自慰抑制週間


 聖女学園の女子生徒は皆、毎晩激しく自慰行為にいそしんでいる。
 自慰行為そのものは、健全な少女ではれば、皆ある程度はしてしまうものであるが、この学園の生徒は毎日毎夜、1日たりとも自慰をしない日はなく、また1日の回数も多い。
 その量は平均的な女子中学生の比ではなく、決して好ましいものではない。
 そこで、欲望に流されるままに自慰をするのではなく、節度をもった自慰行為ができるようになることを目的として、この自慰抑制週間という制度が設けられている。
 

1. 自慰回数調査

 この自慰抑制週間に入る前に、日ごろ、女子生徒たちがどれだけ自慰行為をしているのかを、自分、そして他の生徒にも把握してもらう必要がある。
 そこで、自慰抑制週間の前の1週間は事前査週間となり、全員の自慰回数の調査が行われる。
 その方法は以下のようなものである。
 まず、学校の玄関に大きなボードが設置される。
 このボードには、縦に線が引かれて15等分にされており、その一番下には、学園の女子生徒15人の名前が記されている。
 朝、登校してきた女子生徒は、このボードの自分の名前が書かれている欄の上に、ボードの脇に用意されているシールを、昨晩の自慰で果てた回数だけ貼ることになっているのである。
 さらに、この回数調査が行われている1週間は、身に着けている服のおなかと背中に、この週の合計自慰回数を記した布を貼って生活しなければならないことになっている。
 なお、この布は、学校の制服だけではなく、寮での私服にも貼り付けなければならない。
 

2. 自慰回数報告会

 自慰回数調査が行われた週の土曜日には、全校生徒が講堂に集合して、ここ1週間の自慰回数調査結果の報告会が行われる。
 その際、女子生徒は全員壇上に上がり、ひとりずつ、自分の名前、この1週間の曜日ごとの自慰回数と1週間の自慰回数の合計を、自らの口で報告することになっている。
 なお、この1週間は、自慰回数をボードに貼り付けること以外は、普段と何ら違いのない生活を送っているのだが、頑張って普段よりも回数を少なくする子もいれば、意識してしまったせいで、かえって回数が増えてしまう子もいるなど、非常に興味深い結果が得られることになる。
 そうして、全員の報告が終わると、今度は次週から始まる自慰抑制週間に向けてのそれぞれの女子生徒の目標を発表することになっている。
 その目標は、トータル回数でも、1日ごとの回数でも構わない。
 しかし、その目標を守れなかった場合はペナルティが課せられてしまうため、あまり無理な目標を立てることはできない。
 もし、恥ずかしさのあまり、無謀な目標を立ててしまって目標を達成できなかった場合には、それ相応のペナルティを受けることになり、さらなる恥辱を味わう結果となるのである。
 しかし、余りにも簡単な目標の場合には、教師や男子生徒から注意や冷やかしが入り、目標を修正されてしまう。
 その場合は、往々にして厳しい目標設定とされてしまうため、少女たちは恥らいながらも自らの自慰を冷静に分析し、適切な目標を立てなければならない。
 

3. 自慰抑制週間

a.学校

 この自慰抑制週間の1週間は、女子生徒の正確な自慰回数の記録が行われる必要がある。
 しかし、学校にある三角棒などで果ててしまう回数などは、人によって違いがあり、それが公平な判断を妨げるおそれがあるため、学校では、1度も気をやることがないよう、十分な配慮が施される。
 三角棒の頂上には、いつもとは違い、スポンジが着けられていて、必要以上に強い刺激が加わらないようになっているが、その一方で、スポンジの中にはいつも以上に濃度の高い媚薬が染み込んでおり、その上を通過する少女たちの女性器に、満遍なく媚薬を塗り込めるようになっている。
 したがって、いつも以上に奥深くまで染み込んでくる媚薬と、いつもよりも繊細な刺激を加えてくる三角棒に、少女たちはいつもとは違う性感の高まりに悶えることになるが、スポンジの柔らかい刺激だけでは、絶頂を迎えるまでにいたることはできない。
 また、授業中や休み時間の先生や男子たちのいたずらにおいても、絶対にその少女が気をやらないように、細心の注意が払われる。
 そのため、自慰抑制週間の間は、少女たちはどんなに激しく責め立てられたとしても、それによる絶頂を迎えることはできず、必ず、自ら行う自慰行為でしか、果てることができなくなってしまう。

b.寮

 少女たちが自慰行為に耽るのは、基本的に寮内となる。
 その寮内は、学校に比べて死角も多く、女子が回数に関して不正を行う可能性があるため、男子生徒が、少女たちの自慰回数を正確にチェックできるように、この1週間の間は、通常とは異なる過ごし方をすることになる。
 まず、風呂であるが、女子生徒が入浴する際には、ひとりの女子につき4人の男子が付き添うことになっている。
 そして、その男子生徒は常に担当の少女を観察し、隠れて自慰行為をしたり、回数をごまかしてしまうことを防ぐ役目を担う。
 また、身体を洗うふりをして自慰をしてしまわないようにという配慮のもと、少女たちの身体を洗うのは、付き添いの男子生徒の仕事となる。
 4人の男子は、担当する少女の身体を、媚薬入りの石鹸を使って、丹念に丹念に洗い清めていく。
 その際、特に汚れがちとなる性器周辺、特にクリトリスから膣内、そして肛門には、特に念入りに媚薬入りの石鹸を塗りこんでいくのだが、ここでも、決して男子は女子をイカせてはならないことになっているため、全て、中途半端な状態で少女の身体は放置されることになる。

 続いて就寝時についてであるが、普段のようにマジックミラーから離れた場所にあるベッドで、さらに布団に潜り込んだ状態での自慰では、正確な回数の把握が困難であり、不正を行う女子がいる可能性があるため、自慰抑制週間の1週間の間は、特別な部屋で就寝することになっている。
 その部屋は、カプセルホテルのようなつくりになっており、1辺が1mもない四角形の穴が、壁に15個あけられている。
 その四角い穴の中が少女たちの寝場所となるのだが、その穴は、床面以外の全面が、全てマジックミラーになっている。
 すなわち、男子寮側から見ると、女子寮と隔てられている壁から、15個のガラス張りの四角い箱が飛び出していて、その中で寝ている少女の様子が丸見えとなり、至近距離での観察可能となるのである。
 さらに、そのカプセルの中は、いつも以上の高濃度の催淫剤が噴出されている上、床面に敷布団が貼り付けられている以外は、掛布団等は一切与えられていない。
 そのため、何ら遮蔽物のない空間の中で行われる少女たちの自慰行為を、男子たちは間近で観察できるため、少女たちの正確な自慰回数を把握することができるようになっている。
 学校では一度もイクことができず、その上、風呂での強制身体洗い、さらには高濃度催淫剤を噴射するカプセル型のベッドの中での就寝といった余りにも用意周到な環境のせいで、少女たちの身体は、いつも以上に昂ぶらされることになる。
 しかし、少女たちは、その余りにも淫ら極まりない状態にされながらも、マジックミラーまでの距離が1mもない上、掛布団などが与えられていないこの状況で就寝しなければならないのである。
 しかも、このカプセル型マジックミラーは特別製で、男子がそれぞれの箱のところについたスイッチを操作することによって、マジックミラーになったり、完全に透明なガラスになったりと、自由に切り替えることができるようになっている。
 これは、男子の側から見れば何ら変わりはないのだが、女子側から見ると、鏡になったり、透明なガラスになったりというふうに変化するのである。
 なお、寮のトイレは、この1週間の間は全ての便器において、いつであろうともウォッシュレットがエッチモードで動作するようになっており、トイレを使うたびに少女たちの性感は際限なく高まっていくことになる。

c.2日目以降

 2日目からは、学校に登校したら、先週と同様に、玄関にあるボードに自慰回数分だけシールを貼り付けることになっている。
 また、朝のホームルームでは、教室の前に出て、前日に自慰行為を行った場所、回数、反省点などを発表しなければならない。
 そして、初日と同様の生活を繰り返していくのである。
 この自慰抑制週間が始まって、まだ最初の数日間は、どの女子生徒も恥ずかしさから、必至になって自慰を我慢しようとする。
 しかし、いつも以上に性欲を昂ぶらされる上、学校でも寮でもイクことができないため、週の後半になってくると、あまりの欲求に耐え切れずに、学校や寮など、場所を構わずに自慰行為をしてしまう少女が出てくるようになってくる。

d.最終日

 自慰抑制週間が終わって次の週の月曜日には、再び講堂に全校生徒が集合し、報告会が行われる。
 その際、壇上に上った少女は、ひとりひとり、曜日ごとの自慰回数、1週間の合計、そして先週立てた目標を達成できたかどうかの報告をすることになる。
 そうして、全ての報告が終わると、寮に帰ることができるのである。

e.賞罰

・目標達成者

 最終日、寮に戻ると、寮のロビーに達成した人数分の「自慰室」が用意されている。
 この「自慰室」とは、人ひとりが入れるほどのボックスタイプの部屋のようなもので、防音の上、中を覗かれることはないつくりになっており、さらに、その部屋の中には、多くの種類の淫具が、多数取り揃えられている。
 そして、目標を達成できた女子生徒たちは、しっかりと自慰行為の回数を、自らコントロールできるため、自分の意思で自慰をさせても心配がないという理由と、目標達成のご褒美という意味を込めて、これより1週間、この「自慰室」が貸し与えられることになるのである。
 だが、目標達成したとはいえ、オナニーの衝動を必至の思いで抑圧してきた少女たちは、この日、寮に戻るや否や、真っ先にこの部屋に飛び込むことは避けられない。
 また、これより1週間の間は、寝る前には必ずこの部屋の中へと入っていくことになる。
 ただし、この部屋には大きく自分の名前が書かれている上、部屋に入っている最中は、四方の壁に設置された電光掲示板に「○○ ただいまオナニー中」という表示が出るため、自慰行為そのものを見られることはないが、自慰をしている真っ最中であることは、周りの全ての人たちにばれてしまうのである。
 さらに、この目標達成者のために、学校の教室にも自慰室が設けられ、学校で自慰がしたくなった場合には、この部屋の中でオナニーをすることが許可されている。
 この自慰室も寮に設置されたものと同様、外から中の様子はうかがえないが、この部屋に入ると、自分の名前と「オナニー中」の表示、そして中に入ってからの経過時間が表示されるようになっている。
 通常、この教室に設置された自慰室を使う女子生徒はほとんどいないが、たまに、男子たちに目をつけられた目標達成者が、授業中や休み時間に激しくいたずらを受け、大量の媚薬を擦り付けられたり、何度も何度も絶頂寸前で焦らされたりして、我慢しきれずに、泣く泣くこの部屋に入っていくこともある。

・目標未達成者

 目標未達成者は、自慰の衝動をきちんと抑制できなかった罰として、この自慰抑制週間が終了し、報告会が終わってから3日間、すなわち月曜〜水曜日の3日間は、自由に自慰行為を行うことを禁止され、男子生徒による指導のもとでのみ、自慰することを許可される。
 この3日間の間、男子生徒は、ありとあらゆる時間、場所、方法を問わずに、自由にこの目標未達成の少女たちに自慰をさせることができる。
 その一方で、目標未達成の女子は、男子が指示する以外の時間、場所、方法での自慰はすべて禁止され、自分の意思によるオナニーは厳禁となる。
 すなわち、男子の指示なしには、絶対に自慰ができなくなるのである。
 さらに、そのときの自慰で絶頂に達する回数も、男子が指定することができる。
 したがって、絶頂回数の指定を受けて自慰を認められた場合には、その回数だけ絶頂を迎えなければ、オナニーを止めることは許されない。
 逆に、自慰をさせられた挙句に、絶頂を迎える前に自慰を止めさせられることもある。
 自慰の停止指示を出された女子生徒は、自分の身体がどのような状態であろうとも、その時点ですぐにオナニーを止めなければならない。
 たとえ、あとひと擦りで絶頂を迎えられるまでに性感が高まっていようとも、すぐに手を女性器から離し、身体のいたるところから沸き立つ火照りに耐えなければならないのである。
 たとえ、どんなに理不尽な指示であろうとも、目標未達成者たちは、男子の自慰命令に逆らうことは許されない。
 また、場合によっては、男子たちに目をつけられた目標未達成者が、授業中や休み時間に激しくいたずらを受け、大量の媚薬を擦り付けられたり、何度も何度も絶頂寸前で焦らされたりすることもあるが、どんなにその子の性欲が高まろうとも、男子の許可なくオナニーをすることは禁止されているため、そんな状態で放置された少女たちは、泣きながら許しが出るのを待つことしかできない。
 これにより、自慰の回数および絶頂の回数まで、全てが他人に管理され、少女たちは自慰への耐性を高めると同時にコントロールする術を鍛え、よりよい乙女へと成長することを促されるのである。


原作:暴走アフラマズダ十三世(元は)さん
修正:ロック


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