希は、マーメイド衣装に身を包み、水槽へと入れられた。
通常人魚の衣装といえば、下半身に、魚のうろこで覆われ尾ひれのついた水着が用意されるが、聖女学園で少女たちが纏うマーメイドスーツは、聖女学園特有の若干の趣向が凝らしてある。
希が身に付けたマーメイドスーツは、腰から下を身体にぴったりとフィットした魚型の水着で覆うものであったが、ちょうど希の股間の部分が菱形にぱっくりと口を開いたものであった。
当然、菱形に開いた水着の穴からは、希の最も恥ずかしい股間が丸見えである。
さらに、水着の後ろ側すなわちお尻の方にも同じ菱形の口が開いており、お尻の割れ目も水槽の周りにいる男子生徒たちからはっきりと見られるようになっている。
一切水着に覆われていない上半身は完全な裸で、形のいい希の胸も乳首も何にも隠されることはない。
しかも、両手を後ろ手に拘束されてしまっており、その恥ずかしい部分を隠すことはおろか、手で水をかくこともできない希は、その恥ずかしすぎる格好のまま、人魚水着でまとめられた不自由な両脚を駆使して水中を泳がなければならないのである。
希は、空気を求めて水面へと必死に泳ごうとするが、その希の周りを、幾匹ものウナギが漂っているのだった。
そのウナギは、自らの縄張りに迷い込んだ美しいマーメイドの居心地のよさそうな穴とおいしそうな突起に強い関心を持ち、希と親密な親交を図ろう試みる。
希にとって、ただでさえ不利な水中でのウナギとの攻防だが、それに加えて、両手を拘束され、両脚さえも満足に動かすことができない状態で、そのウナギたちから逃げ切る術はなかった。
何度か水面に顔を出して短い息継ぎを繰り返しながらウナギたちから逃げ回っていた希だったが、それも長くは続かず、結局、水着の穴から剥き出しになった秘穴へのウナギに侵入を許してしまう。
希のヴァギナへの潜入に成功したウナギは、その中で思うままにもがき暴れ、そしてその動きに合わせるように水中の希の身体が悶え震えるのだった。
そうして、水中で不自由な身体を艶かしくくねらせる希に、新たな刺激が襲い掛かる。
それは、希が水中に潜るときに、敏感なクリトリスに結び付けられた糸から送られたものだった。
糸の先には金の大きな輪がつけられており、水中を泳ぐ希のクリトリスに引かれて水中を漂っていた。
その金の輪に、男子生徒が水中に投げ込んだ大きな釣り針が引っかかったのである。
希は、何とかしてその釣り針を、自らの恥ずかしい肉突起に結ばれた輪から外そうともがくが、ただでさえ不自由な水中で両手両脚の自由を奪われた状態で、女陰の奥をウナギに蹂躙され、さらにクリトリスを引き絞られた希には、容易に針を抜くことはできない。
クリトリスに結び付けられた糸は、非常に伸縮性に富んだ素材でできており、ゴムのように引き伸ばすことができるため、仮に強く糸を引き絞ったとしても、希のクリトリスに傷がつく心配はない。
とはいえ、引き伸ばされたときの張力は、そのまま希のクリトリス一点に加わるため、それは希にとって何の慰めにもなりはせず、糸を引かれれば、敏感な突起への刺激から逃れるために、そちらの方へと泳ぎ寄るよりほかはない。
希を釣り当てた男子生徒は、その希の魅豆を引き絞る釣り糸を巧みに操り、逃れようとする希を引き戻し、わずかな息継ぎのタイミングを作っては多くのウナギのいる水域へと導いていく。
そうして、いやらしい釣り師は美しい人魚を思うがままに水中でウナギとの競演を舞わせるのだった。 |