24時間耐久体力限界測定試験


 体力測定において、各学年で最も優秀な成績を収めた女子生徒については、学年代表として、体力測定最終項目に参加することが義務付けられている。
 ただし、この最終項目は、3年に1度だけ執り行われるものであり、本年が該当年度となっている。
 また、この測定については事前に連絡、及び説明はなく、該当する少女たちは、測定の当日、何の前触れもなくいきなり呼び出しを受け、そのまま測定に臨むこととなる。

 各学年の代表となった女子生徒は、体力測定の一週間後の放課後、体育館に集合させられ、X字型をした機械の各端部に、両手両脚を拘束され、立った状態でX字型に磔にされてしまう。
 その状態で、3人の少女たちは衣類を全て脱がされ、乳首、膣内、直腸内、クリトリスに電極を取り付けられることとなる。
 それら少女たちの羞恥の部位に取り付けられた電極のスイッチは、そのX字型磔にされている少女本人の手に持たせられるのだが、このスイッチは通常のものとは異なり、スイッチを握り締めているときには、電極の電流が止まり、スイッチを握る力を抜くと、電流が流れる仕組みになっている。
 したがって、そのスイッチを持たされた少女は、常に、そのスイッチを握り締めていなければ、自分の身体の敏感な部分に電流が流されてしまうことになるのである。

 こうして、測定の準備が整ったところで、実際の測定に入ることになるが、そこでようやくその磔になっている少女たちに、この測定の趣旨、及びルールが説明されることとなる。
 まず、これは1週間前に行われた体力測定の最終測定項目であり、その代表として、各学年において体力測定の結果が最も優秀だった生徒が選出されたことを説明される。
 その種目とは、「24時間耐久体力限界測定試験」というものであり、24時間にわたり、被測定者の身体にさまざまな負荷をかけ、それにどれだけ耐えることができるかということを測定するものであること、そして、今、少女たちをX字型に拘束している機械が、その負荷をかけるための装置であることが告げられる。
 この機械は、「万能女体反応測定装置」と呼ばれる、聖女学園特製のマシンであり、女性の身体に対して、ありとあらゆる負荷や刺激を加えることが可能であるとともに、そのときの被測定者の体温や脈拍といった身体データを逐次記録することができるものである。
 ただし、この万能女体反応装置の刺激特性は、若干の偏りが見られ、主に女性の胸部、下腹部、股間部、臀部にその刺激が集中しやすいという傾向があるが、特に気にする必要はないことが少女たちに説明される。
 

 少女たちへの説明が終わると、いよいよ測定開始となり、万能女体反応測定装置が動作を開始することになる。
 この万能女体反応測定装置には、何種類ものローター、バイブレーター、刷毛、羽毛、糸、縄、ピンセット、カテーテル、浣腸などといった、さまざまな刺激機構が搭載されており、それらは、自在可動アームによって、身体中のいたるところに届くように設計されている。
 その機構を用いて、磔になっている少女は、身体じゅうのいたるところを刺激され、かき回され、なでられ、くすぐられ、縛られ、擦られ、つままれ、挿入され、注入されることとなる。
 この刺激機構は公平を期するため、刺激は3人の少女に対して同時に、同じ刺激が加えられる仕組みとなっている。

 ローターでクリトリスを刺激しているときには、3人の少女全員がローターでクリトリスを刺激される。
 バイブレーターで蜜壷をかき回しているときには、3人の少女全員がバイブレーターで蜜壷をかき回される。
 刷毛で股間をなでているときには、3人の少女全員が刷毛で股間をなでられる。
 羽毛で乳首をくすぐっているときには、3人の少女全員が羽毛で乳首をくすぐられる。
 縄で割れ目を擦っているときには、3人の少女全員が縄で割れ目を擦られる。
 ピンセットでクリトリスをつまんでいるときには、3人の少女全員がピンセットでクリトリスをつままれる。
 カテーテルを尿道に挿入しているときには、3人の少女全員がカテーテルを尿道に挿入される。
 浣腸を直腸に注入しているときには、3人の少女全員が浣腸を直腸に注入される。

 このようにして、3人の少女たちは、身体じゅうで最も恥ずかしく、最も敏感な部分に偏った刺激をその身に受けつづけることとなる。
 当然ながら、3人の少女たちは、その刺激から逃れようと、身をよじったり責められている部分を守ったりしようとするが、両手両脚を広げて拘束されている状態では、どのような抵抗も全くの無意味となり、完全に万能女体反応測定装置のなすがままとなってしまう。
 そして、それだけ身体中をいいように弄ばれれば、少女たちは股間から淫らな蜜を滴らせてしまい、そして、しばらくもしないうちに、少女たちは絶頂を迎えてしまうことを避けることはできない。
 しかし、少女たちが絶頂を迎えても、万能女体反応測定装置の攻撃の手は止まることはない。
 これは、その少女の体力の限界を見極めるための測定として、24時間、連続で休みなく続けられる決まりとなっているのである。
 その間、少女たちは、喘ぎ、身悶え、のたうち回りながら、何度も何度も気をやり、全身を痙攣させて仰け反ることとなるが、機械は意に介することなく、絶えず、少女の身体を嬲りつづけることとなる。
 このようにして、3人の成績優秀な少女たちは、これから24時間、この万能女体反応測定装置による負荷に耐えつづけなければならないのである。

 なお、その間の食事については、2時間に1度、栄養ドリンクが供給されることになっている。
 しかし、その食事の間であっても、測定と称する少女嬲りは休みなく続行されるため、機械による淫ら極まりない刺激をその身に受けながら、そのドリンクを摂取することになる。
 一方、排泄については、何ら対応をとる準備をしていないため、我慢するよう、厳重に注意される。
 とはいえ、24時間もの間、排泄を我慢しつづけることは絶対に不可能であるため、結局、3人の少女たちは、次々に放尿し、そして排便することとなる。
 そして、その排泄のたびに、厳重注意を受けた排泄禁止のルールを破った罰として、1分間の強制放電が行われ、その間は、たとえスイッチを握り締めていたとしても、電極が取り付けられた少女たちのウィークポイントに身を焦がすような電撃が与えられることになっているのである。
 このような食事、及び排泄のルールを強いられている少女たちは、場合によっては、カテーテルによる放尿と、浣腸による排便をし、バイブによる絶頂で下の口から潮を噴き出しながら、上の口から栄養ドリンクを飲み込むという、どこまでも過酷で恥ずかしく、そして屈辱的な食事を強いられることもある。
 しかも、その際には排泄のルールを破ったという理由から、その後、電気ショックを受けることは言うまでもない。
 たとえ、カテーテルや浣腸などによる、本人の意志にはよらない排泄であろうとも、例外ではないのである。
 

 そのうち、少女もイキすぎて全身の力が抜けてしまい、手にもっていたスイッチを握る力を緩めてしまう。
 すると、その瞬間に、最も敏感な部分に取り付けられた電極に電流が流れてしまい、その刺激によって、少女は目覚めさせられることとなる。
 そうして、何度も力が抜けては電気ショックで気を取り直し、また刺激に翻弄されて力が抜けて、電撃に目を覚ます・・・といったことを幾度も幾度も繰り返し続けることになる。
 そのうち、とうとう、完全に力尽き、電極に電流が流れても、そのスイッチを握り締めて、電流を止めることができなくなったところで、その少女の体力の限界を確認することができる仕組みになっているのである。
 しかし、スイッチを切ることができなくなったとしても、しばらくして、力を取り戻す可能性があるかもしれないので、電極に電流が流れている間も計測は継続されることとなり、測定開始より24時間が経過するまでの間、ひとときも休むことなく、3人の少女たちのいたいけな身体は責めつづけられることになっている。
 なお、少女たちの体力の限界値としては、「24時間の測定時間のうち、スイッチを握り締めて電流を食い止めていた時間の総和」という決まりになっており、その時間を体力限界耐久時間として記録することになっている。
 こうして計測された体力限界耐久時間と、計測中の被測定者の体温や脈拍、呼吸数はもとより、計測の間に迎えた絶頂の回数、潮を吹いた回数、失禁した回数、脱糞した回数、流した愛液の量、潮の量、排尿の量、排便の量といった内容までもを、正確に記録することで、この体力測定最終項目の測定を終了とする。
 ただし、計測はあくまでも24時間が経過するまで続けられるため、その間、この少女の拘束は解かれることもなく、またマシンの責めが止まることもない。
 そのため、気を失った少女であっても、さらに淫らな刺激に翻弄され、無意識のままに、悶え、喘ぎ、そして絶頂を迎えさせられるのである。
 

 なお、このとき24時間の体力限界測定に耐えられなかった少女、すなわち一度でもスイッチを手放して電撃を受けてしまった少女と、そのような少女を代表として送り出すこととなったクラスの女子生徒は、全員、基本的な体力が不足していると見なされる。
 したがって、そのクラスの女子生徒には、翌日より、体力向上を図って特別早朝特訓を行うことが義務付けられる。
 この早朝訓練は、朝6時から8時までの2時間、グラウンドや体育館において体力トレーニングを行うもので、クラスの女子生徒全員が参加するとともに、クラスの男子生徒もトレーニングの補助要員として参加してもらうこととなっている。
 なお、このトレーニングに際しては、動きが萎縮してしまわないように、また体力測定時の状態をできる限り再現するという理由から、すくなくとも下半身は裸で実施することとされており、少しでも動きやすく、またさまざまな測定がしやすい状態で特訓できるよう配慮されている。
 また、トレーニング内容についても生徒の自主性を重んじることとし、トレーニングの内容は、補助を行っている男子生徒に、全て一任されている。
 したがって、男子生徒たちは、お互いにアイディアを出し合って、淫らで恥ずかしく、そして破廉恥極まりないトレーニングをクラスの少女たちに課すこととなる。
 こうして、5人の不遇な少女たちは、すがすがしい朝日の中、下半身丸出しの状態で、ありとあらゆる恥態を振りまきながら、グラウンドを駆け巡り、体育館で飛び跳ねることになるのである。
 この早朝特訓の期間は、24時間耐久体力限界測定試験において、達成できなかった時間分を補うまでとされている。
 つまり、仮に、代表となった少女が、測定試験において14時間、意識を維持し続けた場合には、残りの10時間分、すなわち5日間の早朝特訓を受けなければならないことになる。
 したがって、仮に、2時間で気を失ってしまった少女のクラスがあったとすれば、残りの22時間、すなわち11日間の早朝特訓が義務付けられるのである。
 この早朝特訓のことについては、測定開始時に被測定者となるクラス代表の3人、及びクラスメイト全員に告知されるため、最終測定に臨む少女は、自分のためにも、そしてクラスメイトのためにも、少しでも早朝特訓の期間を短くするよう、できる限り機械の刺激に耐えつづけなければならない。

 しかし、かつて24時間意識を保ちつづけた女子生徒は、ひとりもいない。
 


文章:ロック
アイディア協力:けいさん


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