづく
●あとがき●
どうもいふかです。二階の自室が熱いです…暑いじゃなくてもはや熱いです…。
書いてる途中に宮木ちゃん(フルネームを『宮木 優』といいますが)を名前で書いたほうが雰囲気で高もなんて思いましたが、いまさら変えてもなぁと押し切っちゃう始末←
次回からは『優』として書きます。同一人物なのでご了承くださいな!
さて今回はバツゲーム路線をいったん外れてお仕置き回になりました。
本当は自分でイきたかったのにイかされてしまう…そんなエロさが伝わるといいなぁ…
ではでは〜
文章:いふかさん
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