第37章


 由紀の恥辱の限りを極めた3時間目の授業はようやく終わりを告げた。
 授業中に想像を絶するほどの辱めをその身に受けた由紀は、終了の礼をした後、自分の机に持たれかかり、その身を休ませていた。
 しかし、再三に渡りいやらしいいたずらに晒された由紀の身体は、既に本人の意思とは関係なく発情している。
 何しろ、椅子のバイブで媚肉の奥底を掻き回された後、男子たちによる縄跳びのいたずらを際限なく受け、さらに発表の後も椅子のバイブによって思いのままに悶えさせられたのだ。
 しかも、信じられないことにそれだけの陵辱を受けながら、この授業中、1度として達してはいないのである。
 バイブによる責めも、男子たちの縄跳びの責めも、全て由紀が逝きそうになると、ぴたりとその動きを止めて由紀の身体を弄ぶ。
 しかし、決して身体にくすぶる淫の炎を消し去ろうとはせず、消えかかっては再び燃え上がらせられ、燃え上がるとまた勢いを削ぐという感じで、絶えず弱火から中火のところで行ったり来りを繰り返させられた。
 そんな女の生理現象を無視した辱めに、由紀の身体は完全にコントロールを失いかけてしまっていた。
 由紀は、机に持たれかかってしゃがみ込みながらも、腰をガクガクと揺らして、息を荒げている。
 既に、女陰は濡れに濡れ、ポタポタと雫を落としながら、床に刻一刻と染みを広げていっている。
 そんな由紀に、希の心配そうな声がかけられた。

「ゆ・・・・・由紀ちゃん・・・・・、大丈夫?」
 とても大丈夫そうには見えない親友に、希は肩に手をかけながら問いかけた。
 だが、そんな声をかけている希の方こそ、大丈夫とは言い難い。
 何しろ、あの抗議からずっと休みなしでバイブレーターにいたぶられ続けていたのだ。
 その間、希は何度も耐えきれずに教室じゅうに響き渡るほどの声で、喘ぎ、悶えた。
 そしてそのたびに、泣きそうな顔で声を殺し、身体の疼きを鎮める努力をしてきたのだ。
 ほとんど功を奏してはいなかったが・・・。
「はぁ、はぁ・・・・・んっ・・・・・・はぁ・・・・」
 由紀は、そんな希の問いかけにも答えることもできずに、全身を震わせて、身体じゅうを駆け巡る淫靡な電流に必死に耐えていた。
 一瞬でも気を抜けば、両手を股間に持っていき、あられもなくはしたない姿を見せてしまいそうになる。
 由紀は、それだけは避けようと、必死に身体の疼きを押さえ込んでいた。
「由紀ちゃん・・・・・辛いとは思うけど・・・・・・・・・給食の準備しなきゃ・・・・」
 希は、机のところでうずくまっている由紀の肩を抱きかかえて、小さな声で由紀に語り掛けた。
「う、うん・・・・・・わ・・・わかってる・・・・・・んっ」
 由紀は、なおも疼き続ける身体を何とか起こし、希に肩を抱かれながら、ふらふらとした足取りで廊下へと歩いていった。
 由紀の歩いた後には、あまりにも恥ずかしい水溜りが、点々と続いていた。

 廊下には既に3人の少女たちが待っていた。
「由紀さん、希さん、大丈夫ですの?」
「ちょっとひどいな、あれは」
「由紀ちゃん、大丈夫?
 綾、あんなの・・・・・・・。
 それに希ちゃんも・・・・・」
 口々に由紀と希とを気遣う言葉が掛けられる。
 希は努めて明るく、一方由紀は、声を詰まらせながらも何とか受け答えをして、給食室までの道のりを、ゆっくりとした足取りで進んでいった。
 と、廊下を歩いているときに、瑞穂が希に声を掛けた。
「希さん、放課後職員室に呼ばれましたわよね・・・・・」
「・・・・・うん」
「希・・・もしかして・・・・・・」
「・・・・た、多分・・・・・・・・・・」
「え、そんなぁ・・・・希ちゃん、かわいそう・・・・・」
 クラスメイトたちの言葉に、由紀は戸惑った。
(えっ、な・・・何?やっぱり希ちゃんに何かあるの?)
「の・・・希ちゃん、もしかして私のために・・・、何かあるの?」
 由紀は、たまらず希に問い掛けた。
「・・・由紀ちゃんのせいじゃないよ。
 男子たちがひどすぎたのよ・・・・・・・」
「で、でも・・・一体何が・・・・」
「まだ、職員室に呼ばれただけだよ。
 何があるかはわからないわ」
 そう答える希だったが、その表情は明らかに何かを知っているような表情だった。

 由紀が、再度問いかけようとしたとき、少女たちは給食室に到着した。
 そして、きのうと同じように制服を脱ぎ去り、エプロンのみを身につけていく。
 当然由紀もそれに倣って、ふらふらと震えながらも、着替えていく。
 しかし、着替え終わったとき、由紀の姿はきのうとは比べものにならないほど淫らな姿となってしまっていた。
 先の授業のせいで、由紀のかわいらしいピンクの乳首は痛いぐらいに勃起し、エプロンの縁を思いっきり押し上げ、余りにも自己主張しすぎている。
 そして、エプロンの裾から伸びる太腿には、まだ乾ききっていない愛液が、だらだらと続いているのだ。
「いやっ!」
 由紀は、思わず股間を押さえてしゃがみ込んでしまったが、それはエプロンの生地に淫汁を染み込ませるだけの結果に終わってしまい、さらに恥ずかしい染みをエプロンの表面に浮かび上がらせてしまっていた。
(そ・・・そんなぁ、恥ずかしすぎるよぉ・・・・・)
 由紀は、自分の姿を改めて認識し、顔を真っ赤にしてしまった。
 ピンクの乳首は、硬く起き上がっているため、その位置はおろか形までも、エプロンの上からはっきりとわかってしまう。
 おまけに、エプロンの裾には大きな恥ずかしい染みを丸く染み込ませてしまっているのだ。
 由紀は、エプロンを身に着けながらもほとんど隠されていない胸と股間を庇って、両手で隠そうとしていた。

 しかし、これから給食道具を運ばなければならない少女たちは、両手で身体を隠すことはできない。
 当然、由紀も荷物を持たなければならないため、どんなに恥ずかしい姿でも、包み隠さず晒さなければならない。
 由紀は、荷物を運んでいるうちに、エプロンの上から固く勃起した乳首が顔を出してしまい、後半はピンクのさくらんぼを出しっぱなしの状態で荷物を運ばなくてはならなくなった。
 由紀は、余りにも恥ずかしい自分の姿に羞恥心でいっぱいになり、涙を目に浮かべながら、恥辱の給食当番を続けていくこととなった。

 また、授業中に激しい刺激を受け続けた希もまた、恥ずかしい姿と成り果てていた。
 由紀と違い人並みに成長を遂げている希の形よく膨らんだ乳房は、そのほとんどをエプロンの上からはみ出させ、そして授業中の椅子バイブのせいで興奮しきった乳首は、こちらも硬く勃起し、エプロンの端から恥ずかしそうに顔を出している。
 希もなるべくはしたない胸元を隠そうと努力したのだが、その努力は、黒々と濡れた陰毛をさらけ出すことと表裏一体である。
 エプロンを持ち上げれば、その分裾が短くなってしまうのだ。
 それも股下2〜3cmの極短エプロンである。
 乱れた身体を隠すには、余りにも心もとないエプロンであった・・・。

 教室に戻った5人の裸エプロン姿の少女たちは、男子たちのいやらしい視線に迎えられ、その恥ずかしい姿のままで給食の準備を進めていった。
 

 少女たちは、男子生徒たちの給食の準備が終わってから、自分たちの食事の準備をする。
 そして、自分たちの席に戻ろうとするが、当然男子たちはいやらしい罠を仕掛けようと、手ぐすねを引いている。
「由紀ちゃん、あたしが代わりになるから・・・先行って」
 希は、きのうと同じように由紀を庇おうとした。
 しかし、その言葉に、
「ううん、希ちゃんばかりにひどいことさせられない。
 あたし、きょうからきちんとする・・・・・」
 と、由紀は希の手助けを断った。
 そう、きのう自分の身代わりになって散々な目に合わされた希の姿を見て、自分だけ逃げてはいけないと思ったのである。
「あたし、大丈夫だから・・・・・頑張るから・・・・・」
 由紀の言葉に、希は一瞬声を止めたが、すぐにうなずいて、
「・・・・うん、わかった。
 一緒に頑張ろうね」
 と、由紀を励ました。

 2人は、全裸の上にエプロンだけを身に着けた、無防備極まりない姿のままで、昼食の乗ったトレイを持って、男子たちの間を抜けていくことになった。
 希も由紀も、事前にしっかりとエプロンの位置を直し、紐をしっかりと締め、ほとんど役には立っていない、はかなげな衣服ながらも、少しでも防御力を上げようと無駄な努力をして男子たちの中へと進んでいった。
 2人の美少女は、回りの動きに注意を払いながら歩いていくが、両手で給食の乗ったトレイを持ち、そして、素肌にエプロン1枚だけという格好では、注意をしていてもどうなるものでもない。
 そんな不安を抱えながら、2人は少しでも早く駆け抜けようと、足早に歩いていく。
(は、早くしなきゃ・・・)
 由紀は、一刻も早く自分の席に着くことだけを考えていた。
 そして、それは希にしても全く同じであった。
 

 しかし、きのうと同じく男子たちも、ただでは通すまいと罠を張る。
(絶対に立ち止まっちゃダメだ・・・)
 希は、男子たちが何をしてこようとも、立ち止まらずに通り抜けようと心に決めていた。
 そんな強い意思を持った希に対して、男子たちは、なかなか手を出してこない。
(あれ、きょうは何もしてこないのかしら)
 希は、ちょっと拍子抜けした気持ちで、しかしホッとしたような表情で歩いていた。
 と、あと数歩で自分の席につくというとき・・・・・、
「きゃあ!
 うぐぅ!!
 あぁぁぁ!!!」
 希の後ろで、黄色い少女の悲鳴が鳴り響いた。
 由紀の悲鳴だった。

   ・
   ・
   ・

 由紀は、希の後を同じように早足で進んでいた。
 だが、希に対しては何も手を出してこなかった男子生徒たちが、由紀に向かっていたずらをしかけてきたのである。
 男子たちは、自分たちの横を通りすぎようとする由紀の股間に向かって、お箸を向けてきた。
 前の方から向かってくるお箸は、由紀の目からは給食のトレイの影になっていて、由紀はその魔の手が伸びていることに気がつかなかった。
 そして、その箸は突然由紀の最も敏感な部分に突き出されたのである。
 そう、さきの授業から硬くなり続けているクリトリスに。
「きゃあ!」
 早足で歩いていた勢いもあいまって、由紀の陰核に走った衝撃は、強烈なものとなった。
 由紀は、思わず腰を引いてしまう。
 しかし、それを見計らったかのように、由紀の後ろの男子生徒が、腰を引いたことによって自分の方に突き出されるようになった、白いお尻に向かって、1本のお箸を突き立てたのである。
 その目標は、深い谷間に隠れる魅惑の窄まり、アナルであった。
「うぐぅ!!」
 男子の狙いは寸分たがわず、見事に由紀の肛門のど真ん中に納まった。
 腰を引いた途端に突然お尻の穴に加えられた不意打ちに、由紀は顔をしかめながら声を上げて背筋をピンと伸ばし、お尻を引っ込めて、腰を前の方に逃がした。
 アナルには箸が1本突き刺さったままであったが・・・。
 しかし、その行動すらも男子たちの予想の範疇であった。
 クリトリスに刺激を受け腰を引っ込めたが、直後のアナル責めによって、はじめのときよりもさらに腰を前に突き出させるような格好になった由紀の淫猥なヴァギナに向かって、2本の箸が見事に挿入されてしまったのである。
「あぁぁぁ!!!」
 男子たちの連携プレーによって、とうとう膣の中にまでお箸を突き立てられた由紀は、声を上げてしゃがみ込んでしまった。
 しゃがみ込んだ拍子に、由紀の小さな肛門に刺さっていた1本の箸と、濡れた膣に刺さっていた2本の箸が、「カラン、カラン」と音を立てて床に落ちる。
 その箸の先には、由紀の恥ずかしい汁が、まとわりついていた。

   ・
   ・
   ・

 自分の真後ろから由紀の悲鳴を聞いた希は、とっさに後ろを振り返る。
「由紀ちゃん、どうしたの!!」
 希が首だけを後ろに向けて見たものは、3連続連携プレーを一瞬のうちにその身に受けて、床にしゃがみ込んでいく由紀の姿だった。
「また由紀ちゃんにひどいことを!!あんたたち・・・うっ!!」
 首だけを後ろの反らせていた希の姿は、余りにも無防備だった。
 男子たちは、今回なかなか隙を見せなかった希が後ろを振り向いた瞬間、希の死角から手を伸ばし、一瞬のうちに希の恥ずかしい穴へと到達し、由紀にしたのと同じ仕打ちを、そのかわいらしい秘穴に施したのであった。
 それも、膣に4本、アナルに2本の箸でもって・・・。
 後ろを向いて文句を言おうとしていた希は、その声を途中で止められて、うめいてしまった。
 それでも何とか崩れ落ちるのだけは耐え、内股になりながらも、その場で立ち続けた。
 だが、どんなに内股で必死に秘部を隠そうとしても、淫裂と肛門に突き刺された箸を隠すことは不可能である。
「う・・・ぐぅ・・・・」
 希は、流れ出しそうになる涙を必死に食いとめて、ゆっくりと自分の席へと歩いていく。
 両手がふさがっている希は、給食のトレイを机の上に置かなければ、自分の股間に突き立てられた箸を抜くこともできないのである。
 股間の前と後ろの穴に箸を刺して歩いていく希の姿は、余りにも惨めで滑稽であった。
 ようやく自分の席についた希は、トレイを置くと、真っ赤な顔をして自分の股間に突き刺さった箸を抜いていった。
 希の中に入っていた箸は余りにも細く、希を感じさせるということはなかったが、異物の挿入感と惨めな恥ずかしさは、ひとしおであった。
 希は自分の身なりを整えると、後ろでしゃがみ込んで男子たちにお触りを続けられている由紀のところまで戻って、肩を抱え、由紀に向かってくる男子のスケベな手を牽制しながら、由紀を席まで連れてきた。
 その間、由紀を庇うためにまたもや無防備になった希に対して、エプロンめくりや秘裂触り、お尻触りが行われたが、希は耳たぶまで真っ赤にして羞恥心に燃えながらも、由紀のためにと、必死に耐えた。

 そうして・・・・ようやく2人の少女は自分の席のところまで到達した。
 由紀は、希の手を借りて席につき、希も自分の席に座ったところで、ようやく安息のときが訪れた。
 


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