聖淫学園
〜クラスメイト〜
あたし、坂上未由(さかがみ みゆ)。
この聖淫学園に通う中学2年の女の子、13歳よ。
うちの学校は、ちょーっとだけエッチな学校で、あたしたち女子は制服の下に下着を着けちゃいけないとか、あいさつのときにお尻を見せなくちゃいけないとか、恥ずかしい決まりごとばっかりある学校なのは、みんなもう知っているよね。
もちろん、あたしたちだって、心は普通の女子中学生。
下着をはかないで制服を着るのとか、あいさつのたびにアソコやお尻を見られるのとかって、すっごく恥ずかしいんだけど……、まぁ、学校の決まりだから、言うことはきかないとダメだよね。
だから、あたしだって学校の決まりはきちんと守っているんだよ。
でも……、もう1年以上もこの学校に通っているんだから、少しは慣れたような気もするけど……、けど、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい!
今でも、クラスの男子とかに、お尻とかアソコとかをエッチな目で見られるのは、すっごく恥ずかしい……って思っちゃうのは、仕方がないよね。
でも中には、ちょっと変わった女の子もいるんだ。
そんな女の子のひとりが、今、あたしたちとおしゃべりをしている詩百合さん。
あ、詩百合さん……って、「さん付け」して呼んでいるけど、れっきとした同い年の同級生。
でも、なんだか醸し出す雰囲気が、ちょっと大人っぽいというか、ものすごく落ち着いた感じでいるから、ついつい「ちゃん付け」じゃなくて「さん付け」して呼んじゃうんだ。
そんないつも落ち着いた雰囲気の詩百合さん、いつもすべてを見透かしたような目で見つめてくるから、ちょっと近寄りがたい気がするんだけど、意外とあたしや小夜とは、よくお話をするんだ。
まぁ、どちらかというと……子供っぽく見られがちなあたしや小夜とは対称的なイメージなんだけど……ね。
ちなみにみんなが言うには、小夜は外見的なところが、あたしは性格的なところが子供っぽい……んだって!
もう……あたしのセーカクのどこが子供っぽいっていうのよ!
ほんと、シツレーしちゃうよね。
えっと……、まぁそんな感じだから、詩百合さんは男子とあまり楽しげにおしゃべりをする……っていうタイプじゃないんだけど……、だけど、実は詩百合さんは男子たちから超大人気なんだ。
……というのも…………………………
「し、詩百合さんっ!
後ろ、後ろ!
スカート! スカートめくられているよっ!」
あたしと小夜が詩百合さんと教室でおしゃべりをしているときに、詩百合さんの後ろにいた男子が、モップの柄を使って、詩百合さんのスカートを思いっきり持ち上げていたの!
それは、ちょっとめくるとか、スカートの下を覗き込む……とか、そんなコッソリっていうようなものじゃなくて、ガバァ〜っとスカートの裾を柄の先に引っかけながら持ち上げてしまう感じ。
さっきも言ったように、あたしたち女子は、制服の下に下着を着けちゃいけない決まりになっているから……、当然、スカートをめくり上げられた詩百合さんのお尻は、男子たちに丸見え!
男子たちって、ホント、いつもあたしたち女子に、こういうイタズラばっかりしてくるんだよ。
ホンットーにエッチだよね!
そんな、もしあたしだったら、「キャー、キャー」声を上げて、慌ててスカートを押さえて逃げ回りそうな状況なのに、詩百合さんは、少しも慌てた様子もなく……
「えぇ、知っているわ。
もう随分前から、この男子、私のスカートをめくっているし」
……って、まるで何事もないかのような口調で、言ってきたの。
しかも、随分前からスカートをめくられていることに気がついていた……って。
「でもでもっ、お尻がっ! それにアソコも!」
なぜだか、あたしの方が慌てちゃって、大騒ぎしているんだけど、やっぱり当の詩百合さんは落ち着いた様子で、
「そうね、お尻もアソコも、男子たちに見られているみたいね。
……でも、それがどうかしたかしら?」
……っていうふうに、自分の状況を正しく理解しているのに、この落ち着きよう……。
う〜ん、なんだか、勝手にうろたえたり恥ずかしがっているあたしの方が変なのかな? ……っていう気がしてきちゃうよ……。
そう、詩百合さんは、いつもこんなふうに、男子たちに女の子の恥ずかしいところを見られても、いつも気にしていない感じなんだ。
表情も変えないで、頬も赤らめず、いつでもどんなときでも、平然としているの。
なんでも……
「別にお尻やアソコを見せたところで減るものでもないし、この学校に入ってから毎日見られているのだから、今さら隠したり恥ずかしがったりする必要はない」
……んだって。
う〜ん……、そりゃぁ、言っていることはその通りだし、事実なんだろうけど…………う〜ん、なんか女の子としては、「そういうものじゃない」って思うよね! ねっ!
でも、詩百合さんは本心からそう思っているみたいで、今みたいに、男子にスカートをめくり上げられて、恥ずかしいところを露にされているっていうのに、まったく意に介することなく、あたしたちとのおしゃべりを続けているんだ。
逆に、何もされていない、あたしや小夜の方が恥ずかしがっているぐらい……。
……これが、詩百合さんが男子と大して仲良くしようともしていないのに、男子たちに大人気になっている理由なの。
いつでもどこでも、女の子の恥ずかしいところを自由に見せてくれる、貴重な女の子……なんだって。
まぁ、3年生の紗奈先輩みたいに、いつも下半身を丸出しにして歩き回って、アソコもお尻も見せ放題……っていう訳じゃないけど、やっぱり詩百合さんって、ちょっと変わっているよね。
詩百合さんって、女の子としての自分の身体の価値っていうものに、何となく無頓着な感じなんだよね。
あたしたち女子中学生の身体……それもこんなにカワイイ女の子の裸なんて、フツー、どんなにお金を出したって見られるものじゃないぐらい、とーっても貴重で価値があるモノじゃない?
それなのに詩百合さん……、スカートをめくられてお尻やアソコを見られるのも、特に気にしていない……っていうだけでも、ちょっとアレなのに……、でもそれ以上に、女の子の裸を見たいっていう男子たちに、その身体を惜しげもなく見せちゃうんだよ!
詩百合さん、表情こそあまり起伏がないけど、とってもきれいで、美人さんな女の子なの。
その大人びた落ち着いた雰囲気もあいまって、どこか少し近寄りがたい雰囲気もあるぐらい……。
でも、詩百合さんったら、男子たちにお願いされると、惜しげもなくその身体を見せちゃうの!
そりゃぁ、もう何度も裸を見られちゃっているし、あたしだってアソコの中まで男子たちには何度も見られちゃっているけどぉ……、でもでも、そんなことは関
係なくて、やっぱり裸を見られるのって……、恥ずかしいところ見られるのって、嫌なんだよ、ダメなんだよ、恥ずかしいんだよ!
……なのに、詩百合さんは、「もう何度も見られているんだから、今さら隠しても意味がない」とか、「別に見られたって減るものでもないし、問題はない」なんて言って、男子たちがお願いすると、簡単に裸の身体を見せちゃうんだよ……。
アソコの割れ目まで、くぱぁ〜って開いて、女の子の恥ずかしいところを、ぜーんぶ見せちゃうのも、全然ためらわないの!
う〜ん……、そりゃぁ、あたしだってちょっとエッチなこの学校のことは好きだし、恥ずかしいけどちょっとは楽しいなぁ〜って思うこともあるけど……、だけど、やっぱりこんなふうにいつでもどこでも、みーんな見せちゃうっていうのは、やっぱりダメ〜〜。
もちろん、あたしだって聖淫学園の女子生徒のひとりなんだから、今まで何度もアソコ――オマンコの中まで男子に見られたり、イタズラされたりしたことは
何度もあるけど、だけどやっぱりいつまでたったって、恥ずかしいことには変わりないし、やっぱりアソコは男子たちには見られたくないよぉ。
まぁ、学校の行事だったり、決まりごとだったり、いろんな形でアソコを見られることはしょっちゅうだけど……、でもやっぱり詩百合さんのは、ちょっと違う〜って思うんだよね。
でも、男子たちは喜んで詩百合さんの裸を見て喜んでは、好き勝手なことを言って、詩百合さんにもっともっと恥ずかしい格好をさせようとするの。
はたから見ていても、あたしの方が恥ずかしい……って思っちゃうから、ついつい、男子たちと詩百合さんの間に割り込んで、
「これ以上、詩百合さんに恥ずかしい格好をさせちゃ、ダメ〜!」
って言っちゃうんだけど、そうしたら、詩百合さんとの楽しい時間を邪魔した罰……とか言って、今度はあたしにエッチなポーズをさせようとするんだよ。
……まぁ、仕方がないから、あたしもスカートをめくってアソコの割れ目を見せたり、割れ目を開いて、中のもっと恥ずかしいところを見せたりするんだけど……。
う〜ん……、やっぱり何度見せても、恥ずかしいものは恥ずかしいよぉ!
詩百合さん、いつも、本当に恥ずかしくないのかなぁ〜?
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