≪体力測定 実施要領≫
下記の要領において、女子生徒の体力測定を行うこととする。
ここで定められる各種測定基準は、あくまでも正確なる測定のために必要となることであるため、その内容を十分に理解し,測定に臨むこと。
そして、測定においては、常に冷静で確実な測定を心がけ、本要領に従って各種体力測定をまじめに、そして速やかに行うこと。
なお、例年、測定中にはしたない声を上げたり、身悶えしたりする生徒が見られるが、そのような体力測定にあるまじき不謹慎な態度は、正しい測定ができないばかりか、測定を行っている教職員に対して非常に失礼となる。
したがって、測定中のふざけた態度や淫らな反応、破廉恥な行動は、特に慎むこと。
以上のことを守り、測定では手を抜かず、常に最高の記録を出せるよう全力を尽くすこと。
以下に、各測定における測定方法、及び注意点等を記載する。
測定前に内容をよく読み、円滑な測定ができるよう、心がけること。
[測定前準備]
体力測定を行う前には、事前に十分な準備運動を行い、身体をほぐしておくこと。
特に、正確な測定を行う都合上、計測の際には股間の性器付近を利用することが多いため、大陰唇、小陰唇、クリトリス、尿道口、膣口、膣内、肛門、直腸内については特に入念に準備運動を行い、最低でも30分は股間部を指先でほぐすこと。
体力測定をはじめる前に、必ず教師により準備運動がきちんと行われたかどうかのチェックを受けること。
このチェックにおいて、股間部を十分にほぐしていないとみなされた生徒については、教師の手による30分の特別準備運動を施すこととする。
その場合には、すみやかに教師の指示に従うこと。
なお、その際、股間のどの部分の準備運動が足りないかを確認するために、教師が股間の各部に指を添えながら、いくつか質問をすることがあるが、質問には、はっきりとわかりやすく、大きな声で答えること。
[屋内測定(午前)]
<立位体前屈>
下半身裸で測定を行うこと。
測定時には、直径2cm長さ50cmの立位体前屈計測棒を膣内に挿入すること。
その状態で背筋を伸ばして起立し、測定棒が鉛直下向きになるように、測定棒の挿入具合、及び根元の角度を適宜調整すること。
起立状態で測定棒を垂直にした後、ゆっくりと上体を前屈させること。
上体をできる限り前屈させた状態で静止し、30秒間、その状態を維持すること。
測定は、前屈した際に測定棒が鉛直下向きとなす角度を記録するものとする。
測定終了後、再び上体を起こし、直立状態に戻ること。
もし、直立した際に測定棒の角度が鉛直状態に復帰しなかった場合には、再度角度等を調整し、もう一度測定をやり直すこととする。
なお、30秒間の静止を行わなかった場合は、不正行為とみなし、一度測定棒を抜き取り、再度挿入からやり直すこと。
また、測定中に測定棒を落下させてしまった場合には、さらに直径の太い測定棒を用いて再度測定を行うものとする。
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<伏臥上体反らし>
下半身裸で測定を行うこと。
床面にうつ伏せに横になること。
その際、下半身を固定するために、床面に設置された鉤型の突起を膣内に挿入すること。
本測定においては正確を期するために、上体を反らせた際の床面から乳首までの高さを測定するものとする。
そのため、上半身の衣類は乳首が見える位置までたくし上げるか、もしくは上半身脱衣のこと。
また、測定を迅速かつ正確に行うため、測定前にあらかじめ乳首を勃起させておくこと。
なお、測定中に衣類により乳首が隠れたり、測定時に乳首が軟化した場合には、上半身脱衣の上、乳首吸引機によって乳首を吸引し、その上で乳首勃起用のクリップを装着することとする。
しかし、これらの処置は煩雑、かつ時間の浪費となるため、あらかじめ上半身脱衣、クリップ装着で測定に臨むことを推奨する。
前記うつ伏せ状態から、上体を反らし、そのときの床面から乳首の高さまでを測定結果として記録する。
この際、正確な測定のため、上体を反らした状態で30秒間静止すること。
30秒以内に上体反らしをやめた場合には、記録とはならないため、再度測定をやり直すこと。
また、自力による上体反らしの測定後、膣内に挿入している鉤型突起に10回、微弱な電流を流し、各電流通電の瞬間の上体反らし測定を行うこととする。
この電流通電による上体反らしは身体の反射を用いたものであり、非常に正確かつ高記録が期待できる。
ただし、この通電時上体反らしは状態維持の必要はなく、最大瞬間高さを記録するものとする。
なお、以上の自力、及び通電時の上体反らし測定中において、下半身固定用の鉤突起が膣から外れてしまった場合には、別途用意している二股鉤突起を用いることとし、膣、肛門の両方の穴に突起を挿入して、さらに強固に下半身を固定することとする。
この場合、電流は両方の突起に流れることを留意のこと。
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<背筋力>
下半身裸で測定を行うこと。
脚を曲げて不正を行うことができないよう、床に設置された直立補助棒を膣内に挿入すること。
直立補助棒は、回転させることにより高さを変えることができるようになっているため、測定前に、かかとをつけて立った状態で、補助棒の先端がちょうど子宮口に接触する高さになるよう、膣内に棒を入れながら回転させて、高さを調節すること。
その状態で背筋力測定器の取っ手に手をかけ、背筋を使って、その取っ手を力いっぱい引き上げること。
このとき、教師によって不正が行われていないかどうかのチェックを行うため、その状態で静止し、すみやかにチェックを受けること。
チェックは、測定の際に胸が邪魔になっていないか、直立補助棒がきちんと子宮口に当たっているかといったことを確認するものである。
胸のチェックでは、乳房が腕の動きを邪魔していないか、乳首に腕が触れていないかを確認することとし、乳房が腕に接触している場合には、教師が乳房を動かし、腕の動きを阻害しないよう処置することとする。
また、乳首が腕に触れていると、十分に力が出せない場合があるため、乳首の位置を教師の触診にて確認することとする。
直立補助棒の確認では、一旦、棒を短縮させて膣内から抜き出した後、再度伸張させて、改めて子宮口まで棒が届くように再調整することとする。
このとき、棒の高さ調節のために棒を回転させることとなるが、測定を迅速に行うために、被測定者は身体を動かさないよう、十分注意すること。
なお、ここで用いる背筋力測定器は、最大値保持機構が備わっていないため、チェック中でも力を緩めることなく、引き上げつづけること。
このチェックを行っている最中に、教師が何度か測定器の値の読み取りを行うこととし、その値の平均値を、測定結果として記録するものとする。
上記チェックには1分から3分程度の時間がかかるが、その間、決して力を緩めず、また、むやみに身体を動かさないよう留意のこと。
チェック中に身体を動かした場合には、不正行為とみなし、再度、直立補助棒挿入から測定をやり直すこととする。
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<垂直跳び>
下半身裸で測定を行うこと。
測定には床面と糸でつながった垂直跳び測定器を用いることとする。
垂直跳び測定器の糸の先には、直径2cm長さ5cmの挿入冶具が取り付けられているため、測定前に、この冶具を膣内にしっかりと挿入すること。
その状態で直立し、床面と股間とを結ぶ糸のたるみをとることとする。
その際、測定器の挿入部が糸を巻き取るために1分ほど振動するが、不正防止のため、その間は直立の状態から身体を動かしてはならない。
糸のたるみがなくなり、測定器の振動が止まったら、3秒以内に垂直跳びを行うこと。
巻き取り振動中に身体を動かした場合、もしくは巻き取り振動停止から3秒以内にジャンプしなかった場合は不正とみなし、一度挿入冶具を抜き出し,再挿入した後、再びたるみの巻き取りから行うこととする。
以上の方法で垂直跳びを行い、着地後、ジャンプ時に伸ばした糸の長さを垂直跳びの測定結果として記録する。
なお、たるみとりの最中、及びジャンプ時等、測定中ににおいて測定器が膣内から外れてしまった場合は、挿入場所を肛門に変更し、再度たるみの巻き取りからやり直すこと。
肛門挿入においても測定器を落下させてしまった場合には、特別に二股測定器を用いて、膣と肛門の両方に挿入して測定を行うこととする。
さらに測定器を落下させてしまった場合には、測定器に付属のクリップをクリトリスに取り付け、落下防止策を講ずることとする。
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<反復横跳び>
下半身裸で測定を行うこと。
測定には、1m間隔で床に引かれた3本のラインと、その左右のラインの脇に設置されたスイッチを用いることとする。
測定に際しては、先端にクリップリングのついた長さ1mのゴムひもを、クリトリスに装着すること。
測定前に、被測定者が中央のライン上に立った状態で、クリトリスと連結したゴムひもの他端を1m前方の金具に固定し、ゴムのたるみを取り除くこと。
このゴムひもは、被測定者が、測定中に反復範囲を大きく逸脱しないための指標とするために施す処置であるため、被測定者は特に気にする必要はないが、不正防止のためゴムひもに手を触れることは禁止とする。
したがって、被測定者はゴムひものことは忘れて、測定に集中すること。
測定時には、その状態から、1m離れた左右のラインを順次往復すること。
正確な測定を期するため、左右のラインの脇には、被測定者のクリトリスの高さに調整されたスイッチを設置し、そのスイッチをクリトリスで押圧することにより、反復回数がカウントされるものとする。
その際、カウントされたことを明確に示すため、スイッチが押された瞬間には、スイッチの表面に微弱な電流が流れるので,それを目安にクリトリスをスイッチに圧接すること。
ただし、このスイッチは設備の老朽化から、感度が鈍くなっており、圧力が弱いとカウントされないことがあるため、十分に注意し、しっかり強めに押し付け、スイッチ表面に電流が流れたことを陰核にて確認してから次の動作に移るよう心がけること。
以上の動作を繰り返し行い、左右のラインを100回往復,すなわち左右のスイッチを100回ずつ押し終わるまでの時間を計測することとし、そのときにかかった時間から、所定時間あたりの反復回数に換算するものとする。
なお、被測定者固定用のゴムひもは、時間とともに硬化短縮する性質があるため、できる限り短時間で行うことを推奨する。
測定中にゴムひもがクリトリスから外れてしまった場合には、再度1回目からやり直しとする。
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<踏み台昇降>
下半身裸で測定を行うこと。
測定前に、直径3cmの金属球を膣内深部に挿入すること。
その状態で、まず平常時の脈拍数を測定すること。
踏み台昇降には、高さ30cmの踏み台と、床面、及び踏み台上に設置された直径1cm高さ50cmの垂直棒を用いることとする。
この垂直棒の頂点には電極がついており、この電極と膣内に挿入した金属球を接触させることによって、自動的に昇降回数をカウントするものとする。
したがって、測定時には、床面の棒の上でしゃがみ込んで膣内に棒を挿入し、床面でのカウントをした後、次に踏み台上に乗り、そこでしゃがんで台上の棒を膣内に挿入して台上でのカウントを行い、引き続き床面に降りて棒を挿入するという一連の動作を繰り返し行うこととする。
以上の動作を、5分間、合図に合わせてタイミングよく行うこと。
このとき、合図とカウントのタイミングが合わなかった場合は、1回につき30秒の時間延長とする。
なお、垂直棒の頂点の電極によってカウントをする関係上、膣内の金属球と電極との接触時に、金属球表面に微弱な電流が流れてしまうが、測定とは関係ないため、気にせず昇降を続けること。
また、測定中に金属球を落としてしまった場合は、金属球を入れ直し、記録をリセットした後、再度初めから測定を開始することとする。
以上の要領で踏み台昇降が終わった後、再度脈拍を測定すること。
ただし、このときは、床に設置された垂直棒を膣内に挿入した状態での測定とする。
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<握力>
下半身裸で測定を行うこと。
握力測定器は、圧力流量変換型のものを用いることとする。
これは、手を握ったときの力を、ピストンを用いて測定器内に満たされた水溶液に圧力として変換し、そのときの水溶液の流量を測定することによって握力を測定するもので、機械式のものに比べて、手にかける負担が小さいことが特徴である。
ただし、この測定器の仕様上、流れた水溶液はチューブを通って、器外へと流出してしまうため、そのままでは水溶液を飛散させることになり、測定場所が汚れてしまう。
そのため、その排出チューブは、被測定者の肛門に挿入し、水溶液を直腸内へと注入することにより、水溶液の床への飛散を防ぐこととする。
この仕組みにより、被測定者は、自分の握力の強さを手以外の場所で体感できるという利点がある。
被測定者は、その利点を十分に生かし、力の入れ具合等の参考にすること。
握力・流量の換算は、10kgで約100ccを目安とするとよい。
握力測定は、正確に行うため、左右の手につきそれぞれ5回ずつ、間に10分間の休憩をとりながら測定を行い、その平均値を記録するものとする。
このとき、各測定時には、その都度、握力計内の水溶液を補充するものとし、常にピストン内が水溶液で満たされた状態で測定することとする。
なお、残念なことに、例年、不謹慎にも測定中に便意をもよおしてしまう生徒が出てくることがあるが、測定中の排泄は記録の正確さを損ねるとともに、測定の迅速な進行の妨げとなるため、測定中のトイレの使用はもとより、測定場所からの退出についても禁止とする。
このとき、特に落ち着きがない生徒については、椅子に身体を拘束し、測定に集中するよう配慮することとする。
仮に、測定中に排便、もしくは排尿をしてしまった場合は、改めて1回目から測定を行うこととし、5回の測定終了後、床に飛散した排泄物を自己の責任で処理すること。
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<懸垂腕屈伸>
下半身裸で測定を行うこと。
また、測定の際、カウント用に乳首を用いるため、上半身の衣類は乳首が見える位置までたくし上げるか、もしくは上半身脱衣のこと。
なお、測定中に衣類により乳首が隠れた場合には、上半身脱衣の上、乳首勃起用のクリップ装着の処置を施す。
その状態で、鉄棒を掴み、両手を鉄棒にバンドを用いて固定する。
これは、たとえ被測定者が力尽きてしまった場合でも落下してけがをしてしまわないようにという安全面からの配慮である。
懸垂のカウントは、上下に配置された2種類のスイッチを交互に押すことによって行うこととする。
上側のスイッチは、ちょうど被測定者が懸垂をしたときに乳首の位置に来るように配置されたスイッチとなっており、このスイッチに乳首を押し付けることによってカウントするものである。
下側のスイッチは、両脚の間に置かれた棒の外周部に取り付けられた押し下げ型のスイッチで、この棒を膣内に導入し、スイッチを陰唇もしくは陰核等で押し下げることによってカウントするものである。
また、この下部棒状スイッチの外周部には衝撃吸収と衛生保持を目的として、多量の刷毛が取り付けられ、常時回転して衝撃を吸収する構造となっているので、安心して懸垂を行うこと。
なお、これら上下のスイッチは、目で見なくてもその位置が容易にわかるように、常に振動しつづけているので、その特徴を十分に活用し、測定に集中すること。
また、反動をつけての懸垂を防止するために、両膝は曲げた状態で拘束し、その間に50cmの棒を配置した上で、棒状スイッチにスライド可能に固定することとする。
この懸垂は被測定者が力尽き、懸垂ができなくなるまで行われるが、両手が鉄棒に固定されている関係上、力尽きたのか休んでいるかの判別がつきにくいため、最低でも30分は測定を行うこととする。
ただし、その時間を超えた場合でも、身をよじったり、腕に力を込めたりするなどして、少しでも懸垂の意思ありと判断された場合には、測定は続行するものとする。
したがって、懸垂の続行が不可能な場合には、腕を伸ばし、膣内に棒を挿入した状態で静止し、不用意に身をよじったりせず、測定終了の意思を明確に示すことと。
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[屋外測定(午後)]
<50m走>
下半身裸で測定を行うこと。
スタートラインで、クラウチングスタイルで待機すること。
スターターの「準備」の合図で、スタートラインにおいてあるタイマー内蔵型バイブレーターを膣内に挿入すること。
スターターの「用意」の合図で、腰を高く上げること。
その状態を維持し、スターターが自分の膣内に入れられたタイマー内蔵型バイブレーターのスイッチを入れるのを待っていること。
スターターがバイブレーターのタイマー計測開始スイッチを押したところで、「スタート」とし、コースを走ることとする。
バイブレーターはタイマーのスイッチとともに振動を開始するが、これは、被測定者に明確にスタートの合図を知らせるためのものであるため、特に気にする必要はない。
なお、スタートの合図のとき、スターターは声や音は出さないため、振動のみがスタートの合図となることを留意し,常に膣内に神経を集中させておくこと。
スイッチが入る前に走り出した場合にはフライングとし、一度バイブレーターを抜き取り、タイマーが動いていないことを確認した後、再度「準備」からやり直しとする。
50m先のゴールラインには、直径1cm高さ10cmの棒が立てられており、50mを走った走者は、その棒の上にしゃがみ、膣の中に入れられたバイブレーターのタイマー&振動スイッチをその棒で押すことにより、タイム計測を終了とする。
タイマー内蔵型バイブレーターを止めた後、教師にバイブレータータイマーを抜いてもらい、そのときバイブレータータイマーに表示されているタイムを記録とする。
不正防止のため、スタートからゴールにいたるまで、走者がバイブレーターに手を触れることは禁止とする。
走っている最中にバイブレーターを落下させた場合には無効とし、フライングと同様、再度準備から行うこととする。
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<ソフトボール投げ>
下半身裸で測定を行うこと。
投球エリアには長さ1mの糸の先にバイブレーターを取り付けたものが設置されている。
被測定者は、不正防止のため、このバイブレーターを膣内に挿入し、このバイブレーターを挿入可能な所定のエリア内から逸脱しない範囲で、投球を行うこと。
バイブレーターを膣内に挿入すると、自動的に振動を開始するが、これは、風などの影響により、測定環境が整っていないことを示す合図なので、その状態で、一時待機すること。
測定環境が整うと、バイブレーターの振動が停止するので、その振動停止を合図に投球を行うこと。
このとき、即座に投球せず、再度バイブレーターが振動した場合は、次の振動停止まで待機すること。
なお、待機中、及び投球中にバイブレーターが膣内から落ちた場合には、挿入箇所を肛門に変更し、再度待機、投球を行うこと。
投球後、バイブレーターを取り出し、引き続き、測定用の巻尺の先に取り付けられたクリトリスリングを、クリトリスに取り付けること。
そのまま、投球したボールの場所まで歩いていき、そこで投球場所の方に向き直り、ソフトボールの上に腰を下ろして、膣口にソフトボールが当たるように地面に座ること。
このとき、距離を正確に測定するために、できる限りソフトボールを膣内に挿入するよう、心がけること。
その状態で、距離を測定することとする。
このとき、2〜3度、巻尺のたるみをとるために、巻尺を引っ張ることになるが、被測定者が動くと正確な測定ができないため、被測定者は身動きしてはならない。
測定中に身動きしてしまった場合には、その投球は無効とし、再度投球を行うこととする。
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<走り幅跳び>
下半身裸で測定を行うこと。
助走区間において放尿を始めること。
放尿をしながら踏み切りを行い、放尿をしながら跳ぶこと。
砂の上に着地後、放尿が終わるまでは着地状態の姿勢を維持することとし、砂の上に手をつくこと、立ち上がること、腰を砂から離すことは禁止する。
測定飛距離は、踏み切り板から、砂の上に染み込んでいる小水の最先端部までとする。
仮に、空中で放尿が終わった場合でも、あくまで計測距離は砂の上に落ちた小水の水滴の場所までとなるので、十分に注意すること。
したがって、本測定においては、できる限り長く大量に放尿し、そして遠くまで小水の飛沫を飛ばすよう、空中姿勢及び着地体勢の工夫を努めること。
このように尿を用いて測定する理由は、下記のとおりである。
元来幅跳びとは、いかに自分の痕跡を遠くまで残すことができるかを競うものであり、そのためには、足跡等のような短時間で消えてしまうものよりも、長時間に渡って痕跡を残すことのできる排泄物を残す方が理にかなっている。
したがって、本測定においては、あくまでも排泄物の飛距離のみを測定するものとする。
なお、測定の際、踏み切り板を踏み越えてしまった場合はファールとし、やり直しとする。
また、踏み切り時に放尿が始まっていない場合、つまり、踏み切り板の手前に小水の痕跡がない場合もファールとし、やり直しする。
ただし、ファールしながらも、放尿をはじめてしまった場合には、再度排尿することは困難であるため、特別に浣腸を施し、浣腸液、及び排便をもって、尿に代えるものとする。
したがって、この場合には、助走中に排便を開始し、肛門から排出した浣腸液もしくは排泄物の飛沫の先端までを測定距離とする。
さらに浣腸した上でファールした場合は、排泄の有無にかかわらず、一度全てを排泄し、その上で新たな浣腸液を再注入した上で、再度測定することとする。
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<持久走>
下半身裸で測定を行うこと。
持久走は、1000mのランニングを行い、そのときのタイムを記録するものとする。
コースはグラウンドのトラックを用いるが、その際、走行コースを逸脱しないように、トラックには、測定者1人につき1本のロープを張ることとする。
このロープは、逸脱防止のため、通常状態では被測定者の股間より10cm高く設定するものとし、20mおきに、支柱で支えられているものを用いることとする。
被測定者は、コースの逸脱、及び走行中の他生徒との接触を避けるため、このロープを跨いだ状態で走ること。
支柱は柔軟性の素材で作られており、通過する際には容易に屈曲可能となっている。
したがって、支柱は走行の邪魔となることはないため、被測定者は支柱のことを特に気にせず、測定に集中すること。
不正防止のため、ロープ、および支柱に手を触れることは禁止とする。
なお、ロープには走る際の目安として、1mごとに結び目がつくられているため、それを参考にペース配分すること。
測定にあたっては、全力で走ることを努め、途中で立ち止まることは禁止とする。
測定中に5秒以上立ち止まった場合には、注意を促すために、教師がロープ全体を前後に揺することとする。
この注意の喚起は、再度走り始めるまで継続されるため、ロープが揺すられた際には、すみやかに走り始めること。
注意をうながしたにもかかわらず、再度走り始めなかった場合には、糸の先にクリップがついた持久走補助用ストリングを陰核に取り付け、教師による牽引を行うこととする。
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[補足]
本学園の女子生徒の体力測定の結果は、例年、同年代の全国平均と比較して、著しく低い傾向にある。
したがって、女子生徒は、全力で体力測定に臨み、少しでもよい記録を出せるよう努力すること。
なお、同学年女子の全国平均を下回った種目については、体力測定の翌日より3日間、放課後に、その種目の追加測定を行うこととする。
さらに、小学4年生女子の全国平均を下回った種目については、1週間の放課後特別特訓を行うこととする。
また,まことに遺憾なことではあるが、例年、体力測定の際に、膣から流出する愛液や、排泄物等によって測定器を汚してしまう者が続出している。
このような、破廉恥かつ不謹慎な態度は、本来体力測定にあるまじきことではあるが、仮に、愛液、その他の体液等にて測定器を汚してしまった場合には、測定後、責任を持って、その測定器を洗浄すること。
ただし、測定器は精密機器のため、水で洗うのではなく、汚れをやさしく舐め取るようにして、舌先にて洗浄すること。 |