小説:羽沢向一
挿絵:西月力 |
学園秘芸帳シリーズの第1作目「縛って!!正義の女王様」です。
日乃正統流縄法と呼ばれる縄を武器として手足のように自在に操る武術の使い手、日乃優希が、黒流星と名乗って街の平和を守っていますが、その優希の前に、辣流外法縄の後継者、縄王が現れます。
縄王は、優希とは異なる闇の縄法の使い手で、その腕前は優希をはるかに凌ぐ実力を持っています。
その縄王によって、特殊な縛り方で「淫業の秘節」に縄を張り巡らされた優希は、その効果により、身体の自由を奪われ、発情させられ、縄王に肛門を縄でほじられながら処女を散らされてしまいます。
その後も優希の緊縛は解かれることはありません。
しかも、その緊縛は普段の生活には支障がないが、縄法を使おうとすると、「淫業の秘節」を刺激し、身体を発情させてしまい、なおかつ、自らその疼きを鎮めようと自慰をしようとすると、その動きに反応して、身体の動きを制約して、気を発散させることは許されず、しかもその縛りだけでは決して絶頂に達しないという狡猾極まりない拘束法です。
この無情な緊縛に捕らえられた優希は、この不自由な身体を携えて、日常生活に戻りますが、そんな優希に縄王の手が伸びてきます。
親友である恵未といっしょにいるときに敵の刺客に襲われ、やむを得ず縄法で撃退しますが、それにより優希の身体は我慢できないほどに疼き、その破廉恥な姿を恵未に知られてしまいます。
その後、優希はその欲情を恵未に鎮めてもらい、そして優希と恵未はともに親友の域を越えた愛情を育んでいきます。
縄王による初体験がトラウマとなり、男性に対する不信感を持ってしまった優希は、もはや男を愛することはできず、また、優希に憧れていた恵未もまた、優希に魅せられ、相思相愛になります。
しばらくして、優希の恋人恵未と、ひそかに優希に惹かれていた担任教師の早苗が縄王の人質に捕らえられ、優希を苦しめる「淫業の秘節」を絞める淫縄縛を施された2人の乙女は、さらに縄で編まれた張り型を淫孔に入れられ、イクこともできず、ただ股間から汁をたらしつづけることに。
2人を助けるために、優希は前の穴と後ろの穴で縄で作られた2人の双頭張り型を迎え入れ、3人そろって気を果てさせます。
最後には、大逆転で縄王を倒しますが、それまで続く縄を使った至れり尽せりな罠の数々に翻弄されるヒロイン優希の姿は、かなりそそられるものがあります。
特に、イクことも許されず、疼きを鎮める自由も与えられず、生殺し状態での放置責めは、言うことありません。 |