第9章
先ほどの真由美の恥態の後は、授業は何事もなく進んでいった。
ときおり、教室のどこからか、小さな呻き声が聞こえてきて、誰かの椅子が動作したことを教えてくれる。
由紀の椅子も、あの後1回だけ淫らな動きを示し、またもや教室中に聞こえる声で悶えてしまった。
しかし、希が言ったように決して最後まで到達しないその刺激に、少女たちの股間はうずくだけうずき、愛液をたらたらとたらしながらも、淡々と進む授業を聞かなければならなかった。
そうして、その後は女子が指名されることもなく、英語の授業が終わりを告げた。
「はい、じゃあきょうはここまで。
次は21ページから始めるから、みんな予習しておいてね」
亜紀子は、そう言って授業を締めくくった。
すると、教室のどこからか声が聞こえてきた。
「起立!」
みんな一斉に立ちあがる。
「うくっ!」
「うふぅ」
「くっ!」
「ひゃっ!」
由紀以外の少女たちも、それぞれ股間から棒を引き抜きながら立ち上がる。
それを見て、由紀も急いで立ちあがった。
「んあぁぁぁ!!」
ほかの4人よりも明らかに大きな喘ぎ声を上げて由紀は立ちあがった。
声をかけた生徒は、全員が立ちあがったのを見計らって、
「礼!」
と叫び、それを合図に全員が亜紀子に礼をする。
これで、授業が終わったのであった。
授業が終わるころには、少女たちの股間はもうビチョビチョである。
何度もイク直前まで責め上げられた後、毎回のようにおあずけをくらったのである。
それも、当然だった。
由紀と希は、また教室の後ろの方に歩いていった。
身体中を見せびらかすような制服を着ている少女たちにとって、教室の真中にいるというのは非常に恥ずかしいのである。
教室の後ろへ行けば、一応、一面だけは回りの視線から隠すことができる。
少女たちは、自然と、壁際の方へ集まっていくのであった。
「由紀ちゃん、ホントにさっきはごめんね。
もっと早く椅子のことを教えるつもりだったんだけど、座るのに一生懸命で、つい、言うのを忘れちゃった・・・」
「ううん、いいの、別に気にしてないから。
・・・でも・・・あの椅子って、ずっと・・・あの・・・ああなの?」
「うん、そうよ。
1年のときからずーっとああだったわ。
授業中に、突然動き出すの。
そして、どういうわけか『もうだめ』って思った瞬間に、まるでじらすように止まっちゃうのよ。
だから、授業中はもう・・・あの・・・あそこが濡れっぱなし。
今でも何か火照った感じがしてるわ」
「うん、わ、わたしも・・・なんか、痒いっていうか、熱いっていうか・・・
すっごく恥ずかしい気分・・・」
と、お互いに頬を染めながら恥ずかしい会話をしているところへ別の声が混じってきた。
「ホントにHな椅子よね〜。
いつまでたっても慣れるっていうこともないんだから余計に始末が悪いわ。
おまけに、きょうは亜紀子先生に当てられちゃうし・・・」
そう言いながら2人に近づいてきたのは、さっきの授業で英文朗読を指名された真由美だった。
「真由美ちゃんも、災難だったわね。
休み開けのはじめの授業で当てられちゃうなんて」
「そーよねー。
おまけに男子たちも、久しぶりなもんだから、すっごくHなことしてくるし・・・。
あいつら、ほんっとうにいやらしいことしか考えてないんだから・・・」
そう言って、真由美は先ほどの自分の恥態を思いだし、顔を赤らめた。
「いっつもあんなことされるの?」
由紀は、恐る恐るという感じで2人に尋ねてみた。
それに真由美が答える。
「まだまだ、さっきのなんて軽い方よ。
ひどいときなんて周りの8人がみんなそろって、いやらしいいたずらしてくるんだから・・・」
「ま、周りの8人が・・・・」
「そうそう、この前の希ちゃんなんて、周りの男子から一斉に・・・」
「あーーーーっ!!それ、言わないで!!
あんな恥ずかしいこと、思い出したくもないわ!」
希は、急に顔を真っ赤にして真由美の声を遮った。
相当恥ずかしいことをされたのだろう。
由紀がいくら聞いても、希は答えてくれなかった。
(8人の男子に・・・わたしも当てられたら・・・わたしは何をされるんだろう・・・)
由紀は言い知れぬ不安にうつむきながら考えていた。
「あ、そろそろ時間ね。
席に着かなくちゃ。
午前の授業もあと1つ。
恥ずかしいけど、頑張らなくちゃ」
そう言って、真由美は自分の席の方へ歩いていった。
聖女学園では、午前中の授業は3時間である。
その分、授業間の休み時間が長くとってあり、20分も休憩時間があるのだ。
これは、教室移動などがあったときに、女子があの廊下を通過するためにとられた余裕のためである。
希と由紀も自分の席へと歩いていく。
由紀も今度は2度目、しかも前の授業で股間は濡れており、それほど準備を必要としなかったため、割と早く席に着くことができた。
しかし、どうしても棒を探すように腰をゆすったり、棒を入れる瞬間に大きな声を上げてしまうことだけは、避けられなかった。
全員が席に着いて間もなくすると次の授業、数学の担当である北島玲子が入ってきた。
玲子は教室に入ると、
「水野さん、もう、慣れたかしら?
さっきは廊下ですごい声が聞こえたけど、もう大丈夫?」
「え、あ、はい・・・」
由紀は、朝礼の後の自分の乱れる様を思い出してしまい、真っ赤になってうつむきながら答えた。
「そう、まあ、初めてだから仕方ないけど、早く慣れるようにするのよ。
それじゃあ、授業を始めます。
きょうは、因数分解からよ」
玲子は、さっさと授業に入っていった。
授業は淡々と進んでいく。
しかし、静かな教室の中に、ときどき少女の呻き声が混じってしまうのはどうしようもなかった。
しばらく、授業が進んで、一通り全員の少女の椅子が淫らな動作で少女の股間をいじめたころ、玲子は黒板に2・3問の問題を書き、生徒を指名していった。
どうやら黒板に出て問題に答えろということらしい。
まず指名されたのは川上綾であった。
「はーい」
舌っ足らずな感じで返事をして綾は立ちあがった。
「んひゃん!」
かわいらしい声を上げて椅子の棒を抜き、立ち上がった綾は黒板の方へ歩いていく。
綾は濡れた股間を必至に隠すように内股になりながら、ゆっくりと歩いていった。
綾は童顔で身体が非常に小さく、由紀よりもさらに身長が低かった。
また、胸もほとんど膨らんではおらず、完全にまったいらという感じで、薄い胸板にこれまた小さくとがった乳首がセーラー服を通して見て取れる。
一見したところではまるで小学生のようである。
しかし、そんないたいけな少女がシースルーのセーラー服を着て、歩けば股間やお尻が見えてしまうスリット入りのスカートをはいて歩いているのだ。
その傍らに座っている男子生徒も、当然ただでは通してくれなかった。
恥ずかしそうに小さな身体をさらに縮こまらせて歩いている綾の前に、男子生徒の脚が飛び出てきた。
男子生徒は脚を床に投げ出すという感じで綾の前を遮ったのである。
「あ、あの・・・通してぇ・・・」
綾は、おずおずと男子生徒にお願いした。
「あ、ごめんごめん、別に気にしないでいいよ。跨いじゃって」
少しでも、大きく脚を動かせばスカートのスリットが開いて中身が見えてしまう。
しかし、その男子生徒は一向に脚をどかす素振りを見せなかった。
仕方なく、綾は、ゆっくりとその脚を跨ぐことにした。
なるべく脚を高く上げないように、そして、手で必至にスカートの前後を押さえながら。
そして、綾が男子生徒の脚を跨ぎ、後ろの足を前に持ってこようとした瞬間、いきなり男子生徒が綾の脚の間に投げ出していた脚を、高く持ち上げたのである。
せいぜい足首ぐらいの高さの障害物を越えようと、なるべく低く脚を上げていた綾は、その、男子生徒の脚に見事に引っかかってしまった。
「えっ、あっ、あ!」
綾はバランスを崩してしまい、スカートを押さえていた手を離して、ばたばたともがいてしまった。
上半身が前かがみになってしまい、スカートの前のスリットがひらひらと舞ってしまう。
「あっ、綾ちゃんの無毛の割れ目、見ーえたっ!」
「やっぱ、綾ちゃんは幼くてかわいいな〜」
まだ、発毛の兆しすらも見えてこない未発達な割れ目を男子生徒に見られて、綾は真っ赤になった。
しかし、その綾の後ろ側はさらに大変なことになっていた。
男子生徒が脚を高く上げたために、脚を引っ掛けてしまった綾だったが、その後も男子生徒は脚を下げようとせず、綾の後ろ足をさらに高く持ち上げた状態で止めてしまったのである。
綾は、後ろ足を高く上げさせられ、既に手の押さえを失ったスカートはめくりあがり、また、スリットも開ききっていた。
「かわいーおしり!」
「あ、濡れ濡れオマンコ見ーえた!」
「まっすぐ、一直線の割れ目ちゃんだ。
しかも、ビチョビチョ!」
脚を前後に大きく開いたような状態で止められた綾は、後ろから濡れた秘唇がすべて丸見えとなっていたのである。
「あ、もう、やめてー!もう、下ろして!」
必至に哀願する綾だったが、
「早く乗り越えちゃいなよ。先生が待っているよ」
と、男子生徒は無慈悲な返事を綾に返す。
綾は、泣きそうになりながら、必至に後ろ脚を上げて、さらに股間を開きながら、ようやくその男子生徒の脚を越えたのだった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
授業中に股間を開いてみんなに見られるという、普通では考えられないような羞恥に、顔を真っ赤にし、切れた息を整えながら綾はようやく教壇に上り、黒板の前に立った。
綾は、何度か深呼吸をした後ようやく落ち着きを取り戻し、チョークを持って考え始め、
「うーん・・・」
とうなりながら、ちょっと首をかしげて問題を眺めていた。
そんな仕草がとても似合っており、綾のかわいらしさをさらに引き立てている。
「あ、そっか、こーか」
やっと、問題を解くきっかけを思いついたのか、綾はチョークを黒板に当てようとした。
しかし、そこで別の問題が持ち上がった。
問題は黒板のかなり上の方に書いてあり、その解答欄も黒板の上側だ。ただでさえ背の低い綾にとっては、背伸びをしても届くかどうかという高さである。
しかも、綾は今、教壇の上に立ち、周りの生徒よりも1段高いところでスリット入りのミニスカートをはいているのだ。
少しでも、背伸びをすれば、綾のかわいいお尻が丸見えとなってしまうであろう。
先ほど、脚を開いて恥ずかしいところを見られた綾だったが、それでも、お尻を堂々とさらけ出すのはやはり恥ずかしいのだった。
どうしようかと、迷っている綾に
「ほら、どうしたの川上さん。
そんなに難しい問題じゃないでしょ。
早く答えなさい」
と、さっさと板書するように玲子が促す。
綾は、仕方なく、背伸びをし、思いっきり身体を伸ばすようにして必死に黒板の上の方に答えを書き始めた。
「お、スカートの裾から、かわいいお尻を見せてくれてるぞ。
綾ちゃんはお尻も小さくて、かわいいなあ」
「ほんと、こうしてみるとホントに小学生にしか見えねーなー」
「でも、ほら、脚の付け根。
少し濡れてるぜ」
「やっぱ、身体は子供でも感じちゃうんだな〜」
背中から聞こえてくる恥ずかしい言葉に耳まで真っ赤にしながら、綾は急いで答えを書いていった。
ようやくすべての答えを書き終わった綾は、ふぅ、と一呼吸して伸ばした身体を元に戻し、今更のようにスカートの後ろを押さえて、かわいいお尻を隠すような仕草をした。
「はい、正解よ。席に戻っていいわ」
そう言われた綾は、今来た道を戻っていった。
途中、警戒するように先ほどの男子生徒を見つめたが、帰りは何をするでもなく、すんなりと通してくれた。
しかし、ホッとして歩き出した綾が急に、
「きゃう!」
と声を上げて両手で胸を押さえるようにしてしゃがみこんだ。
誰かが、輪ゴムを飛ばして綾のまだ膨らんでもいない胸の中心で、つつましく色づいているピンクのさくらんぼに当てたのである。
スカートを押さえるのに一生懸命だった綾は、突然の乳首への刺激に驚き、胸を押さえてしゃがんでしまったのだった。
「やっぱ、綾ちゃんの胸って敏感だなあ」
「そんな綾ちゃんの仕草がかわいいんだよね」
綾は、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして立ちあがり、やっとの思いで自分の席に戻ってきた。
そして、ほかの少女たちと同じように、うつむきながらスカートの前のスリットから手を入れて、無毛の割れ目をさすり出した。
既に、興奮状態にある綾の秘裂はすぐさま濡れ出す。
そうして、股間全体に愛液を広げた綾は、後ろの椅子を見ながらゆっくりと腰を落としていった。
「んあぁぁ・・・」
目をしっかりと閉じ、顔をしかめながら体内に棒を迎え入れ、ようやく綾は席についたのだった。