第41章


 由紀は、傾斜三角棒の苦悶の道のりの、3分の2ほどのところを通過していた。
 だがもはや、気息奄奄という有様で、満足に呼吸することすら難しくなってきている。
 全身からは、少女の苦悩を思わせる汗が流れ出し、既にセーラー服の生地がその中身を浮きあがらせて、小さくも硬くしこった桜色の乳首がはっきりと見て取れるまでになっている。
 そして股間からは、少女とは思えないほど乱れた秘唇から、おびただしい量の愛液が漏れ滴っているのだった。
 ロープの結び目を1つ通過するたびに、そして、次の結び目に向かって股間を滑らせるたびに、由紀は無限に悦びの蜜を湧き立たせながら進んでいく。
 由紀の手が握っているロープは、ついさっきその上を通過したばかりの希の愛液で濡れているが、由紀の股間を通過する際に、それに倍する由紀の蜜液によってさらに粘度が増し、そして多量の蜜を吸ったロープが由紀の後ろから登っている瑞穂の手へと渡されていっている。
 そんな自分の体の反応をはしたないと思い、そして恥ずかしいと嘆いても、由紀にはどうすることもできなかった。
 

 2階までの道のりの約4分の3をクリアし、由紀にもどうにかゴールが見え始めたころ、由紀に新たな関門が振りかかってきた。
 そう、何も授業を受けるのは5人の女子生徒たちだけではない。
 残りの20人の男子生徒もまた、音楽室に向かっているのである。
 廊下を歩くことに何らハンディのない男子生徒は、ゆっくりと休み時間を満喫し、そして少女たちが教室を出てからかなり遅れて教室を後にしたのだが、この階段において悠々と少女たちに追いついたのである。
 その階段を軽快に登っていく男子たちの存在は、少女たちにとって新たな試練となっていくのであった。
 

「おーい、女子が階段上っているぞ」
「あ、ほんとだ」
 由紀は、背中から聞こえるその声に、ビクッとして全身を震わせた。
 そう、男子生徒がこの階段にやってきたのである。
 それにより、これまでとは比較にならないほどの恥辱を受けることは、火を見るより明らかなことであった。
「お、先頭にいるのは、由紀ちゃんじゃないか」
「まじ〜、どれどれ」
 男子生徒たちは、余りにも容赦なく由紀に近づいてきた。
(あ・・・あぁ・・・・いやっ、こ、来ないでぇ!!)
 由紀は、新たなる羞恥の種に全身を震わせる。
 しかし、そんな由紀の心を知らずに、いや知っているのだがあえて、男子生徒たちは1人、また1人と思い思いの少女の側へと近づいていくのだった。
 

「お、予想どおり由紀ちゃん濡れ濡れだぁ」
「うっわぁ、膝の方までびっしょり垂れてる。
 こりゃ、さっきの授業のときよりもひどいんじゃない?」
 由紀の側に寄ってきた男子たちが、三角棒とその上のロープに深々と食い込んで、はしたない涎を垂らし続けている由紀の無毛の割れ目を、正面から回り込んで覗きこむようにして、論評し合った。
「いやっ、こ、来ないで!見ないで!
 お願いぃ・・・」
 由紀は、何とか恥ずかしい部分を男子の目から遠ざけようと、脚をすり寄せようとして内股に力を込めるが、両脚を割り開くことを強制する三角棒がそれを許そうとはしない。
 そして、両手は身体を支えるためにロープを掴んでいる。
 もし、この手を放してしまえば、由紀の身体は支えを失って下に向かって滑り落ちてしまうだろう。
 度重なる快感で身体じゅうの力が抜けかかっている今の由紀にとって、その身体を片手で支えることすら不可能であり、片手で身を隠すことすらかなわない。
(うぅっ・・・あ、脚を閉じられない・・・・て、手も・・・ダメ・・・放したら落ちちゃう・・・・・)
 結局、両脚を開いたまま閉じることもできず、両手をロープにかけたまま放すこともできないという、奇妙な拘束状態にある由紀は、恥ずかしい部分を一切隠すこともできずに、全てを男子たちの目の前に晒すほかはなかった。
 由紀の上半身はセーラー服に覆われてはいるものの、既に大量の汗でその色は失せ、遠目にもかわいらしい乳首の色形がわかるほどになってしまっている。
 そして、由紀の下半身を覆っているのは、余りに短いスカート1枚のみ。
 そのスカートすらも、三角棒の上に股を開いて乗っかっている状態では、その機能を最大限に発揮して、前も後ろも真っ二つに分かれて、その中に隠しておかなければならない部分を、露ほども隠す気配はない。
 由紀は、恥辱の真っ只中で震えることしかできなかった。

 そんな由紀に、男子は容赦ない言葉責めと視姦を続ける。
「でも、由紀ちゃん、あんまり恥ずかしがってばかりだと、授業遅れるよ」
「そうそう、由紀ちゃんが進まないとほかの女子も登れないしね」
 そう言って、由紀の周りに集まった男子生徒たちは、由紀を急かした。
 男子たちは別に由紀やほかの女子たちのことを心配して言っているわけではなく、男子の意図は、明らかに由紀のもっと恥ずかしい姿を見たいというものであったが、確かに言っている内容そのものは事実である。
 授業の時間は刻一刻と近づいているのも事実だし、由紀が進まないことには、後ろで同じく三角棒の辱めを受けているクラスメイトたちもいつまでたっても2階にたどり着けないのもまた事実であった。
(だめ・・・クラスのみんなに迷惑はかけられない・・・)
 由紀は、苦悩に顔をゆがませながらも、必死に上に登ろうと両手に力を込めた。
「うぅ・・・・」
 それに伴い、股間を通るロープはさらに食い込み、そして擦っていく。
「あひっ・・・く・・・くぅ・・・・・」
 男子の目の前だと言うのに、由紀の淫裂はさらなる恥じらいの蜜をふりまき、そして耐えがたい刺激で由紀の全身を痺れさせてしまう。
(あぁ・・だ、だめ、みんな見てる・・・こ、これ以上恥ずかしいのはいやっ!)
 だがそんな由紀の願いとは裏腹に、再びロープの結び目が襲いかかる。
「あぐっ・・・」
(そ、そんな・・・・も、もう・・・・・・・)
 結び目が由紀の無毛の割れ目に滑り込む瞬間、肉の豆を押し潰す。
(あ・・・あ・・・・ま、また・・・・くっ・・・くぁ・・・・んっ)
 その結び目を敏感な突起が乗り越えた瞬間、一瞬ビクッと由紀の背中が後ろに反れる。
 それと同時にさらにはしたなく蜜を溢れさせる蜜壷。
 そんな恥ずかしい姿を、今度は男子生徒たちの目と鼻の先で演じなければならないのである。
「ほら、由紀ちゃん、もう一息で1つ越えられるよ」
「今、結び目はちょうどオマンコの中かな?」
「あ、後ろから見えてきた。
 それにしてもこのロープ、ちょっと濡れ過ぎなんじゃない?」
(い、言わないで・・・・お願い・・・)
 目の前で恥態を晒し続ける由紀に対して、男子生徒たちの無慈悲な声がこだまする。
 

 そうして由紀は、1つ、また1つと結び目を越えていき、そのたびに恥ずかしい反応を男子たちに見られ、そしてはやしたてられながらも、あともう少しで2階に到着するというところまで差しかかっていた。
(あぁ・・・もう少し・・・もう少しで・・・・・・)
 由紀は限界に近づきつつある身体を必死につなぎとめて、目の前までやってきたゴールを切望していた。
「由紀ちゃん、頑張って、もう少しだから」
 既に2階に上がっている希から励ましの声がかけられる。
(の、希ちゃん・・・もうすぐ・・・・・・・・もうすぐだ・・・)
 由紀は、最後の力を振り絞って残り1mほどを登りきろうとした。
 と、そこへ1人の男子生徒が由紀のすぐ後ろから声をかけた。
「ゆーきちゃん、この学校にはもう慣れた?」
「え?」
 由紀は突然かけられた声に、わずかに首をひねって反応した。
「でもね、うちの学校だと、こんなこともあるんだよ」
 その男子生徒は笑顔で由紀の後ろのロープに手をかけた。

「や、やめろ!!
 だめっ!由紀ちゃん耐えて!!」
「えっ!な、何?!」

 鋭く飛び交う希の声と、戸惑い慌てた由紀の声。
 そしてその瞬間、由紀に衝撃が走った。

「んあぁぁぁ!!!!!!!」

 何と、由紀の後ろのロープに手をかけたその男子生徒は、いきなりそのロープを強引に後ろ側に引っ張り下げたのである。
 少女たちの力でもある程度伸ばすことができるほど弾力に富んだロープを、男子が力任せに引いたのだから、そのロープの上に跨っている由紀にとってはたまったものではない。
 由紀が手で握って持ち上げている部分のロープは下に引っ張られ、その分、たるんでいたはずのロープが嫌も応もなく後ろに、すなわち股間に引き込まれる。
 その動きによって、まだ10cmほど余裕があったはずの次の結び目が、急遽由紀の女陰に叩き込まれたのであった。
「ひぃぃ・・・・・くぅ・や、いやぁ!!!」
 その由紀を窮地に追いやった男子生徒は、なおもそのロープを手にしたまま、前後、上下、左右と思いのままにロープを操る。
 そしてその動きに合わせて、由紀の喘ぎ声すらも制御下においていた。
「んあぁぁ!!くひぃ!!!あうっ!!あぁぁぁ!!!!」
 由紀は、ロープの動きに合わせて、右に左に、前に後ろにと、身体を悶えさせ、はしたなく恥ずかしい声を上げさせられている。
「ちょっ、ちょっと!!やめなさいよ!!!
 由紀ちゃんに何てことするのっ!!!」
 希が2階から叫ぶが、ロープを操る男子生徒は、その遊びを止める気配はなかった。
「いやぁ!!!・・・・も、もう・・・・んあぁぁ!!
 だ、だめ、だめ、だめ、だめ・・・・くぅ・・・も、もう、らめぇぇぇ・・・・・」
 由紀は、泣きながら「だめ、だめ」と繰り返す。
 そして突然、その終焉が訪れた。
 ロープを操る男子が、思いっきりそのロープを上に引っ張り上げたのだ。
 それは由紀の腰が持ち上げるほどの力が込められており、一瞬由紀の全体重がロープ1本の上に乗りかかった。
 そしてそのときロープの結び目は見事なタイミングで、由紀の最も多感で繊細な器官であるクリトリスの真下にあった。

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!!」

 学校中に響くかと思われるほどの嬌声を上げて、由紀は背中を反らし、つま先までピンと伸ばしてこの世の快楽を全身に受けとめたかと思うと、プシャッと大量の愛液を放出して・・・・・逝ってしまった。

 3時間目の男子のいたずらにも耐え、給食のいたずらにも耐え、そして昼休みの廊下渡りにもどうにか逝かずに耐えてきた由紀であったが、この階段登りで限界すれすれにまで膨れ上がった性感に、男子のいたずらが加わることで、とうとうその防波堤を超えてしまったのである。
 

 だが、由紀の受難はこれだけでは終わらなかった。
 由紀は果てた瞬間、全身の筋肉の緊張が緩み、一瞬ロープを掴む両手の握力を失ってしまったのである。
 そしてそれは、由紀の全体重を支えていたたった1つの命綱を手放したことと同義であった。
 由紀の身体は、唯一の支えを失って落下をはじめてしまう。
 力尽きた由紀には太腿を締めて落下を食い止めることはできない。
 いや、仮に太腿を力の限り締めたとしても、大量の淫汁でビショビショに濡れた三角棒の表面では何のブレーキにならなかっただろう。
 どちらにしても、由紀の運命は両手を放した瞬間に決定してしまったのである。

 支えを失い、かつ大量の恥ずかしい潤滑油に満ち溢れた由紀の身体は、予想以上の早さで傾斜三角棒の上を滑り落ちていく。
 そしてそれとともに、身体が滑るのと同じ速度で、由紀の秘肉とロープが擦り上げられていくのだ。
 ましてやそのロープには大量の結び目が30cmおきに用意されている。
 由紀はそれらの刺激に悶絶したまま滑り落ちていくしかなかった・・・。

「あひっ、あんっ、くひぃぃ!!あ、い、いや・・・と、とめ・・・あひぃぃ!!!」
 由紀は絶頂の余韻に浸る間もなく、怒涛のような快楽責めに突き落とされてしまった。
 由紀をいじめていた男子の手は既にロープから離れており、由紀の身体を止めるものは何も存在しない。
 由紀の身体は重力の手に引かれるまま、淫ら極まりない滑り台を滑り落ちていく。
「あ・・と、とまらな・・・・くぅ・・ま、また、また、また・・・・ああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 逝った直後で敏感になりすぎている身体に、さらなる強烈さで淫らな刺激を与えられてしまっては、到底今の由紀に耐え得るものではない。
 由紀は傾斜三角棒を滑り落ちる間に、再び恥ずかしい姿を晒してしまったのであった。
 

 そのころ・・・・・・

 瑞穂は、かわいらしい顔を真っ赤に染め上げながら、傾斜三角棒を必死に登っていた。
 だが、どうあがいても隠すことの不可能な淡い叢に覆われた秘密の亀裂、そしてスカートの隙間からあられもなく剥き出されてしまった小さなお尻が、男子たちの恰好の餌食となり、さらなる羞恥の渦へと、瑞穂を引き込んでいく。
「あ、あんっ、も、もうだめですわ・・・。
 お、お願いです・・・・み、見ないでくださいぃ・・・・・あ、くぅぅぅ・・・・」
 恥らっては進み、進んでは悶え、悶えては喘ぎ、喘いでは恥らう。
 お嬢様然としたいかにもおしとやかそうな美少女である瑞穂が、破廉恥この上ない三角棒の上に大股を開いて跨っているだけでも本来はありえないことなのだが、さらにその上のロープを秘唇にネップリと咥え込みながら、息も絶え絶えになって淫らな舞いを舞っているのである。
 前から見れば、汗で身体に張り付き限りなく透明に成り果てたセーラー服越しに、かわいらしい小さなさくらんぼが2つ、身体の動きに合わせて揺れている。
 後ろから見れば、坂を登るために前傾せざるを得ない瑞穂の、たっぷりと蜜を吸い、そして新たな蜜を湧き立たせる淫裂、会陰部、蟻の門渡りから肛門に至るまで、およそ女の子にとって恥ずかしいと思える部分のありとあらゆるものが丸見えなのである。
 周りを取り囲む男子にとっては、最高の時だったが、瑞穂には地獄のような恥辱の極みであった。
 それでも、必死に小さな1歩を重ねていく瑞穂は、自分のわずか前方の惨事に気がついてはいなかった。
 

「瑞穂ちゃん!!あぶない!!!」
 瑞穂は、上の方から振りかかる鋭い声に自分の名前を聞いて、ハッと上に顔を向けた。
 今にも飛んでしまいそうになる意識の中で、瑞穂は少し離れたところに見えるはずである由紀の後姿を予想していた。
 そして、それは確かにあった。
 しかし、その由紀の後姿までの距離は、遥かに予想を裏切るものであった。
 瑞穂は自分と由紀との間には3mほどの間隔があると思っていた。
 いや、数秒前までは確かにそれだけの間隔が存在していた。
 だが、今、目の前に迫り来る由紀の白いお尻は、もはや目の前、10cmほどの距離しかなかった。
「きゃあ!!」
 瑞穂が悲鳴を上げた瞬間、2人の身体は交錯した。

 それは、2人の少女たちにとって、余りにも悲惨な出来事であった。
 恐らく当の本人たちには自分たちに何が起こったのかよくわからなかったであろう。
 だが、周りで見ていた多くの男子生徒は、その様子を本人たち以上にはっきりと認識し、そしてその出来事が起こったことに大いなる悦びを感じていた。

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 2人の少女に起こった惨劇は、次のようなものだった・・・・。

「あんっあんっあぁぁぁっ!あひぃぃぃぃ!!」
 由紀は落下をはじめると、三角棒の刺激とロープの摩擦、そして結び目の魔の手によって、ほとんど逝きっぱなしの状態で斜面を滑っていっていた。
 だが、いつまでも滑り落ちるわけではない。
 由紀の後ろには瑞穂をはじめ、3人のクラスメイトたちが同じように恥態をふりまきながら上っているのである。
 そして滑り落ちる由紀は、当然の結果としてすぐ後ろで恥ずかしい姿を晒しながら階段を上っていた瑞穂と接触してしまったのである。
 斜面を滑っていく由紀は、まずはじめに瑞穂のロープを握り締める手にぶつかった。
 と、そこで止まればよかったのだが、なんと滑り落ちる由紀のびしょ濡れの小さなお尻は、そのロープを握っている瑞穂の小さな両の手に、滑りながら乗り上げてしまったのだ。
「くひぃぃぃ!!!!!」
 由紀は途端に全身を震わせて悲鳴を上げる。
 それも当然であろう。
 今の今までロープの結び目に四苦八苦していた、いや既に屈服していた由紀が、その結び目の何倍もの大きさもある瑞穂の両拳を股間にはさみ込み、かつその上に全体重がかかってしまったのである。
 由紀は、瑞穂の両手の上で、瑞穂の両手で、クラスメイトの両手で・・・・・今までの感覚を遥かに上回る無上の絶頂を迎えてしまっていた・・・。

   ・
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 空白の時間、それは由紀にとっては無限にも等しい時のように思えたが、実際には十秒もたってはいなかった。
「くうんっ!!」
 由紀は、とある感触によって、度重なるアクメと全身を痺れさせるような絶頂の淫夢から、現実へと帰ってきた。
「あ、ゆ、由紀さん・・・・あ、あの・・・・」
 由紀の後ろから、今にも消えてしまいそうなほどか細い声が聞こえてくる。
 そして、その言葉に前後して由紀の敏感になりきった身体に、細かな刺激が加わってくる。
 由紀は、今の自分の状況を把握していなかった。
 だが、自分の股間から流れてくる温かくも甘く切ない刺激が少しずつ由紀の頭を現実に引き戻していく。
 そして、さらに数瞬後、由紀は自分の現在の状況を知ってしまった。

 何と、由紀は両手でロープを掴んでいる瑞穂の両手首の上に完全に跨っていることに気がついたのである。
 そう、勢いづいて滑り落ちてきた由紀は、由紀の両拳に乗り上げ、絶頂を極めつつも、その拳を乗り越えて瑞穂の腕の上に乗り上げてしまったのだ。
 そして、先ほどから感じる優しく、それでいて甘い刺激は、何とか由紀の股間から手を抜こうとして、もじもじと腕を揺する瑞穂から送られてくるものだったのである。
 瑞穂は何とか由紀の股の下に埋まっている両手を抜こうとしていたのだが、いくら軽いとはいっても人1人の体重がかかっているのだ。
 そう簡単に引き抜くことができるわけがなかった。
 そしてそんな努力が、再三に渡り刺激を受け続け鋭敏に感度を増した由紀の秘肉へと伝わり、そして手首に秘部を押しつけながらお座りをしている由紀を、静かに悶えさせたのであった。
「んっ・・・み、瑞穂ちゃん・・・・ご、ごめ・・・あんっ・・・・だ、だめっ、う、動かさな・・・い・・・で・・・・んっ」
 由紀は、いまだ手を抜こうと悪戦苦闘している瑞穂に、嘆願した。
 瑞穂が力を込め、指や手首を微妙に動かすたびに、たまらない波動が由紀の秘裂に伝わってくるのである。
 だが、由紀もまた逝った直後で全身の力が完全に抜けきっており、かすかに身体を揺する程度のことしかできない。
 自力で身体を浮かして手を抜いてあげることがなかなかできないのである。
 由紀は、ふと自らの下半身に目を向けた。
 そこには、自分の脚の間からピョッコリと飛び出した瑞穂の両手があった。
 だが、そのかわいらしい小さな手には、たった今由紀の秘穴から漏れ出たばかりのはしたない蜜の液によって、満遍なく光沢を帯びてしまっていた。
 瑞穂がかすかに指を動かすだけで、「ニチャッ」と音を立てるほどである。
(こ・・・こんな・・・・・)
 由紀は自らが晒している余りにも淫靡な恥辱に、全身をこわばらせて絶句した。
 階段でアクメを迎えてしまった上に、滑り落ちながら何度も絶頂を迎え、そしてあまつさえクラスメイトの両手で気をやってしまったのである。
 そして、なおもその両手を跨いだまま、恥ずかしい液をいっぱいに噴き出し、晒し物になっているのだ。
 とても、由紀のうぶな心では正視できぬ惨状である。
 だが、そのどれもが現実であり、そしてその全てが周りを取り囲む男子生徒たちの目に映っているのである。
 由紀は、自分のはしたない蜜に濡れる瑞穂の両手を、自分の手で包み込むようにして男子たちの目から隠すと、恥ずかしさからか、それとも悔しさからか、それともそのどちらでもないのか、わけがわからないままに、目じりから涙を溢れさせていた。


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