B 愛液検査(所要時間:3分) 聖女学園では、ドーピング検査の精度向上を図るために、尿だけではなく、愛液の提出も義務づけられている。 そのため、女子生徒は検尿終了後、速やかに愛液を提出しなければならない。 愛液採取の際にも、被検者である女子生徒は、引き続き個人認証および検尿時と同様の検査姿勢を保つこととされる。 検査員である男子生徒は、愛液採取の補助として、表面に小さな凹凸が多数ついた手袋を着用した上で、女子生徒の膣内を1分間擦らなければならない。 その際の膣内の擦り方は、不正のないように細かく定められている。 まず、膣の後ろ側の内壁を10秒かけて10回擦り上げる。 続いて、左右の内壁をそれぞれ10秒、10回ずつ擦り上げる。 次に、膣の前側の内壁を同じく10秒かけて10回擦り上げるが、その際検査員である男子生徒は、被検者である女子生徒のGスポットの位置を確認しておくことが求められる。 そして、前側内壁摩擦が終わったら、そのまま指を曲げ、Gスポットを10秒かけて今度は20回引っ掻くように擦り上げる。 最後に、指を膣内奥深くまで挿入し、子宮口を指先で掻き回すように10秒間、10回擦り上げる。 こうして、検査員男子生徒は、1分かけて定められた方法で膣内を刺激した上で、指を抜きながら、検尿時よりやや小さめのコップを女子生徒の膣口近くにあてがい、膣口から垂れ落ちてくる愛液を採取する。 被検者である女子生徒は、むやみに身体を動かしたりして、コップ外に愛液をこぼさないように十分注意しなければならない。 また、本検査で必要となる愛液は通常時の愛液であるため、無意味に絶頂し、愛液の内部成分を変化させるような行為は、検査精度の低下を招きかねないことから、厳に慎むことが求められる。 検査中に必要なく絶頂を迎え、愛液成分をごまかしたり、また愛液をまき散らしてコップ外に愛液をこぼすような行為は、不正行為と見なされるため、厳禁である。 被検者である女子生徒は、検査員である男子生徒による膣内刺激から2分以内に、検汁コップを満たし、検査に必要な量の愛液を提出しなければならないとされている。 検査開始から3分以内に必要量の愛液を提出しなかったり、勝手に絶頂したりした女子生徒は、検査に非協力的であるとともに、不正を図ったものと見なされるため、注意しなければならない。 |
C 便検査(所要時間:3分) ドーピング検査の最後に、便検査が行われる。 これも、聖女学園独自のルールであり、ドーピング検査の精度向上のために実施するものである。 検査員である男子生徒は、女子生徒の背後へと回り、丸見えとなっているお尻の穴に、検便容器をあてがう。 その状態で、被検者である女子生徒は、検便容器に大便をひり出さなければならない。 検尿のときと同様、確実な検体採取のために排便を開始するときに自分のフルネームと、排便の開始を検査員に大きな声で伝える必要がある。 排便開始の宣言から、10秒以内に排便を開始しなければならない。 肝心の便を排泄せずに、おならばかりを出すような行為は、検査をしてくれている男子生徒に対して失礼となることから、控えるよう注意しなければならない。 本来であれば、立派な女子中学生である被検者たちが、自力でウンチを出すことなど当たり前のことではあるが、どうしても便意を催さないなどの問題がある 場合は、女子生徒たちは検査員である男子生徒に対して、アナルマッサージをしてもらうよう、お願いをしてもよいことになっている。 その際、女子生徒は「自分の汚いウンチの穴をほじくっていただく」という、大変非常識なお願いをしているということを十分に理解した上で、男子生徒に感謝と謝罪の気持ちを十分に込めながら依頼することが求められる。 被検者である女子生徒から依頼を受けた男子生徒は、愛液検査の際に使用した手袋を再度装着し、女子生徒の肛門に指を挿入して、1分間女子生徒の直腸壁をかき回すことになる。 この作業は、本来であれば不要なものであるため、その方法等は特に定められてはおらず、アナルマッサージをする男子生徒に一任されるものとなっている。 ただし、マッサージ中に女子生徒のウンチを直接かき出してしまわないよう、注意することのみ定められている。 1分間のアナルマッサージを受け終わった女子生徒は、速やかに排便しなければならない。 この検便における排便量は、50g以上100g以下と定められている。 便検査においては、尿検査のときのように、腸内すべての便を排泄する必要はなく、必要な量だけ提出すればよいとことになっている。 したがって、規定量の便を提出した後、女子生徒はお腹の中に便が残っていたとしても、排便を中止しなければならない。 ここで採取しているのは、あくまでも検査のための便提出であり、通常の排泄行為とは別ものとして切り離して考える必要がある。 単なる排泄行為であれば、所定のトイレにて行うことが当然であるため、この検便によって不必要に多くの便を提出する必要はないためである。 この決まりに反し、規定量を超えて排便した女子生徒は、大量の便に紛れさせて正確な検査を阻害し、不正を隠そうとする行為をとったと見なされてもやむを得ない。 |